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未経験で営業から経理への転職。志望動機を書くときの2つのポイント

未経験で営業から経理へ転職を目指すときに悩むのが、志望動機ではないでしょうか。

何を伝えれば企業に納得してもらえるのか?を考えるのは、なかなか難しいものですよね。

本音を伝えてもよいのかという迷いもあるでしょう。

今回は、未経験で営業から経理への転職で、志望動機を伝えるときに気を付けることについてお伝えします。

経理の仕事がしたいと思った理由を伝える

志望動機というのは、簡単にいうと「私は御社に入社したらこういう仕事をしたいと考えています」ということです。

志望動機には次の2つが含まれていないといけません。

 

  • ①経理の仕事そのものについて興味を持ったきっかけ
  • ②その応募先企業でないとダメな理由

 

以下、この2つについて順番に解説させていただきます。

①経理の仕事そのものについて興味を持ったきっかけを盛り込む

未経験で営業から経理へ転職する場合、企業は「なぜ営業から経理なのか」と考えています。

まずはその疑問を解消する必要があるので、経理の仕事がしたいと思った理由を伝えるようにしましょう。

ポジティブな理由なら本音を伝えても大丈夫です。

 

  1. 「営業先から上がる売上だけではなく、コストについても考えるようになったのが経理に関心を持ったきっかけです」
  2. 「管理職になったのをきっかけに、会社から簿記の勉強をするように指示を受けたのですが、勉強しているうちにどんどんのめりこんでいきました」
  3. 「営業担当として、新規の得意先の決算書を見て取引を行うかどうかの判断を任されたのが経理の仕事に興味を持ったきっかけです」
  4. 「会社の経営に関わる仕事がしたいと思うようになり、会計について学んでいるうちに、決算書を作る経理の仕事に興味を持つようになりました」

 

など、自分が感じたことを素直に伝えると面接官にもひびく志望動機になる可能性が高いです(面接官自身も経理の仕事をしている人である可能性が高いためです)

未経験なのは企業もわかっているので、知識よりも経理に転職したい理由がポジティブなものであるかどうかの方が重要視される可能性が高いです。

経理の仕事がしたい!という思いがストレートに伝わるような志望動機を考えてみましょう。

②その応募企業に興味を持った理由を伝える

経理という仕事に対しての思いが強い人ほど、「なんでこの応募先企業なのか?」の理由が抜け落ちてしまう傾向があります。

(採用を行う企業側としては、「それならうちの会社でなくてもいいんじゃないですか?」というツッコミを入れたくなるポイントです)

企業は少しでも長く働いてほしい、活躍してほしいと考えているので「なぜうちの会社なのか」にきちんと答えられる志望動機が必要なのです。

もしあなたが「経理の仕事ができさえすれば会社はどこでもいい」と思っていたとしても、実際に作成する志望動機には「なんでこの応募先を選んだのか?」をしっかり盛り込むようにしてください。

なんでこの応募先を選んだのか?について考えるときには、その企業の業種や事業内容をよくチェックしてみると良いです(ホームページなどで確認できます)

経理の仕事内容は、それぞれの企業の業種や扱っている商品によって影響を受けます。

例えば、不動産会社であれば不動産物件特有の経理処理がありますし、海外との取引が多い企業の場合には外国の会計基準なども業務に関連してくるでしょう。

このような切り口をヒントに、「御社でないとこの仕事はできないと思いました」ということが伝わるように志望動機を作ることが大切です。

経理ができればどこの企業でもよいと思っていても、企業ごとに志望動機を準備しなくてはいけません(めんどうに感じる部分かもしれませんが、ここで手を抜くかしっかりやるかで面接に進めるかどうかが決まります)

応募企業のホームページや、業界研究の書籍(会社四季報など)を入念にチェックし、商品やサービス、企業独自の取り組みなどに興味があるということを、志望動機の中でアピールするようにしましょう。

ネガティブな理由は絶対に避けよう

未経験で営業から経理へ転職を目指すときの志望動機で、絶対に避けるべきなのはネガティブな退職理由を志望動機からにおわせないことです。

 

  • 「営業には向いてないと思ったので…」
  • 「営業よりも経理のほうが労働時間は短く、家族にかける負担も小さそうだから…」
  • 「人間関係が不得意な自分には、経理が向いてそうだと思いました…」

 

などの言葉を志望動機に盛り込むことは絶対に避けましょう。

このようなネガティブな理由で応募してきた人を採用する企業はまずありません。

現在のあなたが経理未経験であるかどうかといったことはあまり関係がありません。

企業は未経験者であっても、これからがんばって業務を覚えてくれそうな人、将来は管理職として活躍してくれそうな人を採用したいと考えています。

ネガティブな理由で応募してきた未経験者を採用するメリットはないのです。

たとえ本音であったとしても、ネガティブな理由の志望動機だけは絶対に避けましょう。

おさらいすると、志望動機には「①経理の仕事がしたいと思った理由」と「②応募企業に興味を持った理由」の2つを必ず含めるようにしましょう。

さらに、これらには「前職である営業で経験したこととの関連性」をアピールできるのが理想です。

採用担当者は「なんで営業から経理になろうと考えたのか?」に強い関心を持っているはずですから、その理由が違和感なく伝わるような志望動機にしましょう。

そして、本音であったとしても、ネガティブな理由は絶対に避けましょう。

応募書類は、企業側に「この人に実際に会って話を聞いてみたい」と思ってもらうためのものですから、ネガティブなイメージを与えてしまうことは避けなくてはなりません。

経理職を目指す第二新卒者は必見!面接につながる職務経歴書の書き方

私は過去に(もう10年ぐらい前ですが)、第二新卒として未経験から経理に転職した経験があります。

転職活動を始める前の段階では、第二新卒であることがとてもコンプレックスだったので、職務経歴書などを書くのはとても苦手だった思い出があります。

(新卒で入った会社を1年ちょっとで辞めてしまっていたので、「根気のないやつ」とか「根性のないやつ」というふうに思われるのが苦痛だったんです)

社会に出た経験はあるものの、スキルとして胸をはって提示できるような経験が少なく、職務経歴書を書こうにもどう書けばよいのか…と悩んでいたんですよね。

そんな私も、現在ではとある企業の経理管理職として、人事採用にも関わる仕事をしています。

当時いろいろ悩みながら転職活動をして、30社以上の会社に職務経歴書を送った経験から「こういうポイントを抑えれば良い」ということは自然と見えてきたように思います。

ここでは第二新卒の方向けに職務経歴書の書き方のポイントについて書かせていただきますね。

【経理志望の第二新卒者向け】職務経歴書には何を書けばいい?

「職務経歴書ってそもそも何を書けばいいの?」と疑問に感じている方も多いと思います。

第二新卒としてこれから転職活動を始める方の中には、転職活動そのものが初めてという方も少なくないでしょう。

新卒の就職活動ではまだ実務経験がありませんから、当然ながら職務経歴書というものはありませんでしたよね。

そこで「職務経歴書ってそもそもなんなのよ?」というところから行きたいと思いますが、

職務経歴書とは、ズバリ「自分の過去の経験からいって、私はこういうことができる人間ですよ」とアピールするための書類です。

より具体的にいうと、職務経歴書は次の3つの情報でできあがっている書類といえます。

 

  • ①今までどのような会社で働いてきたのか(社名や業界、企業規模)
  • ②どのような種類の仕事をしてきたのか(営業?経理?総務?人事?などなど)
  • ③前の職場ではどういう面が評価されていたのか(具体的なエピソード)

 

これら3つの情報をうまくもりこむためには、今までのキャリアの棚卸(たなおろし)を行う必要があります。

強調したい点、アピールしたい点をしぼり込みながら職務経歴書を作成していきましょう。

次の項目からは、経理職を目指す第二新卒の方が職務経歴書作成する際のポイントを具体的に解説させていただきます。

経理を希望する第二新卒者が職務経歴書に書くべきポイント

まずは、客観的にあきらからあなたについてのデータから書いて行きましょう。

例えば、どういう規模の企業で何年間仕事をしたのか、どういう資格を持っているのかといったことです。

 

また、経理に応募する場合には会計システムを使ったことがあるか?も重要なポイントになります。

経験したことがあるソフト(弥生会計、JDL、勘定奉行など)をすべて記載しておきましょう。

未経験の方はパソコンスキルや取得資格があれば簿記資格(2級以上が望ましい)等を記載します。

簿記資格がまだない場合には、現在取得に向けて勉強中であることを記載すれば問題ありません(受験日がいつなのか、についても書くことで計画的に学習を進めていることをアピールすることができます)

パソコンスキルや資格の記入例

弥生会計による日時会計仕訳の入力業務(主に経費関連)と、それに付随する証ひょう書類のファイリング業務(使用したことがある会計システムの名称は必ず記入しましょう)

  • Word(見積書等のビジネス文書作成)
  • Excel(VLOOKUP、ピボットテーブル、IF関数等を利用した文書作成等)
  • Accessによる請求書発行
  • 日商簿記検定3級を取得済みです。平成○年○月に同検定2級を受験予定です。

第二新卒であることが高評価につながる職務経歴書の書き方

経理業務はお金を扱う部署であり、従業員の給与や企業の経営に関わる大切な部署です。

経験者であっても正確な事務処理能力が求められます。

これから第二新卒者として転職活動を始める人の中には、「新卒者と比べると見おとりしてしまうかも…」と不安に感じてしまっている方もひょっとしたらおられるかもしれません。

しかし、結論から言うと「第二新卒であること」に引け目を感じる必要はまったくありません。

その理由としては、企業側としても第二新卒者は採用するニーズが確実にあるためです。

①社会人としてのマナーが身についていることをアピールする

社会人としての経験がある第二新卒は、社会人としてのマナーや常識がある程度備わっていることをアピールポイントにできます。

企業側としては、まだ学生気分の抜けない新卒者を現場に配備できるようにするためには、ビジネスマナーや社会人としての最低限の常識を集合研修などの形で教育を行わなくてはなりません。

研修期間中はその新卒者たちは企業にまったく利益を生み出していませんし、場合によっては研修に耐えられず退職してしまう人もいるのが現実です。

第二新卒者はこうした集合研修を経ることなく、比較的早期に現場の部署に配属させることができるという企業側にとっての大きなメリットがあるのです。

②中高年者と違い、職場に早く適応できることをアピール

また、第二新卒は年齢的にも若いため、新卒者と同様に、会社になじみやすいといった点においても十分なピールポイントになります。

転職活動では、こうした「相手にとってメリットになること」をアピールしない手はありません。

もちろん、職務経歴書には「マナーと常識があります」といったようにあいまいな記載をするわけにはいきませんので、下記のような形で「どのように、どのぐらいの期間ビジネスマナーを学んだのか」について具体的に記載するようにしましょう。

ビジネスマナーの習得についての書き方

平成○年○月〜○月の3ヶ月間、集合研修にてビジネスマナー研修を受講しました(具体的な内容としては電話対応や接客対応等です)

平成○年○月に営業所に配属され、OJTの形で先輩社員について業務研修を受けるとともに、接遇マナー研修を受講しました。

前職では在籍社員のビジネスマナー習得に力が入れられており、新入社員向けの研修を受ける機会が豊富にありました。

この研修を通して基本的なビジネスマナー、接遇マナーについて学ぶことができたことは、今後社会人として生活していく上での大きな財産となったと考えています。

これはNG!第二新卒のアピール間違い一例

色々な経験がある場合、どのようなことをアピールすればいいのか迷ってしまいがちです。

よくやってしまいがちなのが、「様々な創意工夫を行ってきました」等と抽象的に書いてしまうことです。

これでは読み手に何をどうしたのか具体的な内容が伝わりません。

アピールする際は具体的なエピソードを交えて記載しましょう。

職務経歴書の具体例

業務を早く覚えるためにメモを怠らずにわからないことはその日のうちに解決するようにしていました

見積書などの文書作成やフォーマットへの打ち込み等自分にできることは率先して行い、いただいた仕事にミスがないように確実な仕事を心がけていました。

第二新卒でも職務経歴書の中身は違う

前職種と転職先の希望職種が似ている場合とそうでない場合ではアピールポイントが違います。

前職の内容が経理職に近いが経理職は未経験の場合

例えば、経理職についていた場合は、前職と全く同じでアピールしやすいでしょう。

しかし、何らかの形で「会社のお金」を直接的に扱う部門(仕入れや調達、経理職ではないが財務企画や予算管理等)にいた場合であれば、仕事内容も経理と近接しているの絵アピールポイントとして活用できます。

このような場合は、その購買に携わった具体的な仕事内容を記載しアピールすれば、経験者に引けをとらないアピールとなるでしょう。

職務経歴書の作成例

仕入部にて勤務しておりましたが、見積書の作成や財務諸表に基づいた資料作り等も行っておりました。

また、社内の減価償却費の計算ができるフォーマットを作成し、経理業務を手伝う機会がありました。

部門の社員にはとても喜んでいただき経理部門の仕事に一役買いました。

経理職は全く未経験の場合

全く違う職種についていても、社会人経験は備わっています。まず、自分が経験した仕事内容について詳細に記載しましょう。

また、現在持っている資格や勉強中の資格などアピールできるものは記載します。

その後、なぜ経理職に就きたいのかということを、志望動機を盛り込み、自分の熱意ややる気を伝えましょう。

職務経歴書の作成例

数字を扱うことが好きで、学生時代のサークルでは経理を担当していました。

現在営業事務をしており、一般的なビジネスマナーや文書作成等の業務は一通りできるようになりましたが、やはり数字を扱う仕事がしたいと転職を決意しました。

現在簿記一級取得に向けて勉強中です(簿記二級は取得済)

ひとつひとつ正確な仕事が行えるよう努力してまいりますのでどうぞ宜しくお願い致します。

まとめ

第二新卒で転職する方向けの職務経歴書の書き方について記載してきました。

就きたい職種に対して経験があるかないかによってアピール方法も変わってきます。

また、第二新卒だからこそアピールできるポイントもたくさんありますので自信をもって自分の棚卸をして職務経歴書を作成してみましょう。

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