中小企業で経理を一人で担当しているあなた、転職を考えたことはありますか?
経理という職種は、数字を扱うことから一見地味に見えがちですが、
会社の財務状況を一手に担う重要な役割を果たしています。
しかし、中小企業における経理が1人というポジションは、
予想以上の危機に直面することも少なくありません。
業務の多忙さや専門知識の必要性、時には孤独感に苛まれることもあるでしょう。
転職を考える前に、これらの現実をしっかりと把握し、
自身のキャリアプランを見つめ直すことが大切です。
この記事では、中小企業の経理担当者が直面する具体的な課題と、
転職を考える際に注意すべきポイントをわかりやすく解説します。
経理の仕事に誇りを持ちつつも、次のステップを模索しているあなたに、
有益な情報を提供できれば幸いです。
こちらの記事もおすすめ
この記事の目次
中小企業経理一人が直面する退職リスクとは?
中小企業で経理を1人でしている方が退職を考える場合には、様々なリスクがあります。
あらかじめリスクを知っておけば、どのように対策していけばよいかが見えてきますよ。
- 経理業務のストップ・遅延の危険性
- 業務引き継ぎの不足とその対策
中小企業で経理を1人でしている方が直面する退職リスクや、対策について順に解説していきますね。
経理業務のストップ・遅延の危険性
中小企業の経理業務を一人で担当していると、業務のストップや遅延が発生するリスクがあります。
業務の遅れによって請求書の発行や支払い処理が滞ると、会社の信用が損なわれてしまうでしょう。
また、税務申告期限を守れない場合は、
罰則金が課される可能性もあります。
中小企業経理を辞める際にも、業務の引継ぎや処理がスムーズに行われないと、
会社の経営に混乱を招くことも考えられるため気を付けなければなりません。
経理業務のストップや遅延は、会社の健全な経営を脅かす要因となり得るので、
適切な対策を講じることが重要です。
業務引き継ぎの不足とその対策
業務を引き継ぐ人材が不在だと、業務の途中でストップしてしまう可能性が高くなります。
そのため、中小企業の経理の方が辞める際には、
業務引き継ぎの準備をしっかりと行うことが重要です。
業務内容や手順、システムの使い方など、
詳細かつ分かりやすくドキュメント化しておけば、円滑な引継ぎが可能となります。
さらに、引継ぎ先の人材に適切な研修やサポートをすることも大切です。
業務引き継ぎの不足を防ぐためには、計画的かつ体制を整えた対策が必要ですよ。
中小企業経理が退職を考える主な理由
中小企業経理が退職を考えることは珍しくありません。
退職を考える主な理由や対策を知れば、これからどのように行動していけばよいかがわかりますよ。
- 人間関係の問題とその解決法
- スキルアップ・資格取得への道
- 評価不足と過度な業務量への対処
中小企業経理が退職を考える主な理由や対策を順に紹介していきますね。
人間関係の問題とその解決法
中小企業で経理を一人で担当している方が抱える人間関係の問題や、その解決法について考えてみましょう。
中小企業では経理担当の方が一人であることが多く、他の部署とのコミュニケーションや業務量の負担が原因でストレスを感じることがあります。
このような場合、まずは部署間での円滑なコミュニケーションを図ることが重要です。
定期的なミーティングや情報共有をすれば、業務の進捗状況や問題点を共有し合えますよ。
さらに、業務の効率化や負担軽減のために、
業務プロセスの見直しや効率的なツールの導入を検討することも有効です。
中小企業経理担当者が円滑な人間関係を築き、業務効率を向上させるためには、
定期的なコミュニケーションと効率化の取り組みが重要になります。
スキルアップ・資格取得への道
中小企業で経理を一人で担当している方がスキルアップや資格取得を考える際には、自己啓発やキャリアアップの視点から検討することが重要です。
まずは、自身の強みや弱みを把握し、
どのようなスキルや資格が必要かを見極めるようにしましょう。
その後は、業界動向や求人情報をチェックし、
ニーズの高いスキルや資格を獲得することがポイントです。
さらに、専門書やセミナーを活用して知識を深めることも大切でしょう。
中小企業の経理を辞めるという選択も含めて、自己成長を促す一歩と捉える必要があります。
自己投資を惜しまず、将来に向けたスキルアップに努めましょう。
評価不足と過度な業務量への対処
中小企業で経理を一人で担当している方が感じる評価不足や、過度な業務量に対処する方法を考えましょう。
まず、自己評価をしっかりと行い、
自身の業務内容や成果を上司や周囲に適切に伝えることが大切になります。
また、業務量が過度になった場合は、
優先順位をつけて効率的に仕事を進めることが必要です。
さらに、適切なコミュニケーションを取りながら、
業務の負担を分散させることも重要になります。
中小企業の経理を辞めることを考える前に、評価不足や業務量の問題を解決するための対処法を試してみましょう。
経理担当者の退職リスクへの効果的な対策
中小企業で経理を一人で担当している方が退職する際、組織にとって大きなリスクとなります。
経理担当者の退職リスクに備えるためには、適切な対策が必要です。
- 業務マニュアルの作成と活用
- クラウド・デジタル化の推進
- 経理業務のアウトソーシングのメリット
- 教育・採用負担の軽減
- 業務の属人化防止
経理担当者の退職リスクへの対策について順に解説していきますね。
業務マニュアルの作成と活用
業務マニュアルは業務の手順やポリシーを記載した貴重な資料となります。
中小企業で経理を一人で担当している方が退職した場合、業務マニュアルを更新し、
新たな担当者に引継ぎをすることが必要です。
業務マニュアルの作成や更新は、定期的な見直しが欠かせません。
スムーズに引継ぎをするために、業務マニュアルの充実が重要です。
業務マニュアルを活用し、円滑な業務運営を実現しましょう。
クラウド・デジタル化の推進
クラウドサービスを活用すれば、経理業務のデータ管理や処理が効率的に行えるようになります。
経理業務の自動化やデータの可視化により、経理一人でも業務を円滑に遂行できるでしょう。
クラウド・デジタル化を推進すれば、業務の効率化や生産性向上につながると考えられます。
経理業務のアウトソーシングのメリット
経理業務をアウトソーシングするメリットは、業務の効率化や専門性の向上などが挙げられます。
アウトソーシングすれば、内部の作業負荷を軽減し、
経理業務に集中できる時間を確保できます。
また、外部の専門家に依頼すれば正確性や精度の向上が期待できますよ。
さらに、経理業務のアウトソーシングは、
コスト削減やリスク管理の強化にもつながります。
中小企業経理辞めることを考えている場合でも、アウトソーシングを検討すれば、
業務の継続性を確保し、円滑な業務運営を実現できるでしょう。
教育・採用負担の軽減
中小企業で経理を一人で担当している方が業務負担で悩んでいる場合に、教育・採用負担を軽減する方法をご紹介します。
まず、業務効率を上げるために、
業務フローを見直し自動化できる部分はシステム導入を検討しましょう。
次に、教育面では社内のマニュアルや教育プログラムを整備し、
新人教育や研修を効果的に行うことが重要です。
採用負担を軽減するためには、採用プロセスを見直し、
採用業務を外部委託することも検討してみてください。
これらの対策を実践すれば、中小企業で経理を一人で担当している方の業務負担が軽減し、
効率的に業務を遂行できるでしょう。
業務の属人化防止
業務の属人化を防止するためには、業務の共有化やマニュアル化が重要です。
業務を1人だけに依存せず、複数人で共有すれば業務のリスクを分散できますよ。
また、業務の手順やプロセスをマニュアル化すれば、
誰でも同じように業務を遂行できるようになるでしょう。
中小企業で経理を一人で担当している方が辞める際も、業務の属人化を防止すれば円滑な引継ぎが可能になります。
中小企業経理辞める際の注意点とスムーズな移行方法
中小企業の経理を辞めたい場合、どのような点に注意すればよいのか知りたいという方も少なくないでしょう。
中小企業経理辞める際の注意点とスムーズな移行方法を知り、円滑に退職できるようにしましょう。
- 退職意向の適切な伝達方法
- 有効な引き継ぎプロセスの構築
- 新しい機会への移行をサポートするリソース
中小企業の経理を辞める際の注意点や移行方法を紹介しますね。
退職意向の適切な伝達方法
退職意向を上司や人事部に伝える際、中小企業経理の方々にとっては特に慎重な対応が求められるでしょう。
まず、直接話すことが難しい場合は、
メールや手紙での伝達が適しています。
明確かつ丁寧な文章で、退職の理由や退職日を明記しましょう。
また、退職意向を伝えた後は、
円滑な引継ぎや手続きをすることが重要です。
上司や同僚とのコミュニケーションを大切にし、感謝の気持ちを忘れずに伝えれば、
良好な関係を築けますよ。
中小企業で経理を一人で担当している場合、退職後の業務の引継ぎや代行手配も重要です。
円滑な退職手続きをすれば、次のキャリアにスムーズに移行できますよ。
有効な引き継ぎプロセスの構築
中小企業で経理業務を一人で行っている場合、辞める際の引き継ぎプロセスは重要です。
まず、業務内容や手順を詳細に文書化しましょう。
次に、システムやデータへのアクセス権限を整理し、
次の担当者に引き継ぎます。
また、日常業務の進行状況や課題、
改善点なども共有しましょう。
最後に、引き継ぎ完了後も定期的なフォローアップをし、
スムーズな移行をサポートします。
これらの手順を踏めば、円滑な引き継ぎプロセスを構築し、
次の担当者に安心して業務を引き継ぐことができますよ。
新しい機会への移行をサポートするリソース
中小企業で経理を一人で担当している方にとって、新しい機会への移行をサポートするリソースは非常に重要です。
辞める際には、さまざまな不安や疑問が生じるかもしれません。
そのような時には、専門家のアドバイスや情報が必要です。
中小企業向けの経理サービスや転職支援サービスなど、様々なリソースがあなたの新たなステップをサポートしてくれますよ。
新しい道に進む際には、しっかりと準備をし、
将来に向けて前向きに進んでいきましょう。
大企業や特定分野への転職機会
中小企業で経理を一人で担当している方が、大企業や特定分野への転職機会を模索することは珍しいことではありません。
中小企業での経理業務を経験した方は、その経験を活かして大企業や特定分野での新たなキャリアを築けます。
中小企業の経理を辞めるという決断は、自己成長やキャリアアップを目指すための一歩となるでしょう。
大企業や特定分野での転職機会は、新たなチャレンジやスキルの習得を通じて、
より充実したキャリアを築くための可能性を秘めています。
大企業や特定分野への転職を考える際には、自身の経験やスキルを活かしつつ、
新たな環境での成長を楽しみながら進んでいくことが重要です。
まとめ
中小企業で経理を1人で担当している方が退職を考える場合には、直面するリスクや対策についてあらかじめしっかりと考えておく必要があります。
中小企業の経理を辞める際には、円滑な退職手続きができるよう慎重に対応しなければなりません。
転職を考える際には、自身の経験やスキルを活かせるようしっかりと準備しましょう。
ブラックな働き方をしたくない経理が絶対に知っておくべきこと
すでに経理として働いている人も、これから働く人も、
ブラックでしんどい働き方をしたくないなら、
入社する企業選びにはこだわってください。
経理は会社の大きさや業界によって働き方がまったく違う職種です。
どんなに優秀な人でも入社する企業をまちがえてしまうと、
低年収でブラックな働き方になってしまうので注意が必要です。
特に経理未経験の人は、
最初の1社目でどういう仕事の経験をするか?によって、
その後のキャリアに大きな影響が出るので注意してください。
「先輩の背中を見ながら仕事を覚えろ!」
みたいな昭和体質な会社に入ると最悪です。
ろくな教育もなくいきなり現場に放り込まれ、
訳もわからない状態で疲弊していく経理未経験者はものすごく多いです。
経理の給料はこうやって決まる
↓同じ経理でも、残念ながら以下の2種類の人に別れてしまいます。
- 入社当初から年収高めで働ける人と、
- いつまで経っても低年収…で苦しんでいる人
これは経験者・未経験者問わずです。
未経験者なら能力的にはみんな同じスタートのはずなのに、
なぜこんなふうに差がついてしまうのでしょうか?
理由は経理という職種の特徴にあります。
↓経理のお給料ってこれでほぼ決まります。
- 利益をちゃんと出している会社で働いているか?
- 利益を社員に還元する社風があるか?
- 社内でキャリアアップしていく仕組みが整っているか?
経理は営業マンのように個人の成績で給料が決まる職種ではありません。
経理の給料は「自分の会社がもうかっている会社か?」でほぼ決まることを知っておいてください。
あなたが入社する会社がまったく利益の出てない衰退斜陽産業だったり、
社長が利益をすべて自分のものにしているワンマン体質な会社であったりしたら、
あなたがどれだけ優秀な人であったとしても、
低年収でしんどい働き方になってしまうんです。
若くてやる気もあって優秀なのに、
なぜか給料がめっちゃ安い…
みたいな働き方をしている経理ってものすごく多いです。
同じ働くならお給料は高いにこしたことはないですよね。
なお、大手企業に入社すればOK!というわけではないので注意してください。
大手勤務でも安月給で酷使されている経理なんていくらでもいますからね…。
経理は営業マンみたいに「個人のノルマや営業成績」で給料が決まる職種ではありません。
あらかじめ担当範囲が決められた仕事を、
期限までにしっかりとこなすことが重要な仕事です。
「今月は営業ノルマ達成したからボーナスが出る」
みたいな働き方ではないんですね。
同じ未経験入社でもこんなにお給料が違う…
具体例として、
実際に募集されている経理求人を見てみましょう。
↓例えばこの2つはどちらも未経験者向けの求人ですが、
入社時の給料の額がまったく違います。
↑2つ目の低年収でしんどそうな求人…に、
あえて好んで応募する人はまずいないと思います。
経理は実務経験がとても重要視される仕事なので、
当然ながら未経験者はみんなゼロからの評価スタートになります。
ですが、同じ未経験者でも「入社する会社の体質」によって、
お給料の金額がまったく違ってくるのが現実です。
くりかえしになりますが、
経理の給料は入社する会社の良し悪しでほぼ決まります。
やる気もスキルもあるのに「転職活動のときに選ぶ会社をまちがえたこと」が原因で、ブラックな働き方になってしまうケースは本当に多いんです。
↑これ、めちゃくちゃ損なので注意してください。
ブラック企業で働く経理はこんなに悲惨…
あなたがどんなに優秀でやる気のある人だったとしても、
入社する会社がブラックだと悲惨な働き方になってしまいます。
↓例えばこんな感じですね…。
- 低年収なのに長時間労働を強制される…。
- ろくな新人教育もなくいきなり現場に放り込まれ、教わっていないことでミスして罵倒される…。
- 頑張ってるのに仕事を評価されず「経理は売上に貢献しない部署だからお荷物」みたいな扱いをされる。
- 決算前など繁忙期は日付が変わるまでサービス残業…。
実は私自身も経験があるんですが、
ブラック企業に搾取されたくない人は、
入社する会社選びには絶対にこだわるようにしてください。
↑これは未経験者も実務経験者もまったく同じですので、
くれぐれも注意してくださいね。
ホワイトな経理求人はこういうところで探すべし
ブラックでしんどい働き方を絶対にしたくない人は、
求人を探す場所を間違えないことが大切です。
ハローワークとかはブラック求人も多いんで避けてください。
経理は一種の専門職なので、
リクナビなどの「一般向けの転職サイト」も避けた方が良いですね。
↓具体的には、こちらのような
経理専門の転職サイトで求人を探すようにしましょう。
\ ホワイトな経理求人多数あり!/
↑転職サイトは完全無料で使えます。
無料アカウント登録で条件をしぼりこんで求人検索をかけられますよ。
年収額や未経験簿記資格なしOK・残業なしなど、
希望する条件に合った求人だけを検索できるのでとても便利です。
今すぐは転職する気がない人もやっとかないと後で後悔すること
今すぐは転職する気がない人も、
転職サイトへの無料登録だけは早めにやっておいた方が良いです。
なぜかというと、日常のストレスや疲れが限界までたまってくると、
転職サイトに登録するというかんたんな作業すらやる気なくなるんですね(実体験談)
そうなるとさらに今の職場への依存度が高まって、
「この仕事やめたいのにやめられない…。出口がない…」
みたいな精神状態になりがちなんです。
私も経験あるんですがこれめっちゃつらいですよ。
転職サイトで無料アカウントを作って、
年収や残業有無などの希望条件を入力しておくと、
自分にマッチする求人が出るたびに自動通知してもらえます。
気になった求人がきたらブックマーク保存しておきましょう。
↑日常的にこれやっとくだけでも、
「どうしても今の状況がつらくなったら転職もある」
という選択肢を持つことができます。
ホワイト求人に出会えるかどうかってそのときどきの運もありますから、
日常的に情報が自動でスマホに入ってくるようにしておくことが大切です。
忙しくて今すぐは転職活動できない人も、
無料登録だけはやっておきましょう。
↓1分でできる作業ですよ。
最後の最後にお伝えしたいこと
この記事を最後まで読んでいただきありがとうございました。
ここまで時間をかけて読んでくれたあなたに、
↓どうしてもお伝えしたいことがあります。
それは、経理という職種は「どういう会社で働くか?」によって、
お給料や仕事のしんどさに大きな違いが生じてしまうことです。
ノルマ達成率で評価される営業マンなどとは違って、
経理は「個人のパフォーマンス」が評価されにくい仕事です。
(逆にいうと、個人成績でプレッシャーをかけられることも少ない仕事です)
↓必然的に、経理のお給料は以下のようなことで決まることになります。
- 所属する会社が儲かっている会社か?利益を出せている会社か?
- 出した利益をちゃんと社員に分配している会社か?
- 仕事量が増えてきたら、きちんと人材確保に投資する会社か?
あなたがどんなに優秀で、やる気のある人だったとしても、
経理という職種をちゃんと評価する気がない愚かなワンマン社長が経営している会社や、
業績の悪く将来性もない斜陽産業の会社に入ってしまうと、
どんなにがんばっても安月給でブラックなしんどい働き方になってしまうんです。
入社の時点、というか転職活動の時点で、
経理のお給料や働き方は差がついてしまうということですね。
入社後にどれだけ交渉したとしても、
お給料を大幅に上げてもらうことは難しいので注意して下さい。
経理は上でも見たように「個人のパフォーマンスが評価されにくい職種」だからです。
ブラック企業みたいな会社にまちがえて入社しないようにするには?
このブログの中では、すでにくりかえしお伝えしていることかと思いますが、
ブラック企業にまちがえて入社したくない人は、
「求人を探す場所」をまちがえないようにすることが大切です。
経理は「どういう会社に入社するか?」によって、
給料や仕事内容がガラッと変わる職種です。
逆に言えば、いま現在の実務経験やスキルに自信がない人であっても、
ホワイトな求人を上手に見つけて入社することさえできれば、
年収で同年代のライバルに差をつけられるということでもありますね。
世の中にはこの「2種類の経理」がいる
リアルな話ですが、世の中には以下の2種類の働き方をしている経理がいます。
↓あなたは、今から5年後にどちらの経理になっていたいでしょうか。
- ホワイト企業で快適に働く経理
未経験ならしっかりとした新人研修をしてもらい、
ある程度仕事に自信が持てるようになってから現場に入る。
相場と比較して高めの年収で働き、
将来の幹部候補としてまわりから期待され受け入れられながら楽しく働く環境 - ブラックでしんどい働き方をする経理…
わけもわからない状態でいきなり現場に放り込まれ、
先輩にお荷物扱いされながら仕事をイヤイヤ覚え、
ようやく慣れてきても給料が恥ずかしいぐらい安くて同窓会にも出られない…。
↑私はこの2つの働き方の両方を実際に経験しました。
今でこそ比較的ホワイトな職場で働けてますが、
最初はブラックで地獄のような働き方だったんです。
(ブラックな会社は1年ぐらい働いてスパッと辞めました)
注意してほしいのはブラック時代の私と、
ホワイトに転職してからの私とで、
能力はたいして変化していないことです。
(1年程度でスキルが身につくほど経理の仕事は甘くないですからね)
違いは「入社した会社がブラックだったか、ホワイトだったか」の違いだけです。
そして、探す場所さえまちがえなければ、
未経験でも応募できるホワイトな経理求人はたくさん見つかるんです。
転職活動のときに情報を探す場所をまちがえてしまった人は、
入社5年以上のベテランになっても、
ブラックな働き方をさせられてしまうケースもあります。
(私は最初ハロワとか、リクナビとかを使って求人を探して応募したので、結果的にブラックに入ってしまいました)
どうせ働くならホワイト企業でしっかりと新人からスタートし、
相場より高い年収を稼ぎながら経理として着実にキャリアアップしましょう。
求人を探す場所をまちがえない(経理専門の転職サイトで情報リサーチする)
↑というたった1つのポイントさえ外さなければ、
まちがえてブラック企業に応募するリスクはほぼゼロにできますよ。
転職活動で「結局いちばん重要なこと」はこれ
転職活動でもっとも重要なのは、情報の探し方(求人を探す場所)です。
ブラックな経理になりたくない人は、
絶対に経理専門の転職サイトで求人を探すようにしてください。
なお、転職サイトはお金とられるとかありえませんし、
スマホで3分あれば終わる簡単な作業です。
気に入らなければいつでも解除できて、
求人の自動メール通知すら来なくなるので、
リスクなんて何もないです。
ただ、それがわかっていても、
↓残念ながらこの2種類の行動パターンをとる人に分かれてしまうんですよね。
- とりあえず今すぐ登録作業だけでも済ませておく人
- なんだかんだ理由をつけて結局なにも行動しない人
↑お気づきの方も多いかと思いますが、
これって転職活動も普段の生活も同じです。
絶対にやった方がプラスになる、
メリットしかないのはわかっているのになぜか行動できない人…。
↑あなたのまわりにも、こういう人っていませんか??
正直、以前の私もまさにこれでした。
(本来、私はものすごくクズな人間なんです)
でも、現実にブラック企業からホワイト企業に転職して、
「世の中にはちょっとした行動を起こすだけで結果に大きな差が出ることがある」を実感してからは、
行動しないことのデメリットがデカすぎるように感じるようになりました。
転職サイトの登録なんて、誰でもできるちょっとしたことです。
でもこういう「地味なわりに重要な作業」を今すぐやれる人とやれない人とでは大きな差が出るんです。
↑これをやっておくだけで、
マッチするホワイト求人がでるたびにスマホに自動通知してもらえます。
良さげな求人が出たらブックマークして保存しておいてください。
日常的にスマホに届く求人情報を見るクセをつけるだけで、
「いざとなったときの転職」という選択肢を確保できます。
今の仕事がどうしても辛くなったら転職もあるという気持ちで普段の仕事をこなせますし、
いざ転職が必要となったときに、
応募するホワイト求人の選択肢を手元にたくさん持った状態でスタートできるので、ライバルに大きな差をつけられますよ。
せっかく経理という魅力的な職業を見つけたのですから、
ホワイト企業でしっかりお給料を稼ぎ、
やりがいを感じながら楽しく働きましょう。
↓今すぐは転職活動できない人も、
初めは情報リサーチからスタートです。