
不動産の経理はきついって本当?
- 不動産の経理は「きついからやめたほうがいい」って聞くけど本当?
- 仕事内容や会計処理の特徴は?
- 職場の雰囲気はどんな感じ?
- 不動産経理に向いている人ってどんなタイプ?
不動産会社の経理は、仕事内容がやや特殊です。
「体育会系の会社が多くてついていけない」なんて意見もよく聞きますが、本当のところはどうなのでしょうか。
不動産経理に飛び込みたいけど悩んでいる!という方は、ぜひ参考にしてください。
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この記事の目次
不動産経理はきつい?仕事内容の特徴

不動産の経理はきついの?具体的な仕事内容の特徴を解説
1. 会計処理の特殊性
不動産の経理といっても様々な業種に分かれますが、いくつか特徴的な処理があります。
その中でも特に重要な点を3つご紹介します。
消費税の処理
不動産の取り扱い時には、消費税の課税や非課税について注意が必要となります。
土地は非課税で建物は課税対象だからです。
すべての取引が土地の金額と建物の金額に分かれているといいのですが、まとめての取引も多くみられます。
そういった場合には経理が計算して金額を分ける必要があります。
取引金額が大きい
不動産の売買や建設などでは大きな金額が動くこととなります。
経理処理の間違いが大きな影響を及ぼすため、慎重な処理が求められます。
また、不動産を購入する場合には金融機関からの借入などもありますので、決算書の提出や計算書類の提出等を求められる事が多くなります。
企業外部への資料提出が増えますので、より一層クリーンな処理が求められます。
工事の進行に合わせて売上計上
不動産の建築などの工事を伴う業種の場合、工事の進行に合わせて売上を計上しなければなりません。
短期の工事では、工事が完成し顧客へ引き渡した際に売上を計上します。
一方長期の工事では、進行した分を売上として計上していくことが求められます。
進行度合いの把握のため、工事全体の予算の管理や実際に発生した原価の管理等が必要となります。
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2. 管理する内容が長期になるものが多い
不動産は使用する期間が長いため、管理項目が長期化することが多くなります。
不動産賃貸であれば、入居者からの敷金等の預り金や建物などの固定資産管理といったものがあげられます。
不動産建築の場合は工事の期間が長くなるため、発生した原価を適切に管理して、
いつの売上に対応する分の原価なのかを把握する必要があります。
長期になることで、取引当初の会計処理と終盤の会計処理に違いがあったり、
前の担当者が間違えた処理を行ったりなどで修正が必要となるケースも存在します。
そのため会計処理のルールをマニュアル化し、社内で共通の処理が行われるように仕組みを作ることが大切です。
3. 資金調達と報告資料作成
不動産の取得には多額の資金が必要になるため、資金調達が必要となります。
多くの場合は金融機関より借入をしますが、定期的に状況報告をしなければなりません。
報告資料として求められる内容は様々あると思われますが、下記が一般的な例です。
- 物件の詳細
- 固定資産評価額
- 物件の稼働状況
- 物件の収支状況
- 修繕予定等の追加投資情報
一度資料を作成しても、状況は都度変化していくため資料の更新が必要となります。
営業担当者や物件管理担当者と情報交換を行って、常に最新の情報を取得しておきましょう。
企業外部への提出資料となりますので、社内資料以上にミスが無いように注意が必要です。
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同じ不動産会社でも「会社のタイプ」で環境がかなり違う

(同じ不動産会社でも、事業内容によって経理の働く環境はかなり違います)
同じ不動産会社でも、会社のタイプによって様々な会社が存在します。
不動産の仲介(売買や賃貸)の会社では、
営業メインなので営業職の発言力が強く、
会社の雰囲気が体育会系となることが多いです。
一方で、不動産管理や建築がメインの会社では、
各現場担当者が個々で行動している事が多く個人プレーが中心になります。
不動産賃貸では、不動産の取得や金融機関への報告などがありますが、
日々の取引は安定しているため、のんびりとした雰囲気の会社も多いです。
不動産仲介(売買・賃貸)がメインの会社は注意
営業系の会社では体育会系の雰囲気となります。
顧客の獲得や売上目標の達成の為に熱い戦いが繰り広げられています。
その為、会計処理に必要な資料の提出が遅れるなんてことはしばしば見られます。
管理系の会社では、日々の業務は穏やかな雰囲気の会社が多いです。
繁忙期や管理物件のトラブルなどがあった際には当然忙しくなりますが、日常は平穏です。
トラブルを除けばスケジュールも立てやすいため、作業をスムーズに進める事ができます。
性格タイプ別のおすすめは?
チャレンジ精神が高い方は営業系、コツコツ仕事を進めたい方は管理系がおすすめです。
営業系では、書類の提出や新規の案件の情報など待っているだけでは経理まで届かないことが多くあります。
経理から行動して営業に声かけしたり、日々コミュニケーションを図ることが重要となります。
コミュニケーションを図ることで、一緒に営業の目標を共有できるため達成感を感じやすくなります。
自分で考えて提案したり、積極的にコミュニケーションを図ったりすることが好きな方は、営業系に向いているでしょう。
一方で管理系では、所有不動産の情報などが集まってきやすいので、
営業系に比べると自身から声掛けなどをする必要は少なくなります。
集まってくる情報をコツコツと整理し、管理物件の情報整理やマニュアル化などを進めていくこととなります。
ルーティン業務をコツコツ進める事が好きな方は管理系がおすすめです。
ブラックな働き方をしたくない経理が絶対に知っておくべきこと

(ブラックな働き方をしたくない経理志望者へ)
すでに経理として働いている人も、これから働く人も、
ブラックでしんどい働き方をしたくないなら、
入社する企業選びにはこだわってください。
経理は会社の大きさや業界によって働き方がまったく違う職種です。
どんなに優秀な人でも入社する企業をまちがえてしまうと、
低年収でブラックな働き方になってしまうので注意が必要です。
特に経理未経験の人は、
最初の1社目でどういう仕事の経験をするか?によって、
その後のキャリアに大きな影響が出るので注意してください。

「先輩の背中を見ながら仕事を覚えろ!」
みたいな昭和体質な会社に入ると最悪です。
ろくな教育もなくいきなり現場に放り込まれ、
訳もわからない状態で疲弊していく経理未経験者はものすごく多いです。
経理の給料はこうやって決まる

(経理は「どう言う会社に入るか?」でほぼ給料が決まります)
↓同じ経理でも、残念ながら以下の2種類の人に別れてしまいます。
- 入社当初から年収高めで働ける人と、
- いつまで経っても低年収…で苦しんでいる人
これは経験者・未経験者問わずです。
未経験者なら能力的にはみんな同じスタートのはずなのに、
なぜこんなふうに差がついてしまうのでしょうか?
理由は経理という職種の特徴にあります。
↓経理のお給料ってこれでほぼ決まります。
- 利益をちゃんと出している会社で働いているか?
- 利益を社員に還元する社風があるか?
- 社内でキャリアアップしていく仕組みが整っているか?
経理は営業マンのように個人の成績で給料が決まる職種ではありません。
経理の給料は「自分の会社がもうかっている会社か?」でほぼ決まることを知っておいてください。
あなたが入社する会社がまったく利益の出てない衰退斜陽産業だったり、
社長が利益をすべて自分のものにしているワンマン体質な会社であったりしたら、
あなたがどれだけ優秀な人であったとしても、
低年収でしんどい働き方になってしまうんです。
若くてやる気もあって優秀なのに、
なぜか給料がめっちゃ安い…
みたいな働き方をしている経理ってものすごく多いです。
同じ働くならお給料は高いにこしたことはないですよね。
なお、大手企業に入社すればOK!というわけではないので注意してください。
大手勤務でも安月給で酷使されている経理なんていくらでもいますからね…。
経理は営業マンみたいに「個人のノルマや営業成績」で給料が決まる職種ではありません。
あらかじめ担当範囲が決められた仕事を、
期限までにしっかりとこなすことが重要な仕事です。
「今月は営業ノルマ達成したからボーナスが出る」
みたいな働き方ではないんですね。
同じ未経験入社でもこんなにお給料が違う…
具体例として、
実際に募集されている経理求人を見てみましょう。
↓例えばこの2つはどちらも未経験者向けの求人ですが、
入社時の給料の額がまったく違います。

↑2つ目の低年収でしんどそうな求人…に、
あえて好んで応募する人はまずいないと思います。
経理は実務経験がとても重要視される仕事なので、
当然ながら未経験者はみんなゼロからの評価スタートになります。
ですが、同じ未経験者でも「入社する会社の体質」によって、
お給料の金額がまったく違ってくるのが現実です。
くりかえしになりますが、
経理の給料は入社する会社の良し悪しでほぼ決まります。
やる気もスキルもあるのに「転職活動のときに選ぶ会社をまちがえたこと」が原因で、ブラックな働き方になってしまうケースは本当に多いんです。
↑これ、めちゃくちゃ損なので注意してください。
ブラック企業で働く経理はこんなに悲惨…

(経理はブラック企業に入ると悲惨です)
あなたがどんなに優秀でやる気のある人だったとしても、
入社する会社がブラックだと悲惨な働き方になってしまいます。
↓例えばこんな感じですね…。
- 低年収なのに長時間労働を強制される…。
- ろくな新人教育もなくいきなり現場に放り込まれ、教わっていないことでミスして罵倒される…。
- 頑張ってるのに仕事を評価されず「経理は売上に貢献しない部署だからお荷物」みたいな扱いをされる。
- 決算前など繁忙期は日付が変わるまでサービス残業…。
実は私自身も経験があるんですが、
ブラック企業に搾取されたくない人は、
入社する会社選びには絶対にこだわるようにしてください。
↑これは未経験者も実務経験者もまったく同じですので、
くれぐれも注意してくださいね。
ホワイトな経理求人はこういうところで探すべし

(ホワイトな経理求人は「経理専門の転職サイト」で探すと見つかります)
ブラックでしんどい働き方を絶対にしたくない人は、
求人を探す場所を間違えないことが大切です。
ハローワークとかはブラック求人も多いんで避けてください。
経理は一種の専門職なので、
リクナビなどの「一般向けの転職サイト」も避けた方が良いですね。
↓具体的には、こちらのような
経理専門の転職サイトで求人を探すようにしましょう。

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↑転職サイトは完全無料で使えます。
無料アカウント登録で条件をしぼりこんで求人検索をかけられますよ。
年収額や未経験簿記資格なしOK・残業なしなど、
希望する条件に合った求人だけを検索できるのでとても便利です。
今すぐは転職する気がない人もやっとかないと後で後悔すること

(今すぐは転職活動できない人もやっておくべきこと)
今すぐは転職する気がない人も、
転職サイトへの無料登録だけは早めにやっておいた方が良いです。
なぜかというと、日常のストレスや疲れが限界までたまってくると、
転職サイトに登録するというかんたんな作業すらやる気なくなるんですね(実体験談)
そうなるとさらに今の職場への依存度が高まって、
「この仕事やめたいのにやめられない…。出口がない…」
みたいな精神状態になりがちなんです。
私も経験あるんですがこれめっちゃつらいですよ。
転職サイトで無料アカウントを作って、
年収や残業有無などの希望条件を入力しておくと、
自分にマッチする求人が出るたびに自動通知してもらえます。
気になった求人がきたらブックマーク保存しておきましょう。
↑日常的にこれやっとくだけでも、
「どうしても今の状況がつらくなったら転職もある」
という選択肢を持つことができます。
ホワイト求人に出会えるかどうかってそのときどきの運もありますから、
日常的に情報が自動でスマホに入ってくるようにしておくことが大切です。
忙しくて今すぐは転職活動できない人も、
無料登録だけはやっておきましょう。
↓1分でできる作業ですよ。

最後の最後にお伝えしたいこと
この記事を最後まで読んでいただきありがとうございました。
ここまで時間をかけて読んでくれたあなたに、
↓どうしてもお伝えしたいことがあります。
それは、世の中には「ちょっとした情報を知っているか、知らないか」で、ものすごく大きな差がついてしまうことがあることです。
なんか説教くさくなってしまってごめんなさい。
でもこれマジなんです。
(このシンプルな事実を知らない人は人生めっちゃ損します)
今回の内容で言えば、
経理は「求人を探す場所」をまちがえると、
ものすごく損をしてしまうケースがあることとかですね。

経理の求人を探すなら、
リクナビとかハロワではなく経理専門の転職サイトを使ってください。
どれも無料で使えるものですが、見つかる求人の質がまったく違います。
何度もくりかえしになり本当に恐縮なのですが、
経理は「入社する会社」によって給料や仕事内容がガラッと変わる職種です。
どんなに優秀でやる気のある人だったとしても、
経理という職種をちゃんと評価する気がないワンマン社長が経営している会社や、
業績の悪く将来性もない斜陽産業の会社に入ってしまうと、
どんなにがんばっても安月給でブラックなしんどい働き方になってしまうんです。
逆に言えば、いま現在の実務経験やスキルに自信がない人であっても、
ホワイトな求人を上手に見つけて入社することさえできれば、
年収で同年代のライバルに差をつけられるってことですね。
世の中にはこの「2種類の経理」がいる

(世の中には「2種類の経理」がいます)
リアルな話ですが、世の中には以下の2種類の働き方をしている経理がいます。
↓あなたは、今から5年後にどちらの経理になっていたいでしょうか。
- ホワイト企業で快適に働く経理
未経験ならしっかりとした新人研修をしてもらい、ある程度仕事に自信が持てるようになってから現場に入る。相場と比較して高めの年収で働き、「将来の幹部候補」としてまわりから期待され受け入れられながら楽しく働く環境 - ブラックでしんどい働き方をする経理…
わけもわからない状態でいきなり現場に放り込まれ、先輩にお荷物扱いされながら仕事をイヤイヤ覚え、ようやく慣れてきても給料が恥ずかしいぐらい安くて同窓会にも出られない…。
↑私はこの2つの働き方の両方を実際に経験しました。
今でこそ比較的ホワイトな職場で働けてますが、
最初はブラックで地獄のような働き方だったんです。
(ブラックな会社は1年ぐらい働いてスパッと辞めました)

注意してほしいのはブラック時代の私と、
ホワイトに転職してからの私とで、
能力はたいして変化していないことです。
(1年程度でスキルが身につくほど経理の仕事は甘くないですからね)
違いは「入社した会社がブラックだったか、ホワイトだったか」の違いだけです。
そして、探す場所さえまちがえなければ、
未経験でも応募できるホワイトな経理求人はたくさん見つかるんです。
転職活動のときに情報を探す場所をまちがえてしまった人は、
入社5年以上のベテランになっても、
ブラックな働き方をさせられてしまうケースもあります。
(私は最初ハロワとか、リクナビとかを使って求人を探して応募したので、結果的にブラックに入ってしまいました)
どうせ働くならホワイト企業でしっかりと新人からスタートし、
相場より高い年収を稼ぎながら経理として着実にキャリアアップしましょう。
求人を探す場所をまちがえない(経理専門の転職サイトで情報リサーチする)
↑というたった1つのポイントさえ外さなければ、
まちがえてブラック企業に応募するリスクはほぼゼロにできますよ。
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経理の求人探しにおすすめ!転職サイトランキング(厳選3社)
経理におすすめな転職サイトってどこ?この記事では、経理の求人を探している人におすすめの転職サイトをランキングで紹介しています。未経験・簿記なしOKの求人が多数見つかる転職サイト〜実務経験者や管理職候補者限定のハイクラス求人サイトまで紹介しますので、参考にしてみてください。
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転職活動で結局いちばん重要なのはこれ

(転職活動でもっとも重要なのは「情報の探し方=求人を探す場所」です)
転職活動でもっとも重要なのは、情報の探し方(求人を探す場所)です。
ブラックな経理になりたくない人は、
絶対に経理専門の転職サイトで求人を探すようにしてください。
なお、転職サイトはお金とられるとかありえませんし、
スマホで3分あれば終わる簡単な作業です。
気に入らなければいつでも解除できて、
求人の自動メール通知すら来なくなるので、
リスクなんて何もないです。

ただ、それがわかっていても、
↓残念ながらこの2種類の行動パターンをとる人に分かれてしまうんですよね。
- とりあえず今すぐ登録作業だけでも済ませておく人
- なんだかんだ理由をつけて結局なにも行動しない人
↑お気づきの方も多いかと思いますが、
これって転職活動も普段の生活も同じです。
絶対にやった方がプラスになる、
メリットしかないのはわかっているのになぜか行動できない人…。
↑あなたのまわりにも、こういう人っていませんか??
正直、以前の私もまさにこれでした。
(本来、私はものすごくクズな人間なんです)

でも、現実にブラック企業からホワイト企業に転職して、
「世の中にはちょっとした行動を起こすだけで結果に大きな差が出ることがある」を実感してからは、
行動しないことのデメリットがデカすぎるように感じるようになりました。
転職サイトの登録なんて、誰でもできるちょっとしたことです。
でもこういう「地味なわりに重要な作業」を今すぐやれる人とやれない人とでは大きな差が出るんです。
↑これをやっておくだけで、
マッチするホワイト求人がでるたびにスマホに自動通知してもらえます。
良さげな求人が出たらブックマークして保存しておいてください。
日常的にスマホに届く求人情報を見るクセをつけるだけで、
「いざとなったときの転職」という選択肢を確保できます。
今の仕事がどうしても辛くなったら転職もあるという気持ちで普段の仕事をこなせますし、
いざ転職が必要となったときに、
応募するホワイト求人の選択肢を手元にたくさん持った状態でスタートできるので、ライバルに大きな差をつけられますよ。
せっかく経理という魅力的な職業を見つけたのですから、
ホワイト企業でしっかりお給料を稼ぎ、
やりがいを感じながら楽しく働きましょう。

↓今すぐは転職活動できない人も、
初めは情報リサーチからスタートです。