経理職は、一言で言ってもピンからキリまであります。
その実態は、まるで階層社会のようです。
今回は、日本国内における経理の世界を4つの階層に分けて、
そのリアルな姿を探っていきますよ。
経理の仕事に就いている方はもちろん、これから経理を目指す方にも役立つ情報をわかりやすくお届けします。
経理の世界には、どんな階層が存在するのでしょうか。
そして、それぞれの階層で働く人々はどんな日々を送っているのでしょうか。
この記事を読めば、経理職のリアルが手に取るように理解できますよ。
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この記事の目次
経理カーストとは?その実態に迫る
経理カーストとは、経理部門内での階層構造や社会的地位を指す言葉です。
経理カーストは、経理部門内での役職や業務内容によって、
上下関係や地位が形成されています。
経理カーストについて深く知れば、今後の転職活動に役立つでしょう。
- 経理カーストの概要と社内での役割
- 経理カーストの各階層の特徴と業務内容
経理カーストの概要や役割、各階層の特徴と業務内容を順番に解説していきますね。
経理カーストの概要と社内での役割
経理カーストは、経理部門内での階層や役割を示す言葉です。
経理カーストには、経理担当者、
経理責任者、経理マネージャーなどが含まれます。
経理担当者は日常業務を担当し、経理責任者は経理担当者の指導や管理をするのが仕事です。
そして、経理マネージャーは経理部門全体の戦略立案や統括をします。
経理カーストは、組織内での経理業務の円滑な運営を支える重要な役割を果たしているのです。
経理カーストの各階層の特徴と業務内容
経理カーストの各階層には、それぞれ異なる特徴と業務内容があります。
まず、経理カーストの最上位に位置するのは経理マネージャーです。
経理マネージャーは経理部門全体を統括し、戦略的な意思決定をします。
予算策定や財務報告書の作成などが仕事です。
次に、経理カーストの中間管理職である経理チームリーダーがいます。
日々の業務を管理し、経理スタッフを指導するのが経理チームリーダーです。
月次決算や予実管理など、具体的な業務をします。
最後に、経理スタッフが経理カーストの基本的なポジションです。
経理スタッフは請求書処理や仕訳入力など日常的な業務を担当します。
経理カーストの各階層は、それぞれの役割と責任が明確に定義されているのです。
経理カーストの階層別詳細
経理カーストの階層はどのようになっているのか、詳しく知りたいという方も多いでしょう。
経理カーストの階層は、それぞれのポジションが持つ責任や役割が明確に定義されていますよ。
経理カーストの階層は下記の四種類に分けられます。
- 第1階層:CFO、役員候補
- 第2階層:管理職、海外駐在候補
- 第3階層:経理専門職候補
- 第4階層:新人、社内異動候補、出世の見込みなし
経理カーストの階層を種類別に解説していきますね。
第1階層:CFO、役員候補
CFOや役員候補は、経理部門における上位階層に位置します。
経理カーストにおいて、CFOや役員候補は経営陣と密接に連携し、
企業の財務戦略や経営方針を決定する重要な役割を担っているのです。
経理カーストにおけるCFOや役員候補は、企業の財務状況を的確に把握し、
的確な意思決定をすることが求められます。
第2階層:管理職、海外駐在候補
管理職や海外駐在候補は、経理カーストにおける重要なポジションです。
これらのポジションに就けば、キャリアのさらなる発展や国際的な経験を積む機会が得られます。
管理職や海外駐在候補を目指すには、専門知識や経験を積み重ねることが重要です。
第3階層:経理専門職候補
経理専門職候補に求められるポイントは、専門知識と経験です。
また、経理専門職候補はコミュニケーション能力や問題解決能力も求められます。
経理業務はチームで進められることが多いため、円滑なコミュニケーションが不可欠です。
さらに、経理業務において問題が発生した際には迅速かつ的確に対処する能力も大切になります。
第4階層:新人、社内異動候補、出世の見込みなし
第4階層に位置する経理カーストは、新人や社内異動候補、
出世の見込みがない社員たちから成り立っています。
経理部門における階層構造の中で、このカテゴリーに位置する社員たちは、
通常の昇進や出世の機会が限定されていることが特徴です。
経理カーストに所属する社員たちは、日々の業務に専念しながら、
自らの役割を果たしていることが求められます。
経理部門における経験やスキルを積み重ねれば、将来的にはキャリアアップの機会をつかめるかもしれません。
経理カーストにおけるキャリア戦略と対策
将来転職をしたい場合、経理カーストにおけるキャリア戦略や対策について知る必要があります。
経理カーストにおけるキャリア戦略や対策について理解すれば、今後どのように経験を積んでいけばよいのか見えてくるはずです。
- 経理カースト上位への昇進戦略
- 経理カースト下位層のキャリア戦略と逃げ道
昇進戦略やキャリア戦略と逃げ道について順に紹介しますね。
経理カースト上位への昇進戦略
経理カースト上位への昇進戦略を紹介します。
まず、経理業務において高いスキルと知識を持つことが重要です。
日々の業務を丁寧にこなし、会計基準や税務法などの法的知識の習得が必要になります。
さらに、業務効率を向上させるために経理ソフトウェアの活用やデータ分析能力の向上も大切です。
次に、チームリーダーやマネージャーとしてのリーダーシップ能力を身につけることも重要になります。
最後に、自己啓発を怠らず常に学び続ける姿勢が大切です。
経理業務は常に変化しており、新しい法律や制度にも迅速に対応する必要があります。
経理カースト上位への昇進を目指す際には、これらのポイントを意識して取り組むことが重要です。
経理カースト下位層のキャリア戦略と逃げ道
経理カースト下位層の方は、上位層への昇進を目指す際に悩みを抱えることがあります。
そのような場合には、キャリア戦略を立てることが必要です。
まずは、自己成長を促すために新しいスキルや知識を身につけることが大切になります。
また、上司や先輩からのフィードバックを受け入れ、
改善点を取り入れることも重要です。
さらに、業務の効率化や業務改善の提案など、
積極的に取り組む姿勢が評価されるでしょう。
逃げ道としては、他の部署への異動や外部転職も選択肢の一つとして考えられます。
経理カースト下位層の社員がキャリアを築くためには、自己成長と積極的な姿勢が不可欠です。
経理職の労働環境とブラック企業の見分け方
ブラック企業で経理職として働いているため、仕事が辛いという声を耳にしたことがある方も多いでしょう。
働きやすい環境の職場に転職するためには、ブラック企業の実態やブラック企業を避けるための求人の探し方を知っておく必要があります。
- 労働環境が劣悪な「ブラックな経理職」の実態
- ブラック企業を避けるための求人の探し方
ブラックな経理職の実態や、ブラック企業を避けるための求人の探し方を説明していきますね。
労働環境が劣悪な「ブラックな経理職」の実態
経理カーストにおける、劣悪な労働環境が問題視されているのはご存知でしょうか。
経理職の中でも特に「ブラックな経理職」は、過重労働や残業が常態化し、
ストレスや健康被害を引き起こすことが少なくありません。
現在、経理カーストの中での格差や労働環境の改善が必要になっているのです。
ブラック企業を避けるための求人の探し方
ブラック企業を避けるための求人の探し方において、経理カーストというキーワードが重要になります。
経理カーストは、経理部門でのキャリアパスやステップアップに関する情報を示しています。
経理カーストを確認することで、ブラック企業かどうかを見極める手助けになるでしょう。
経理カーストを踏まえた上で、求人情報をしっかりとチェックし、
ブラック企業を避けるための知識を身につけましょう。
経理職における転職とキャリアアップ
経理職における転職やキャリアアップを考える際には、経理カーストを理解し、
自身のスキルや経験を活かして上位のポジションを目指すことが重要です。
経理職における転職やキャリアアップを成功させるためには、
経理カーストを意識しながら、自己成長やスキルアップに努めることが必要です。
経理部門でのキャリアアップを目指す方は、経理カーストを把握し、
適切なステップを踏めば、成功への道を切り拓けるでしょう。
経理職の求人市場と年収の実態
経理カーストは、経理職の中でも特に高いスキルや経験を持つ人材を指し、
その年収は他の経理職よりも高い傾向にあります。
経理カーストの求人市場は、大手企業や外資系企業などで求められることが多く、
競争率も高いです。
経理職の中でも経理カーストを目指す方は、専門知識や経験を積めば、
より高い年収やキャリアアップが期待できるでしょう。
経理職の求人市場と年収の実態を把握し、自身のキャリアプランに活かしてみてください。
経理カーストを超えるための自己啓発
経理カーストを超えるためには、自己啓発が不可欠です。
自己啓発方法を知れば、ステップアップのチャンスを掴めるでしょう。
- 自分の適職を科学的に調べる方法
- 経理職におすすめの自己啓発本
経理カーストを超えるための、自己啓発方法を順に紹介しますね。
自分の適職を科学的に調べる方法
自分の適職を科学的に調べるためには、まず自身の経理スキルや経験を客観的に評価し、
それに基づいて適切な経理職を見つけることが重要です。
経理カーストの中で自分の適職を見つけたい場合、
自己分析やキャリアアセスメントを活用することが役立ちます。
また、業界や企業の特性に合わせた経理スキルや知識を身につけることも重要です。
経理カーストにおいて自分の適職を見つけるためには、自己理解と努力が欠かせません。
経理職におすすめの自己啓発本
経理職におすすめの自己啓発本の中で、特に注目すべき本は「経理カースト」です。
この本は、経理部門でのキャリアアップやスキル向上に役立つ情報が詰まっています。
経理職の方々にとって、自己啓発やキャリア形成において必読の一冊と言えるでしょう。
経理カーストを読むことで、自己成長に繋がるヒントやアイデアを得られるかもしれません。
是非、経理職の方々におすすめしたい一冊です。
経理カーストに関するまとめと今後の展望
経理カーストに関するまとめと、今後の展望について考えてみましょう。
経理カーストとは、経理部門内での階層構造や社会的地位を指します。
経理カーストにおいては、スキルや経験を積み重ねることでキャリアアップが可能です。
今後は、データ分析や業務効率化などのスキルが求められる時代において、
自己研鑽を怠らず常に最新の知識を身につけることが重要になります。
経理業務だけでなく、他部署との連携を図り、
組織全体の視点を持つことがキャリア形成において不可欠です。
さらに、リーダーシップやコミュニケーション能力を磨けば、
経理カーストを超えたキャリアの可能性が広がるでしょう。
経理の枠を超え、組織全体に貢献することで自己成長だけでなく、
企業全体の成長にも貢献できます。
ブラックな働き方をしたくない経理が絶対に知っておくべきこと
すでに経理として働いている人も、これから働く人も、
ブラックでしんどい働き方をしたくないなら、
入社する企業選びにはこだわってください。
経理は会社の大きさや業界によって働き方がまったく違う職種です。
どんなに優秀な人でも入社する企業をまちがえてしまうと、
低年収でブラックな働き方になってしまうので注意が必要です。
特に経理未経験の人は、
最初の1社目でどういう仕事の経験をするか?によって、
その後のキャリアに大きな影響が出るので注意してください。
「先輩の背中を見ながら仕事を覚えろ!」
みたいな昭和体質な会社に入ると最悪です。
ろくな教育もなくいきなり現場に放り込まれ、
訳もわからない状態で疲弊していく経理未経験者はものすごく多いです。
経理の給料はこうやって決まる
↓同じ経理でも、残念ながら以下の2種類の人に別れてしまいます。
- 入社当初から年収高めで働ける人と、
- いつまで経っても低年収…で苦しんでいる人
これは経験者・未経験者問わずです。
未経験者なら能力的にはみんな同じスタートのはずなのに、
なぜこんなふうに差がついてしまうのでしょうか?
理由は経理という職種の特徴にあります。
↓経理のお給料ってこれでほぼ決まります。
- 利益をちゃんと出している会社で働いているか?
- 利益を社員に還元する社風があるか?
- 社内でキャリアアップしていく仕組みが整っているか?
経理は営業マンのように個人の成績で給料が決まる職種ではありません。
経理の給料は「自分の会社がもうかっている会社か?」でほぼ決まることを知っておいてください。
あなたが入社する会社がまったく利益の出てない衰退斜陽産業だったり、
社長が利益をすべて自分のものにしているワンマン体質な会社であったりしたら、
あなたがどれだけ優秀な人であったとしても、
低年収でしんどい働き方になってしまうんです。
若くてやる気もあって優秀なのに、
なぜか給料がめっちゃ安い…
みたいな働き方をしている経理ってものすごく多いです。
同じ働くならお給料は高いにこしたことはないですよね。
なお、大手企業に入社すればOK!というわけではないので注意してください。
大手勤務でも安月給で酷使されている経理なんていくらでもいますからね…。
経理は営業マンみたいに「個人のノルマや営業成績」で給料が決まる職種ではありません。
あらかじめ担当範囲が決められた仕事を、
期限までにしっかりとこなすことが重要な仕事です。
「今月は営業ノルマ達成したからボーナスが出る」
みたいな働き方ではないんですね。
同じ未経験入社でもこんなにお給料が違う…
具体例として、
実際に募集されている経理求人を見てみましょう。
↓例えばこの2つはどちらも未経験者向けの求人ですが、
入社時の給料の額がまったく違います。
↑2つ目の低年収でしんどそうな求人…に、
あえて好んで応募する人はまずいないと思います。
経理は実務経験がとても重要視される仕事なので、
当然ながら未経験者はみんなゼロからの評価スタートになります。
ですが、同じ未経験者でも「入社する会社の体質」によって、
お給料の金額がまったく違ってくるのが現実です。
くりかえしになりますが、
経理の給料は入社する会社の良し悪しでほぼ決まります。
やる気もスキルもあるのに「転職活動のときに選ぶ会社をまちがえたこと」が原因で、ブラックな働き方になってしまうケースは本当に多いんです。
↑これ、めちゃくちゃ損なので注意してください。
ブラック企業で働く経理はこんなに悲惨…
あなたがどんなに優秀でやる気のある人だったとしても、
入社する会社がブラックだと悲惨な働き方になってしまいます。
↓例えばこんな感じですね…。
- 低年収なのに長時間労働を強制される…。
- ろくな新人教育もなくいきなり現場に放り込まれ、教わっていないことでミスして罵倒される…。
- 頑張ってるのに仕事を評価されず「経理は売上に貢献しない部署だからお荷物」みたいな扱いをされる。
- 決算前など繁忙期は日付が変わるまでサービス残業…。
実は私自身も経験があるんですが、
ブラック企業に搾取されたくない人は、
入社する会社選びには絶対にこだわるようにしてください。
↑これは未経験者も実務経験者もまったく同じですので、
くれぐれも注意してくださいね。
ホワイトな経理求人はこういうところで探すべし
ブラックでしんどい働き方を絶対にしたくない人は、
求人を探す場所を間違えないことが大切です。
ハローワークとかはブラック求人も多いんで避けてください。
経理は一種の専門職なので、
リクナビなどの「一般向けの転職サイト」も避けた方が良いですね。
↓具体的には、こちらのような
経理専門の転職サイトで求人を探すようにしましょう。
\ ホワイトな経理求人多数あり!/
↑転職サイトは完全無料で使えます。
無料アカウント登録で条件をしぼりこんで求人検索をかけられますよ。
年収額や未経験簿記資格なしOK・残業なしなど、
希望する条件に合った求人だけを検索できるのでとても便利です。
今すぐは転職する気がない人もやっとかないと後で後悔すること
今すぐは転職する気がない人も、
転職サイトへの無料登録だけは早めにやっておいた方が良いです。
なぜかというと、日常のストレスや疲れが限界までたまってくると、
転職サイトに登録するというかんたんな作業すらやる気なくなるんですね(実体験談)
そうなるとさらに今の職場への依存度が高まって、
「この仕事やめたいのにやめられない…。出口がない…」
みたいな精神状態になりがちなんです。
私も経験あるんですがこれめっちゃつらいですよ。
転職サイトで無料アカウントを作って、
年収や残業有無などの希望条件を入力しておくと、
自分にマッチする求人が出るたびに自動通知してもらえます。
気になった求人がきたらブックマーク保存しておきましょう。
↑日常的にこれやっとくだけでも、
「どうしても今の状況がつらくなったら転職もある」
という選択肢を持つことができます。
ホワイト求人に出会えるかどうかってそのときどきの運もありますから、
日常的に情報が自動でスマホに入ってくるようにしておくことが大切です。
忙しくて今すぐは転職活動できない人も、
無料登録だけはやっておきましょう。
↓1分でできる作業ですよ。
最後の最後にお伝えしたいこと
この記事を最後まで読んでいただきありがとうございました。
ここまで時間をかけて読んでくれたあなたに、
↓どうしてもお伝えしたいことがあります。
それは、経理という職種は「どういう会社で働くか?」によって、
お給料や仕事のしんどさに大きな違いが生じてしまうことです。
ノルマ達成率で評価される営業マンなどとは違って、
経理は「個人のパフォーマンス」が評価されにくい仕事です。
(逆にいうと、個人成績でプレッシャーをかけられることも少ない仕事です)
↓必然的に、経理のお給料は以下のようなことで決まることになります。
- 所属する会社が儲かっている会社か?利益を出せている会社か?
- 出した利益をちゃんと社員に分配している会社か?
- 仕事量が増えてきたら、きちんと人材確保に投資する会社か?
あなたがどんなに優秀で、やる気のある人だったとしても、
経理という職種をちゃんと評価する気がない愚かなワンマン社長が経営している会社や、
業績の悪く将来性もない斜陽産業の会社に入ってしまうと、
どんなにがんばっても安月給でブラックなしんどい働き方になってしまうんです。
入社の時点、というか転職活動の時点で、
経理のお給料や働き方は差がついてしまうということですね。
入社後にどれだけ交渉したとしても、
お給料を大幅に上げてもらうことは難しいので注意して下さい。
経理は上でも見たように「個人のパフォーマンスが評価されにくい職種」だからです。
ブラック企業みたいな会社にまちがえて入社しないようにするには?
このブログの中では、すでにくりかえしお伝えしていることかと思いますが、
ブラック企業にまちがえて入社したくない人は、
「求人を探す場所」をまちがえないようにすることが大切です。
経理は「どういう会社に入社するか?」によって、
給料や仕事内容がガラッと変わる職種です。
逆に言えば、いま現在の実務経験やスキルに自信がない人であっても、
ホワイトな求人を上手に見つけて入社することさえできれば、
年収で同年代のライバルに差をつけられるということでもありますね。
世の中にはこの「2種類の経理」がいる
リアルな話ですが、世の中には以下の2種類の働き方をしている経理がいます。
↓あなたは、今から5年後にどちらの経理になっていたいでしょうか。
- ホワイト企業で快適に働く経理
未経験ならしっかりとした新人研修をしてもらい、
ある程度仕事に自信が持てるようになってから現場に入る。
相場と比較して高めの年収で働き、
将来の幹部候補としてまわりから期待され受け入れられながら楽しく働く環境 - ブラックでしんどい働き方をする経理…
わけもわからない状態でいきなり現場に放り込まれ、
先輩にお荷物扱いされながら仕事をイヤイヤ覚え、
ようやく慣れてきても給料が恥ずかしいぐらい安くて同窓会にも出られない…。
↑私はこの2つの働き方の両方を実際に経験しました。
今でこそ比較的ホワイトな職場で働けてますが、
最初はブラックで地獄のような働き方だったんです。
(ブラックな会社は1年ぐらい働いてスパッと辞めました)
注意してほしいのはブラック時代の私と、
ホワイトに転職してからの私とで、
能力はたいして変化していないことです。
(1年程度でスキルが身につくほど経理の仕事は甘くないですからね)
違いは「入社した会社がブラックだったか、ホワイトだったか」の違いだけです。
そして、探す場所さえまちがえなければ、
未経験でも応募できるホワイトな経理求人はたくさん見つかるんです。
転職活動のときに情報を探す場所をまちがえてしまった人は、
入社5年以上のベテランになっても、
ブラックな働き方をさせられてしまうケースもあります。
(私は最初ハロワとか、リクナビとかを使って求人を探して応募したので、結果的にブラックに入ってしまいました)
どうせ働くならホワイト企業でしっかりと新人からスタートし、
相場より高い年収を稼ぎながら経理として着実にキャリアアップしましょう。
求人を探す場所をまちがえない(経理専門の転職サイトで情報リサーチする)
↑というたった1つのポイントさえ外さなければ、
まちがえてブラック企業に応募するリスクはほぼゼロにできますよ。
転職活動で「結局いちばん重要なこと」はこれ
転職活動でもっとも重要なのは、情報の探し方(求人を探す場所)です。
ブラックな経理になりたくない人は、
絶対に経理専門の転職サイトで求人を探すようにしてください。
なお、転職サイトはお金とられるとかありえませんし、
スマホで3分あれば終わる簡単な作業です。
気に入らなければいつでも解除できて、
求人の自動メール通知すら来なくなるので、
リスクなんて何もないです。
ただ、それがわかっていても、
↓残念ながらこの2種類の行動パターンをとる人に分かれてしまうんですよね。
- とりあえず今すぐ登録作業だけでも済ませておく人
- なんだかんだ理由をつけて結局なにも行動しない人
↑お気づきの方も多いかと思いますが、
これって転職活動も普段の生活も同じです。
絶対にやった方がプラスになる、
メリットしかないのはわかっているのになぜか行動できない人…。
↑あなたのまわりにも、こういう人っていませんか??
正直、以前の私もまさにこれでした。
(本来、私はものすごくクズな人間なんです)
でも、現実にブラック企業からホワイト企業に転職して、
「世の中にはちょっとした行動を起こすだけで結果に大きな差が出ることがある」を実感してからは、
行動しないことのデメリットがデカすぎるように感じるようになりました。
転職サイトの登録なんて、誰でもできるちょっとしたことです。
でもこういう「地味なわりに重要な作業」を今すぐやれる人とやれない人とでは大きな差が出るんです。
↑これをやっておくだけで、
マッチするホワイト求人がでるたびにスマホに自動通知してもらえます。
良さげな求人が出たらブックマークして保存しておいてください。
日常的にスマホに届く求人情報を見るクセをつけるだけで、
「いざとなったときの転職」という選択肢を確保できます。
今の仕事がどうしても辛くなったら転職もあるという気持ちで普段の仕事をこなせますし、
いざ転職が必要となったときに、
応募するホワイト求人の選択肢を手元にたくさん持った状態でスタートできるので、ライバルに大きな差をつけられますよ。
せっかく経理という魅力的な職業を見つけたのですから、
ホワイト企業でしっかりお給料を稼ぎ、
やりがいを感じながら楽しく働きましょう。
↓今すぐは転職活動できない人も、
初めは情報リサーチからスタートです。