経理未経験者の転職活動

【経理の平均年収】女性と男性で格差はある?給料安いって本当?

2017年10月10日

経理を目指している男性は少なくないと思いますが、日本では「経理は女性の仕事」というイメージもまだまだ根強いですよね(実際のところまったくそんなことはないんですが…)

ここでは男性が経理職として転職した場合には平均でどのぐらいのお給料がもらえるものなのか?について解説させていただきます。

もちろん、役職によって給料が違うのは当たり前ですので、キャリアアップしていくごとにどのようにお給料が上がっていくものなのか?という点についても書きたいと思います。

年代別の男性経理の平均給料

経理の給料は役職によってかなり違うことに特徴があります。

  • 20代の経理スタッフ
    年収300万円〜350万円
  • 30代前半の経理中堅社員
    年収400万円〜500万円
  • 30代後半〜40代の経理マネージャー職
    年収550万円〜700万円

ある程度の規模の企業になると、経理の仕事は役割分担で行われていますので、それぞれの役割によってお給料が違うのが一般的です。

特に、複数のスタッフを管理するマネージャー職になると、決算業務の取りまとめなどを行うことからお給料の金額もぐっと高くなる傾向があります。

また、男性と女性でお給料の金額にある程度違うのも事実です(大手企業では総合職と一般職の違い、中小企業ではわかりやすく男性と女性で分けているところが少なくありません。なお、総合職に応募するのは圧倒的に男性です)

>>経理はブラックに間違えて入社すると地獄…。

20代の人は第二新卒案件も狙おう

26歳ぐらいまでのまだ実務経験が少ない転職希望者は「第二新卒」という扱いになることもあります。

第二新卒は実質的に新卒と同じ扱いですが、研修期間が短く、部署への配属までの期間が短いためにお給料も早く上がりやすいというメリットがありますね(研修期間中というのはどこの会社も本来のお給料の2割カットぐらいになります)

第二新卒の案件に応募するときには、「新卒のときには狙えなかった大手の企業でも選択肢にいれられる」というメリットもあります。

新卒のときには大手企業には一流大学卒者が殺到しますから、競争が激しくて就職活動は思うようにいかなかったという人も多いでしょう。

そういう方でも、新卒で入った会社で1年〜3年程度働き、ある程度の実務経験を積んで再チャレンジという形で第二新卒案件に応募すれば、意外にすんなりと採用されるというケースも少なくないんですよ。

社会人経験があることはプラスに作用する

企業が第二新卒者を採用する際の本音としてはは、「会社の内容は教えるけれど、できれば社会人としての常識は身に着けていて欲しい」、「実務を早く身に着けてほしいけれど、新卒の研修時間が足りない」ということがあります。

そのような理由から、第二新卒が応募してくれれば、非常に歓迎してくれる企業は多く、応募者側から見れば、当然プラスに作用するということが分かります。

前職の会社にとっては、迷惑な話かもしれませんが、次の企業にとってはありがたい状況なのです。

経理職の経験があれば300〜350万円から

経理職の経験があるということは、すなわちそれは「経験者」ということになります。

第二新卒でありながら、経験は浅いにせよ全くないわけではありません。

企業にとっては、自分たちが教えることは、その会社の特色だけで済むとなると、非常に有利であることが分かります。

また、経験10年で転職を考えている人を採用するよりも、第二新卒の方が若いため、早く新しい環境に慣れてくれるということが分かります。

これは、非常に大きなメリットなのです。

そのような人を採用する場合、300万円をスタートとして350万円の年収を提示してくる企業もあります。

もしかすると、同じ年齢の怒鳴時職種の人よりも年収が高くなるかもしれません。

>>経理はブラックに間違えて入社すると地獄…。

マネジメント職の場合は年収550万円が最低ライン

マネジメント職、つまり役職付きであれば550万円という年収がスタートラインになるのが経理職の転職市場です。

経営者の右腕として働くのであれば、それはなおのことです。

事務職でそんなに貰えるの?と思う人もいるかもしれませんが、結論から言えばもらえます(十分可能な金額です)

スタッフなら300〜350万円がスタートライン

まずは、年収アップのための転職を成功させる、または、キャリアアップのために転職を成功させる。

このような目標を持っているのであれば、350万円程度の金額からスタートできる転職案件へ応募するのが理想です。

まずは、自分が経理職としてステップアップできるような、目の前の転職を成功させることが先決です。

今のレベルよりも自分が確実にステップアップできるような転職でなければ、新しい職場に移る意味がありませんよね。

新しい職場で知識を吸収し、年収アップを目指すことも大切なことです。

転職先に行けたらそこで終わり、ということではなく、確実に自分のレベルアップを図る努力が必要です。

新しい職場で、自分は何がしたいのか、そういった点を明確にしておかなければ、結果的に「転職してよかった」とはなりません。

自分が見つけた転職先に就職できればそれで終わりということではありませんので、そこは注意しておいた方が良いかもしれませんね。

男性が未経験から経理への転職を成功させるには?

経理の転職活動の場合、未経験者と経験者とでは経験者が圧倒的に有利というのが実際のところです。

特に、男性の場合には管理職候補として採用されるケースが多いので、なおさら実務経験が重要になります。

あなたがまだ経理の未経験者であるなら、少しでも早く「経理経験者」扱いになってしまうのがおすすめです。

経理の経験者とはいっても、たとえば「派遣経理のスタッフを半年程度経験した」というような短期間のキャリアであっても経理経験者として扱われる可能性が高いです。

※できれば決算業務の経験もある方が良いです。

経理未経験の男性におすすめのキャリアスタート方法

個人的には、経理の未経験者の方が経理分野でキャリアアップしていくことを考えた場合には、まずは経理事務の派遣か、会計事務所(税理士の事務所のことです)でキャリアをスタートするのがおすすめです。

男性が未経験から経理転職を目指す場合の選択肢

  • 経理事務の派遣からスタートする
  • 会計事務所の正社員からスタートする(個人的におすすめ)

 

①経理事務の派遣からスタートする場合

派遣の経理事務スタッフからスタートするメリットとしては次の3つがあります。

 

  1. すぐに働き始めることができる
  2. 時給が1700円〜と高時給
  3. 経理事務に特化した実務経験を積むことができる

 

また、派遣であれば男性であっても関係なく採用される傾向があるのも良いところですね(経理スタッフの正社員ではなかなかこうはいきません)

※派遣経理スタッフの求人はこちら↓

 

②会計事務所の正社員からスタートする場合

会計事務所というのは税理士の事務所のことですが、入社時点で税理士資格や簿記資格を持っていない人でも普通に採用されます(というか、会計事務所で働く8割以上の人が無資格の人です)

会計事務所の仕事内容は、主に中小企業経営者のお客さんから依頼を受けて、企業の決算業務を代行することです。

転職活動時の経理の実務経験としては決算業務がとても重要視されます。

普通の経理スタッフとして経験を積んだ場合には1年に1回(または2回)しか決算の仕事をすることができませんが、会計事務所に勤めた場合には年間で20回〜30回程度は決算の仕事をすることになります。

もしあなたが長期目線で経理職としてキャリアアップしていくことを考えているのであれば、会計事務所で実務経験を積むことは非常におすすめですよ(税務についての経験も積むことができます)

また、会計事務所のスタッフは男性が圧倒的に多いですから、業務に慣れていきやすいということもありますね。

一方で、会計事務所というのは従業員5名程度の税理士の個人事務所であることがほとんどですから、「一生務める会社」ではないというデメリットがあります。

会計事務所で働く人たちの多くが将来的には税理士としての独立開業を目指している人たちですね(もちろん、それを目指さずに将来的に経理スタッフとしてキャリアアップしていく道を考えている人もたくさんいます)

会計事務所からキャリアをスタートするなら、「この職場で経験を積んだ後のキャリアプラン」もしっかり考えた上で転職活動を始めることをおすすめします。

>>経理はブラックに間違えて入社すると地獄…。

経理事務は結婚してもこの仕事で食べていける?

「結婚したいけど、未経験の経理の仕事で食べていけるのだろうか…」こんな悩みを抱えている男性もひょっとしたら多いかもしれません。

男性はもちろん、相手の女性から見ても、収入や将来性は気になるポイントですよね。

今回は、「経理の仕事で、結婚しても食べていけるのか」や、経理の仕事特有のメリット、デメリットについてお伝えします。

実際、経理の仕事で食べていける?

未経験の経理に転職したいと思っても、結婚を考えていたら、経理の仕事で食べていけるのかは重要な問題です。

結論から言うと、正社員なら、普通に生活していくのになんの問題ありません。

私が20代後半のときに未経験で経理転職したときの年収は約400万円でした。

>>実際の経理求人を見てみる

決して高くはないものの、普通に生活はできますし、共働き世帯ならさらに余裕が生まれます。

高額な給与は期待できませんが、ものすごく低収入というわけでもないと言う感じですね。

経理は経験が重視される仕事なので、実務経験を積むことで収入はあがりますし、もっと良い条件で転職することも可能です。

また、経理特有のメリット、デメリット(次の項目で説明します)もあるので、よく理解してから結婚しても食べていけるのかどうか?を判断しましょう。

経理特有のメリット、デメリット

まず、経理の仕事のメリットについて確認していきます。

経理の仕事は、繁忙期がわかっているので予定が立てやすいのが特徴です。

決算時期は非常に忙しいのですが、それ以外の時期は比較的余裕があります。

私の場合は、繁忙期は連日残業で休日出勤でしたが、それ以外の時期は定時で帰る日が多く、有休をとって旅行することもできていました。

また、実務経験が重要視されるので、在籍期間が長くなって仕事が評価されるようになれば役職も給与も上がっていきます。

営業のように競争相手は多くないですし、代替人材も少ないので、落ち着いて仕事をしやすいのも大きなメリットですね。

転勤や異動も少ないので生活設計しやすく、仕事の知識を家計管理に活かせるメリットもあります。

私が6年間在籍した会社では総合職でしたが、一度も転勤や異動はありませんでした。

経理の仕事のデメリット

続いて、経理の仕事のデメリットについても確認しておきましょう。

経理の仕事は、営業の売上金額のようなわかりやすい実績の指標がないので、評価されにくく、大きな給与アップは期待できないかもしれません。

ミスしないのが当たり前という雰囲気があると、少しのミスで大きく評価を下げてしまう可能性もあります。

それに、繁忙期はかなり忙しいので、代替人材がいないと、何か事情があっても簡単には休めません。

自分にはもちろん、家族にも大きな負担をかけてしまうかもしれません。私も決算時期に体調を崩したことがありますが、それでも我慢して仕事を続けました。

また、仕事で評価してもらうためには、自分で会計や税務の勉強をして、知識を得ておくことも必要です。

そのため、プライベートな時間を使って勉強しなくてはいけない状況も出てくるでしょう。家族の理解が得られるかが大事になってきます。

ブラックな働き方をしたくない経理が絶対に知っておくべきこと

(ブラックな働き方をしたくない経理志望者へ)

すでに経理として働いている人も、これから働く人も、

ブラックでしんどい働き方をしたくないなら、

入社する企業選びにはこだわってください。

経理は会社の大きさや業界によって働き方がまったく違う職種です。

どんなに優秀な人でも入社する企業をまちがえてしまうと、

低年収でブラックな働き方になってしまうので注意が必要です。

特に経理未経験の人は、

最初の1社目でどういう仕事の経験をするか?によって、

その後のキャリアに大きな影響が出るので注意してください。

管理人

「先輩の背中を見ながら仕事を覚えろ!」

みたいな昭和体質な会社に入ると最悪です。

ろくな教育もなくいきなり現場に放り込まれ、

訳もわからない状態で疲弊していく経理未経験者はものすごく多いです。

>>ホワイトな経理求人はどこで探せば見つかる?

経理の給料はこうやって決まる

(経理は「どう言う会社に入るか?」でほぼ給料が決まります)

 

↓同じ経理でも、残念ながら以下の2種類の人に別れてしまいます。

  1. 入社当初から年収高めで働ける人と、
  2. いつまで経っても低年収…で苦しんでいる人

これは経験者・未経験者問わずです。

未経験者なら能力的にはみんな同じスタートのはずなのに、

なぜこんなふうに差がついてしまうのでしょうか?

理由は経理という職種の特徴にあります。

↓経理のお給料ってこれでほぼ決まります。

  • 利益をちゃんと出している会社で働いているか?
  • 利益を社員に還元する社風があるか?
  • 社内でキャリアアップしていく仕組みが整っているか?

経理は営業マンのように個人の成績で給料が決まる職種ではありません。

経理の給料は「自分の会社がもうかっている会社か?」でほぼ決まることを知っておいてください。

あなたが入社する会社がまったく利益の出てない衰退斜陽産業だったり、

社長が利益をすべて自分のものにしているワンマン体質な会社であったりしたら、

あなたがどれだけ優秀な人であったとしても、

低年収でしんどい働き方になってしまうんです。

若くてやる気もあって優秀なのに、

なぜか給料がめっちゃ安い…

みたいな働き方をしている経理ってものすごく多いです。

同じ働くならお給料は高いにこしたことはないですよね。

なお、大手企業に入社すればOK!というわけではないので注意してください。

大手勤務でも安月給で酷使されている経理なんていくらでもいますからね…。

経理は営業マンみたいに「個人のノルマや営業成績」で給料が決まる職種ではありません。

あらかじめ担当範囲が決められた仕事を、

期限までにしっかりとこなすことが重要な仕事です。

「今月は営業ノルマ達成したからボーナスが出る」

みたいな働き方ではないんですね。

 

同じ未経験入社でもこんなにお給料が違う…

具体例として、

実際に募集されている経理求人を見てみましょう。

↓例えばこの2つはどちらも未経験者向けの求人ですが、

入社時の給料の額がまったく違います。

管理人

(未経験OKの経理求人例)

(未経験OKの経理求人例)

>>実際の経理求人で年収を見てみる

↑2つ目の低年収でしんどそうな求人…に、

あえて好んで応募する人はまずいないと思います。

経理は実務経験がとても重要視される仕事なので、

当然ながら未経験者はみんなゼロからの評価スタートになります。

ですが、同じ未経験者でも「入社する会社の体質」によって、

お給料の金額がまったく違ってくるのが現実です。

くりかえしになりますが、

経理の給料は入社する会社の良し悪しでほぼ決まります。

やる気もスキルもあるのに「転職活動のときに選ぶ会社をまちがえたこと」が原因で、ブラックな働き方になってしまうケースは本当に多いんです。

↑これ、めちゃくちゃ損なので注意してください。

>>募集中の経理求人で年収を比較してみる

ブラック企業で働く経理はこんなに悲惨…

(経理はブラック企業に入ると悲惨です)

 

あなたがどんなに優秀でやる気のある人だったとしても、

入社する会社がブラックだと悲惨な働き方になってしまいます。

↓例えばこんな感じですね…。

  • 低年収なのに長時間労働を強制される…。
  • ろくな新人教育もなくいきなり現場に放り込まれ、教わっていないことでミスして罵倒される…。
  • 頑張ってるのに仕事を評価されず「経理は売上に貢献しない部署だからお荷物」みたいな扱いをされる。
  • 決算前など繁忙期は日付が変わるまでサービス残業…。

実は私自身も経験があるんですが、

ブラック企業に搾取されたくない人は、

入社する会社選びには絶対にこだわるようにしてください。

↑これは未経験者も実務経験者もまったく同じですので、

くれぐれも注意してくださいね。

ホワイトな経理求人はこういうところで探すべし

(ホワイトな経理求人は「経理専門の転職サイト」で探すと見つかります)

 

ブラックでしんどい働き方を絶対にしたくない人は、

求人を探す場所を間違えないことが大切です。

ハローワークとかはブラック求人も多いんで避けてください。

経理は一種の専門職なので、

リクナビなどの「一般向けの転職サイト」も避けた方が良いですね。

↓具体的には、こちらのような

経理専門の転職サイトで求人を探すようにしましょう。

管理人

(ヒュープロは経理求人専門の無料転職サイトです)

\ ホワイトな経理求人多数あり!/

無料登録して求人を見てみる

↑転職サイトは完全無料で使えます。

無料アカウント登録で条件をしぼりこんで求人検索をかけられますよ。

年収額や未経験簿記資格なしOK・残業なしなど、

希望する条件に合った求人だけを検索できるのでとても便利です。

 

今すぐは転職する気がない人もやっとかないと後で後悔すること

(今すぐは転職活動できない人もやっておくべきこと)

 

今すぐは転職する気がない人も、

転職サイトへの無料登録だけは早めにやっておいた方が良いです。

なぜかというと、日常のストレスや疲れが限界までたまってくると、

転職サイトに登録するというかんたんな作業すらやる気なくなるんですね(実体験談)

そうなるとさらに今の職場への依存度が高まって、

「この仕事やめたいのにやめられない…。出口がない…

みたいな精神状態になりがちなんです。

私も経験あるんですがこれめっちゃつらいですよ。

転職サイトで無料アカウントを作って、

年収や残業有無などの希望条件を入力しておくと、

自分にマッチする求人が出るたびに自動通知してもらえます。

気になった求人がきたらブックマーク保存しておきましょう。

↑日常的にこれやっとくだけでも、

「どうしても今の状況がつらくなったら転職もある」

という選択肢を持つことができます。

ホワイト求人に出会えるかどうかってそのときどきの運もありますから、

日常的に情報が自動でスマホに入ってくるようにしておくことが大切です。

忙しくて今すぐは転職活動できない人も、

無料登録だけはやっておきましょう。

↓1分でできる作業ですよ。

管理人

>>経理専門の転職サイトで年収を見てみる

最後の最後にお伝えしたいこと

 

この記事を最後まで読んでいただきありがとうございました。

ここまで時間をかけて読んでくれたあなたに、

↓どうしてもお伝えしたいことがあります。

それは、経理という職種は「どういう会社で働くか?」によって、

お給料や仕事のしんどさに大きな違いが生じてしまうことです。

ノルマ達成率で評価される営業マンなどとは違って、

経理は「個人のパフォーマンス」が評価されにくい仕事です。

(逆にいうと、個人成績でプレッシャーをかけられることも少ない仕事です)

↓必然的に、経理のお給料は以下のようなことで決まることになります。

  • 所属する会社が儲かっている会社か?利益を出せている会社か?
  • 出した利益をちゃんと社員に分配している会社か?
  • 仕事量が増えてきたら、きちんと人材確保に投資する会社か?

あなたがどんなに優秀で、やる気のある人だったとしても、

経理という職種をちゃんと評価する気がない愚かなンマン社長が経営している会社や、

業績の悪く将来性もない斜陽産業の会社に入ってしまうと、

どんなにがんばっても安月給でブラックなしんどい働き方になってしまうんです。

入社の時点、というか転職活動の時点で、

経理のお給料や働き方は差がついてしまうということですね。

管理人

入社後にどれだけ交渉したとしても、

お給料を大幅に上げてもらうことは難しいので注意して下さい。

経理は上でも見たように「個人のパフォーマンスが評価されにくい職種」だからです。

 

ブラック企業みたいな会社にまちがえて入社しないようにするには?

このブログの中では、すでにくりかえしお伝えしていることかと思いますが、

ブラック企業にまちがえて入社したくない人は、

「求人を探す場所」をまちがえないようにすることが大切です。

経理の求人を探すなら、リクナビとかハロワではなく、

必ず経理専門の転職サイトを使うようにしましょう。

会計分野の求人だけを専門で集めている転職サイトなので、

見つかる求人の質がまったく違います。

経理は「どういう会社に入社するか?」によって、

給料や仕事内容がガラッと変わる職種です。

逆に言えば、いま現在の実務経験やスキルに自信がない人であっても、

ホワイトな求人を上手に見つけて入社することさえできれば、

年収で同年代のライバルに差をつけられるということでもありますね。

>>経理専門の転職サイトでホワイト経理の求人を見てみる

世の中にはこの「2種類の経理」がいる

(世の中には「2種類の経理」がいます)

 

リアルな話ですが、世の中には以下の2種類の働き方をしている経理がいます。

↓あなたは、今から5年後にどちらの経理になっていたいでしょうか。

  • ホワイト企業で快適に働く経理
    未経験ならしっかりとした新人研修をしてもらい、
    ある程度仕事に自信が持てるようになってから現場に入る。
    相場と比較して高めの年収で働き、
    将来の幹部候補としてまわりから期待され受け入れられながら楽しく働く環境
  • ブラックでしんどい働き方をする経理…
    わけもわからない状態でいきなり現場に放り込まれ、
    先輩にお荷物扱いされながら仕事をイヤイヤ覚え、
    ようやく慣れてきても給料が恥ずかしいぐらい安くて同窓会にも出られない…。

↑私はこの2つの働き方の両方を実際に経験しました。

今でこそ比較的ホワイトな職場で働けてますが、

最初はブラックで地獄のような働き方だったんです。

(ブラックな会社は1年ぐらい働いてスパッと辞めました)

管理人

注意してほしいのはブラック時代の私と、

ホワイトに転職してからの私とで、

能力はたいして変化していないことです。

(1年程度でスキルが身につくほど経理の仕事は甘くないですからね)

違いは「入社した会社がブラックだったか、ホワイトだったか」の違いだけです。

そして、探す場所さえまちがえなければ、

未経験でも応募できるホワイトな経理求人はたくさん見つかるんです。

転職活動のときに情報を探す場所をまちがえてしまった人は、

入社5年以上のベテランになっても、

ブラックな働き方をさせられてしまうケースもあります。

(私は最初ハロワとか、リクナビとかを使って求人を探して応募したので、結果的にブラックに入ってしまいました)

どうせ働くならホワイト企業でしっかりと新人からスタートし、

相場より高い年収を稼ぎながら経理として着実にキャリアアップしましょう。

求人を探す場所をまちがえない(経理専門の転職サイトで情報リサーチする)

↑というたった1つのポイントさえ外さなければ、

まちがえてブラック企業に応募するリスクはほぼゼロにできますよ。

 

転職活動で「結局いちばん重要なこと」はこれ

(転職活動でもっとも重要なのは「情報の探し方=求人を探す場所」です)

 

転職活動でもっとも重要なのは、情報の探し方(求人を探す場所)です。

ブラックな経理になりたくない人は、

絶対に経理専門の転職サイトで求人を探すようにしてください。

なお、転職サイトはお金とられるとかありえませんし、

スマホで3分あれば終わる簡単な作業です。

気に入らなければいつでも解除できて、

求人の自動メール通知すら来なくなるので、

リスクなんて何もないです。

管理人

ただ、それがわかっていても、

↓残念ながらこの2種類の行動パターンをとる人に分かれてしまうんですよね。

  1. とりあえず今すぐ登録作業だけでも済ませておく人
  2. なんだかんだ理由をつけて結局なにも行動しない人

↑お気づきの方も多いかと思いますが、

これって転職活動も普段の生活も同じです。

絶対にやった方がプラスになる、

メリットしかないのはわかっているのになぜか行動できない人…。

↑あなたのまわりにも、こういう人っていませんか??

正直、以前の私もまさにこれでした。

(本来、私はものすごくクズな人間なんです)

管理人

でも、現実にブラック企業からホワイト企業に転職して、

「世の中にはちょっとした行動を起こすだけで結果に大きな差が出ることがある」を実感してからは、

行動しないことのデメリットがデカすぎるように感じるようになりました。

転職サイトの登録なんて、誰でもできるちょっとしたことです。

でもこういう「地味なわりに重要な作業」を今すぐやれる人とやれない人とでは大きな差が出るんです。

経理専門の転職サイトで無料アカウントを作っておき、

転職先に希望する年収条件や、

残業の有無などをサイト内で入力しておきましょう。

↑これをやっておくだけで、

マッチするホワイト求人がでるたびにスマホに自動通知してもらえます。

良さげな求人が出たらブックマークして保存しておいてください。

日常的にスマホに届く求人情報を見るクセをつけるだけで、

「いざとなったときの転職」という選択肢を確保できます。

今の仕事がどうしても辛くなったら転職もあるという気持ちで普段の仕事をこなせますし、

いざ転職が必要となったときに、

応募するホワイト求人の選択肢を手元にたくさん持った状態でスタートできるので、ライバルに大きな差をつけられますよ。

せっかく経理という魅力的な職業を見つけたのですから、

ホワイト企業でしっかりお給料を稼ぎ、

やりがいを感じながら楽しく働きましょう。

まずは無料アカウント作成で使える経理求人の検索機能を使って、

いろいろ条件しぼって求人検索してみてください。

こんなに条件の良い求人がたくさんあるのか…!

とびっくりされると思いますよ。

管理人

↓今すぐは転職活動できない人も、

初めは情報リサーチからスタートです。

>>経理専門の転職サイトに無料登録して求人検索してみる


まとめ

今回は経理の仕事で食べていけるかを判断するために、経理のメリットとデメリットについて確認しました。

個人的には、経理は生活設計が立てやすいので、結婚後の仕事にはおすすめです。

しかし、考えや状況は人それぞれです。

経理のメリットとデメリットをよく検討し、実際に入社した後に後悔しない転職活動をすすめてみてくださいね。

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