経理未経験者の転職活動

【経理のキャリアプラン】面接での未経験者の回答ポイントと例文

2017年10月22日

経理への転職は実務経験がとても重要になりますので、未経験者にとっては少しハードルが高くなるというのが実際のところです。

もちろん、未経験だから絶対に無理ということではありません。

当たり前のことですが、経理職としてキャリアアップしていっている人たちも最初は経理未経験でした。

あなたもその人たちと同じように、順番にステップアップしていくことができれば長期的に経理職としてステップアップしていくことはじゅうぶんに可能です。

ただ、入口の入り方(つまり転職活動の進め方)を間違えてしまっていることが原因で、いつまでも内定が出なくて経理キャリアのスタートラインに立つことができない…という人は少なくありません。

ここでは経理未経験の方が具体的にどのようなキャリアプランに従って行動していけば良いのか?について解説させていただきます。

「現在は経理未経験だけれど、将来的に経理の専門職としてキャリアアップしていきたい」という方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

この記事の目次

未経験から経理転職を成功させるためのキャリアプラン

一般的に未経験者(特に男性)の経理転職は厳しいと言われていますが、きちんと段階を踏んでステップアップしていければ問題ありません。

具体的には、以下のようなステップをふんでいくようにしましょう。

①簿記2級を取得する

未経験者から経理転職を目指すなら、簿記資格が必要です。

企業側としては簿記知識のない人を採用してしまうと、時間をかけて基本的な知識を教育すると言う手間が増えます。

簿記の勉強というのは会社に採用されなくてもできることですから、「経理職としてステップアップしてくことを目指しています」ということをアピールしたとしても、

「でも、簿記の勉強はまだしていません」ということでは「本当にやる気があるのかな?」と思われてしまいます。

未経験者の場合、簿記資格は3級取得は必須条件と考えましょう。

2級になるとややハードルが上がるので、転職活動を行なっている時点ではまだ勉強中ということでも問題ないでしょう。

応募書類を作成するときには、

 

  • 平成○年○月:日商簿記3級合格
  • 平成○年○月:日商簿記2級試験を受験予定

 

といったように、具体的にいつ頃取得予定なのか?ということがわかるようにアピールするようにしましょう。

>>経理はブラックに間違えて入社すると地獄…。

②経理事務派遣で経験を積むのも一つの選択肢

経理は未経験者の場合、正社員での募集はなかなかないのが実際のところです(特に男性は未経験だと採用されにくいです。逆に、経験者だと男性の方が採用されやすいです)

「経験者じゃないと厳しい」というのが現実ならば、「早めに経験者になってしまう」のがおすすめです。

経理の実務経験者というとなんだかハードルが高そうな感じがしますが、実はそれほど難しいことでもありません。

例えば、「派遣スタッフとして経理事務の仕事を半年程度やったことがある」という人であったとしても、転職活動では「経理実務経験者」という扱いをしてもらえます。

経理事務の派遣は時給も高いですから、お金を稼ぎながら実務位経験を積むことができるのもメリットの一つと言えますね(だいたい時給1500円〜が相場です)

③会計事務所や派遣で実績を作る

企業経理の前に、会計事務所で実績を作るのもおすすめです。

会計事務所とというのは、税理士の個人事務所のことで、税理士資格がなくてもスタッフを募集していることがあります。

会計事務所のスタッフは基本的に税理士試験の勉強をしている人たちですが、必ずしも税理士を目指していなくても正社員として採用される可能性はあります。

また、会計事務所のスタッフはほとんどが男性ですから、男性で経理としてキャリアアップを目指している方も未経験から業務に入っていきやすいと思いますよ。

会計事務所では決算業務の経験がたくさん積める

会計事務所(税理士の事務所)の仕事内容というのは、ごく簡単にいうとお客さんの企業(中小企業がほとんどです)に依頼されて、決算業務を代行するという感じです。

経理は普通、自社の決算を年に1回か2回しか経験することができませんが、会計事務所に勤めた場合には年間で20件〜30件の決算業務を行うことになります。

例えば3年間つとめたとしたら、通常の経理スタッフだと3回〜6回の決算業務経験しか積めないのに対して、会計事務所では60件〜90件の決算業務を経験できることになります。

経験値に圧倒的な差が出るのは明らかですよね。

会計事務所のデメリット

ただし、会計事務所を選ぶのにはデメリットもあります。

第一には、良くも悪くも会計事務所というのは所長税理士の個人事務所であることです。

従業員数は5名程度のところがほとんどですから、スタッフの管理は所長税理士がみずから行なっているということが多いです。

その分、ワンマン的な経営がされていて、事務所の雰囲気があまりよくない…ということも少なくないですね(もちろん、そうでない事務所もありますが)

また、従業員数名の個人事務所ですから、「1つの会計事務所に定年退職までつとめあげる」ということは普通ありえません。

会計事務所のスタッフとして働いている人たちは、多くは将来的に税理士資格を取得して独立開業するか、中小企業〜大手企業の経理職として転職していくというキャリアプランを組んでいます。

税理士を目指していないという方であれば、会計事務所での勤務は経理としての実務経験を積むため、と割り切っておくのが良いでしょう。

経理分野の実務経験を積むという意味では、会計事務所はもっとも適した職場と言えますから、選択肢の1つに入れてみることをおすすめします。

経理で入社したあとのキャリアプラン

次に、経理転職後のキャリアプランについて、どんな業務が経験でき、どのようにステップアップしていけばよいのか確認していきましょう。

最初は会計入力から

未経験で入社すると、しばらくは会計入力などのルーティンワークがほとんどでしょう。

勘定科目や勘定CDを覚えるなどの単調な作業が続くと思いますが、ここがすべての基本になります。

私は簿記の勉強を思い出しながら、仕訳や消費税区分、その会社の取引内容などを覚えていきました。

この段階でわからないことを積極的に質問しておくと、他の仕事(決算業務の補助など)を任されたときに理解しやすくなります。

経理の仕事は会計入力だけじゃない

経理の仕事は会計入力だけではありません。

社員の経費精算内容に不備があれば指摘しなくてはいけませんし、取引のある銀行担当者とうまく付き合う必要もあります。

会計監査や税務調査のように、会社の経理、税務がきちんと処理されているか外部の調査が入った場合は、会社の事業内容や業績、取引内容の正当性、会計や税務処理の妥当性を説明する必要もあります。

私は決算担当者として、会計監査と税務調査を経験しましたが、最初は質問の内容を理解するのも苦労しました。

上司や担当部署と何度もやりとりするのは大変でしたね。

それでも、自分で会計や税務を勉強すると対応できることが増えてくるので、楽しさも感じていました。

経理は、一般社員は閲覧できない重要書類を確認し、その内容について説明することもあります。

社内で認められれば、重要な仕事を任されますし、他部署からも相談されることが多くなります。

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経理業務を一通り経験したあとのキャリアプラン

最後に、経理業務を一通り経験した後は、どのようなキャリアプランが考えられるかを確認していきましょう。

経理部門の責任者

会社に残って、経理責任者として仕事をしていくことができます。

事業内容に精通し、金融機関とのパイプを持っていれば、会社にとっては非常に重要な人材といえるでしょう。

そのような人材は簡単には育てられません。

後任の育成をしながら、役員として経営に参加していくこともできるはずです。

経営企画で経営に関わる

経営企画で経営に関わっていくという選択肢もあります。

データ分析や経営会議の資料作成、運営など、経理と仕事内容は異なるものの、経理経験が生かせる仕事です。

経理は経営企画とのやり取りが非常に多いので、どのような仕事をしているのかをイメージしやすいのです。

経理業務での経験を、会社経営で重要な役割を果たす経営企画で活かすのは、選択肢の一つになります。

今回は、経理未経験の方がこれから経理分野でステップアップをしていくことを考えた場合の具体的なキャリアプランについて解説させていただきました。

結論的には、経理職というのは未経験から大手企業に採用されるのは難しいため、

①派遣の経理スタッフとしてお給料を稼ぎながら実務経験を積む

②会計事務所の正社員として働きながら実務経験を積む

この2つの方法を通して「経理実務経験者」として転職活動を行うのがおすすめです。

未経験で最初から大手企業の経理職などに転職活動をしてしまうと、失敗する可能性が高くなってしまいますので注意しておきましょう。

経理事務の紹介予定派遣から正社員への登用確率をアップさせるポイント

「紹介予定派遣とは、初めは派遣社員として業務をスタートして、6ヶ月間の派遣期間が終了した後にはそのまま正社員として採用される形の雇用形態です」

と聞いていたのに、正社員登用の段階になるといつもそこで打ち切られる…という方もひょっとしたら多いかもしれません。

実は私もそうだったんです(当時20代後半男:経理未経験でした)

初めは「契約社員や普通の派遣だと人が来てくれないから、そうやって募集を出して人を集めてるのかな…」と思っていたんですよね。

もちろんそういう企業も中にはあるとは思うんですが、実は当時の私の働き方や意識にも問題があったのかなと(現在は一応経理の管理職になっています。小さな規模の中小企業ですが)

今回は、経理事務の仕事で「紹介予定派遣→正社員」で途中終了にされないようにするために気をつけておくべきポイントについて解説させていただきます。

そもそも紹介予定派遣を正社員にしないのは法律的にOK?

まず「紹介予定派遣として募集して、結果として正社員に採用しない」というやり方は法律的にOKなのか?ということを確認しておきましょう。

結論からすると、これはOKです(違法ではありません)

一応「なんでダメなのか?」という理由を派遣先から派遣会社に対して通知してもらうことは可能ですが、採用しないことに関しては法律上問題はないことになっているんですね。

断ることはOKではあるものの、ちゃんとした理由がない場合や、セクハラなどが原因というような場合には派遣会社から派遣先の会社に対して損害賠償請求がされるようなケースは少なからずあるようです。

(男性だからだめ、女性だからダメ、というような理由で採用しないのもルールとしてはNGです)

また、あまりにも正社員への登用確率が低すぎたりすると行政処分が行われるようなこともあるみたいです。

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経理事務男性が紹介予定派遣で正社員に登用されるために注意すること

経理事務の仕事で紹介予定派遣として働く場合には、次のようなポイントでマイナス評価をされないように注意しておきましょう。

特に男性は経理事務派遣では少数派になるのはやむを得ないところですから、直属の上司(女性であることも多い)との関係を悪くしないように注意が必要です。

経理事務でいきなり「帳簿を見せてください」はNG

紹介予定派遣であったとしても、本当に経理職として登用するかどうかは会社としてもわかりません。

派遣社員はあくまでも派遣会社の社員ですから、派遣先の会社では情報をどこまでみせるか?については慎重な判断をしていると考えるべきです。

なので、この段階で「帳簿を見せてください」とあまりおおっぴらに依頼するのはNGと考えておきましょう。

帳簿や過去の決算書というのは、会社の経営状態がすべて分かってしまう重要書類です。

小規模な会社の場合には社長や役員のプライベートな部分がかなりわかる情報もありますから、外部の人間にそういった情報を見せることはどの会社でも敬遠するものです。

経理として一日でも早く業務を理解したい!という気持ちはわかりますが、企業に対して一般常識がないと判断されてしまいます。

派遣社員である期間中は、「与えられた業務範囲をしっかりこなす」という意識で取り組むことが大切です。

派遣期間中は、派遣会社の指示命令系統に従う

紹介予定派遣期間中は、その指示命令系統は派遣会社(派遣元)にあります。

いくら派遣先の社員と仲良くなったとしても、雇用契約をいきなり派遣先と結ぶようなことはできません。

あなたが派遣社員から正社員になった時には、派遣先企業は派遣会社に対して手数料を払うことになります。

あくまでも派遣先と派遣元との合意のもとにあなたの処遇は決まるというルールになっていますから、ひとりで突っ走って派遣先と契約するというようなことをしてしまうと、後でトラブルに発展する可能性があります。

女性上司や同僚との付き合い方に注意!

経理事務は、女性社員が多い職場であることが普通です。

その環境から上司が年配女性であることもごく普通にあるでしょう。

これは私の個人的な体験談も含むのですが、年配の女性上司や同僚とうまくやっていくのはよほど

特に、紹介予定派遣というのは比較的最近できた制度ですから、「昔はこんな形で入社してくる人はいなかった」というように排他的な意識を持っている人ももしかしたらいるかもしれません。

また、職場には正社員の人ばかりではありません。

アルバイトや契約社員として仕事をしている人たちは、「正社員に登用される予定の人」ということで自分たちの職場に入ってきたあなたのことを必ずしも好意的に見ていない可能性もあります。

私の場合は、ミスをしたときに「男はいいよね、女がそのミスをしたら、注意どころではすまないんだから。一気に仕事ができないという評価をくらってしまうのよ」というようなことを言われたことがあります。

大したことではなくても、大げさになってしまう傾向があるのです。

女性に対しては、ちょっとした態度の悪さが敏感に評価につながってしまう可能性があります。

何かをしてもらったら必ず「ありがとうございます」という、相手の話を最後までじっくり目を見て聞く、などなど、細かいコミュニケーションには気をつかいましょう。

正社員に登用される確率が高い求人情報の見つけ方

経理事務で紹介予定派遣の求人を探す時には、「そもそも正社員の登用を積極的にやっている会社なのか?」を慎重に判断する必要があります。

「そんなこと入社前にわかるの?」と思われる方も多いと思いますが、正社員への登用を積極的に行なっている会社の求人にはいくつか特徴があるものです。

また、求人情報をよく読むと「男性経理職を求めているのか、それとも女性経理職を求めているのか」もなんとなくわかってきます。

男性の経理事務の紹介予定派遣から正社員登用を狙うなら、以下のようなポイントを見ておくと良いです。

①「特別な会計システムを使用しています」の文言

経理事務の場合、「特別な会計システムを使用しています」という文言がある求人は要チェックです(正社員への採用が積極的である可能性が高いです)

あえて「特別な」と言っているのは、その会計システムを今まで使いこなせていた正社員欠員が出たので、その人の穴をうめられる人材を探している背景がうかがえます。

会計システムというのはその企業独自のカスタマイズをするためにシステム会社に発注しているようなケースもあるため、使いこなすのに時間がかかったり、社内の特殊な事情を理解していないと使えなかったりするケースがあるのです。

そうなるとその会計システムを使う人間は正社員でないとダメ、ということになる傾向があるのです。

このような記載がされている紹介予定派遣があれば、男性、女性を問わずその特別な会計システムを使いこなせる人を探しています。

つまり、正社員として男性でも経理職へ登用される可能性が高いですよ、という企業側からのサインと見ることができます。

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②産休や育休制度の文言をチェック

これはわかりやすいポイントですね。

例えば、求人案内に「産休育休しっかりとれます」ということをアピールする記載があれば、女性の募集が多い可能性が高いです。

いうまでもなく男性に「産休」はないためです。

女性は結婚して退職する可能性も高いですし、出産がそのきっかけになることもあります。

女性割合が高い経理事務職は、この女性の結婚出産による退職という慢性的な問題を抱えている可能性が高い部署です(問題、という言い方はちょっと問題ですが、企業の立場としては欠員が出るのが非常に痛い…というのは確かです)

あえてこの記載をするということは、過去に産休を取得した女性社員がいたことがうかがえます。

細かいことですが、こういうところにも企業側の意図が見えていることがありますよ。

③「求めている人材」を見る

求人に「求めている人材」などが記載されている場合、「長く社員として勤務できる方」「全国勤務の可能性があります」というものがあれば、これは男性を募集していることが多いといえます。

また、「経理職マネージャー候補」といったように、管理職への登用をうかがわせる記載も男性経理を探している企業には多いですね。

「スタッフのとりまとめやマネジメント経験がある方は優遇」という文言がある求人は、男性の正社員採用への可能性が高い求人と言えますから、たとえこういった経験がなかったとしても積極的に応募していくと良いでしょう。

④年収の幅(はば)を見る

年収に関しても、例えば「正社員登用後350万円〜700万円」といったように、極めて幅が広くなっているものも要チェックです。

これは企業としては嘘を書くことはできないポイントですから、上限値については実際に在籍している(あるいは過去に在籍していた)社員の実績値である可能性が高いです。

年収700万円となると管理職であることは間違いありませんので、その採用枠で募集をかけているということは、長期的に働いてくれる経理職(基本的に男性を想定しているはずです)を探していると思われます。

⑤転職エージェントに内情を探ってもらう

派遣会社などの人材紹介会社に所属する転職エージェントは、企業をまわって採用についての情報を普段から集めて回っています。

必然的に「その企業が正社員になってくれるを求めているのか、それとも派遣社員で十分なのか」といったことについても情報をたくさん持っているものです。

また、職場の雰囲気などから「派遣は使い回し」というような意識がある職場なのか、といったことも敏感に察知しているものです(転職エージェントはこういう細かい情報を集められるかどうかが勝負の仕事なので)

転職エージェントはあなたの代わりに年収の交渉をしてくれたり、「この会社は面接ではこういう受け答えの仕方がいいですよ」といった具体的なアドバイスをたくさんしてくれますので、積極的に活用すると正社員採用への道はぐっと近くなりますよ。

ブラックな働き方をしたくない経理が絶対に知っておくべきこと

(ブラックな働き方をしたくない経理志望者へ)

すでに経理として働いている人も、これから働く人も、

ブラックでしんどい働き方をしたくないなら、

入社する企業選びにはこだわってください。

経理は会社の大きさや業界によって働き方がまったく違う職種です。

どんなに優秀な人でも入社する企業をまちがえてしまうと、

低年収でブラックな働き方になってしまうので注意が必要です。

特に経理未経験の人は、

最初の1社目でどういう仕事の経験をするか?によって、

その後のキャリアに大きな影響が出るので注意してください。

管理人

「先輩の背中を見ながら仕事を覚えろ!」

みたいな昭和体質な会社に入ると最悪です。

ろくな教育もなくいきなり現場に放り込まれ、

訳もわからない状態で疲弊していく経理未経験者はものすごく多いです。

>>ホワイトな経理求人はどこで探せば見つかる?

経理の給料はこうやって決まる

(経理は「どう言う会社に入るか?」でほぼ給料が決まります)

 

↓同じ経理でも、残念ながら以下の2種類の人に別れてしまいます。

  1. 入社当初から年収高めで働ける人と、
  2. いつまで経っても低年収…で苦しんでいる人

これは経験者・未経験者問わずです。

未経験者なら能力的にはみんな同じスタートのはずなのに、

なぜこんなふうに差がついてしまうのでしょうか?

理由は経理という職種の特徴にあります。

↓経理のお給料ってこれでほぼ決まります。

  • 利益をちゃんと出している会社で働いているか?
  • 利益を社員に還元する社風があるか?
  • 社内でキャリアアップしていく仕組みが整っているか?

経理は営業マンのように個人の成績で給料が決まる職種ではありません。

経理の給料は「自分の会社がもうかっている会社か?」でほぼ決まることを知っておいてください。

あなたが入社する会社がまったく利益の出てない衰退斜陽産業だったり、

社長が利益をすべて自分のものにしているワンマン体質な会社であったりしたら、

あなたがどれだけ優秀な人であったとしても、

低年収でしんどい働き方になってしまうんです。

若くてやる気もあって優秀なのに、

なぜか給料がめっちゃ安い…

みたいな働き方をしている経理ってものすごく多いです。

同じ働くならお給料は高いにこしたことはないですよね。

なお、大手企業に入社すればOK!というわけではないので注意してください。

大手勤務でも安月給で酷使されている経理なんていくらでもいますからね…。

経理は営業マンみたいに「個人のノルマや営業成績」で給料が決まる職種ではありません。

あらかじめ担当範囲が決められた仕事を、

期限までにしっかりとこなすことが重要な仕事です。

「今月は営業ノルマ達成したからボーナスが出る」

みたいな働き方ではないんですね。

 

同じ未経験入社でもこんなにお給料が違う…

具体例として、

実際に募集されている経理求人を見てみましょう。

↓例えばこの2つはどちらも未経験者向けの求人ですが、

入社時の給料の額がまったく違います。

管理人

(未経験OKの経理求人例)

(未経験OKの経理求人例)

>>実際の経理求人で年収を見てみる

↑2つ目の低年収でしんどそうな求人…に、

あえて好んで応募する人はまずいないと思います。

経理は実務経験がとても重要視される仕事なので、

当然ながら未経験者はみんなゼロからの評価スタートになります。

ですが、同じ未経験者でも「入社する会社の体質」によって、

お給料の金額がまったく違ってくるのが現実です。

くりかえしになりますが、

経理の給料は入社する会社の良し悪しでほぼ決まります。

やる気もスキルもあるのに「転職活動のときに選ぶ会社をまちがえたこと」が原因で、ブラックな働き方になってしまうケースは本当に多いんです。

↑これ、めちゃくちゃ損なので注意してください。

>>募集中の経理求人で年収を比較してみる

ブラック企業で働く経理はこんなに悲惨…

(経理はブラック企業に入ると悲惨です)

 

あなたがどんなに優秀でやる気のある人だったとしても、

入社する会社がブラックだと悲惨な働き方になってしまいます。

↓例えばこんな感じですね…。

  • 低年収なのに長時間労働を強制される…。
  • ろくな新人教育もなくいきなり現場に放り込まれ、教わっていないことでミスして罵倒される…。
  • 頑張ってるのに仕事を評価されず「経理は売上に貢献しない部署だからお荷物」みたいな扱いをされる。
  • 決算前など繁忙期は日付が変わるまでサービス残業…。

実は私自身も経験があるんですが、

ブラック企業に搾取されたくない人は、

入社する会社選びには絶対にこだわるようにしてください。

↑これは未経験者も実務経験者もまったく同じですので、

くれぐれも注意してくださいね。

ホワイトな経理求人はこういうところで探すべし

(ホワイトな経理求人は「経理専門の転職サイト」で探すと見つかります)

 

ブラックでしんどい働き方を絶対にしたくない人は、

求人を探す場所を間違えないことが大切です。

ハローワークとかはブラック求人も多いんで避けてください。

経理は一種の専門職なので、

リクナビなどの「一般向けの転職サイト」も避けた方が良いですね。

↓具体的には、こちらのような

経理専門の転職サイトで求人を探すようにしましょう。

管理人

(ヒュープロは経理求人専門の無料転職サイトです)

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無料登録して求人を見てみる

↑転職サイトは完全無料で使えます。

無料アカウント登録で条件をしぼりこんで求人検索をかけられますよ。

年収額や未経験簿記資格なしOK・残業なしなど、

希望する条件に合った求人だけを検索できるのでとても便利です。

 

今すぐは転職する気がない人もやっとかないと後で後悔すること

(今すぐは転職活動できない人もやっておくべきこと)

 

今すぐは転職する気がない人も、

転職サイトへの無料登録だけは早めにやっておいた方が良いです。

なぜかというと、日常のストレスや疲れが限界までたまってくると、

転職サイトに登録するというかんたんな作業すらやる気なくなるんですね(実体験談)

そうなるとさらに今の職場への依存度が高まって、

「この仕事やめたいのにやめられない…。出口がない…

みたいな精神状態になりがちなんです。

私も経験あるんですがこれめっちゃつらいですよ。

転職サイトで無料アカウントを作って、

年収や残業有無などの希望条件を入力しておくと、

自分にマッチする求人が出るたびに自動通知してもらえます。

気になった求人がきたらブックマーク保存しておきましょう。

↑日常的にこれやっとくだけでも、

「どうしても今の状況がつらくなったら転職もある」

という選択肢を持つことができます。

ホワイト求人に出会えるかどうかってそのときどきの運もありますから、

日常的に情報が自動でスマホに入ってくるようにしておくことが大切です。

忙しくて今すぐは転職活動できない人も、

無料登録だけはやっておきましょう。

↓1分でできる作業ですよ。

管理人

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最後の最後にお伝えしたいこと

 

この記事を最後まで読んでいただきありがとうございました。

ここまで時間をかけて読んでくれたあなたに、

↓どうしてもお伝えしたいことがあります。

それは、経理という職種は「どういう会社で働くか?」によって、

お給料や仕事のしんどさに大きな違いが生じてしまうことです。

ノルマ達成率で評価される営業マンなどとは違って、

経理は「個人のパフォーマンス」が評価されにくい仕事です。

(逆にいうと、個人成績でプレッシャーをかけられることも少ない仕事です)

↓必然的に、経理のお給料は以下のようなことで決まることになります。

  • 所属する会社が儲かっている会社か?利益を出せている会社か?
  • 出した利益をちゃんと社員に分配している会社か?
  • 仕事量が増えてきたら、きちんと人材確保に投資する会社か?

あなたがどんなに優秀で、やる気のある人だったとしても、

経理という職種をちゃんと評価する気がない愚かなンマン社長が経営している会社や、

業績の悪く将来性もない斜陽産業の会社に入ってしまうと、

どんなにがんばっても安月給でブラックなしんどい働き方になってしまうんです。

入社の時点、というか転職活動の時点で、

経理のお給料や働き方は差がついてしまうということですね。

管理人

入社後にどれだけ交渉したとしても、

お給料を大幅に上げてもらうことは難しいので注意して下さい。

経理は上でも見たように「個人のパフォーマンスが評価されにくい職種」だからです。

 

ブラック企業みたいな会社にまちがえて入社しないようにするには?

このブログの中では、すでにくりかえしお伝えしていることかと思いますが、

ブラック企業にまちがえて入社したくない人は、

「求人を探す場所」をまちがえないようにすることが大切です。

経理の求人を探すなら、リクナビとかハロワではなく、

必ず経理専門の転職サイトを使うようにしましょう。

会計分野の求人だけを専門で集めている転職サイトなので、

見つかる求人の質がまったく違います。

経理は「どういう会社に入社するか?」によって、

給料や仕事内容がガラッと変わる職種です。

逆に言えば、いま現在の実務経験やスキルに自信がない人であっても、

ホワイトな求人を上手に見つけて入社することさえできれば、

年収で同年代のライバルに差をつけられるということでもありますね。

>>経理専門の転職サイトでホワイト経理の求人を見てみる

世の中にはこの「2種類の経理」がいる

(世の中には「2種類の経理」がいます)

 

リアルな話ですが、世の中には以下の2種類の働き方をしている経理がいます。

↓あなたは、今から5年後にどちらの経理になっていたいでしょうか。

  • ホワイト企業で快適に働く経理
    未経験ならしっかりとした新人研修をしてもらい、
    ある程度仕事に自信が持てるようになってから現場に入る。
    相場と比較して高めの年収で働き、
    将来の幹部候補としてまわりから期待され受け入れられながら楽しく働く環境
  • ブラックでしんどい働き方をする経理…
    わけもわからない状態でいきなり現場に放り込まれ、
    先輩にお荷物扱いされながら仕事をイヤイヤ覚え、
    ようやく慣れてきても給料が恥ずかしいぐらい安くて同窓会にも出られない…。

↑私はこの2つの働き方の両方を実際に経験しました。

今でこそ比較的ホワイトな職場で働けてますが、

最初はブラックで地獄のような働き方だったんです。

(ブラックな会社は1年ぐらい働いてスパッと辞めました)

管理人

注意してほしいのはブラック時代の私と、

ホワイトに転職してからの私とで、

能力はたいして変化していないことです。

(1年程度でスキルが身につくほど経理の仕事は甘くないですからね)

違いは「入社した会社がブラックだったか、ホワイトだったか」の違いだけです。

そして、探す場所さえまちがえなければ、

未経験でも応募できるホワイトな経理求人はたくさん見つかるんです。

転職活動のときに情報を探す場所をまちがえてしまった人は、

入社5年以上のベテランになっても、

ブラックな働き方をさせられてしまうケースもあります。

(私は最初ハロワとか、リクナビとかを使って求人を探して応募したので、結果的にブラックに入ってしまいました)

どうせ働くならホワイト企業でしっかりと新人からスタートし、

相場より高い年収を稼ぎながら経理として着実にキャリアアップしましょう。

求人を探す場所をまちがえない(経理専門の転職サイトで情報リサーチする)

↑というたった1つのポイントさえ外さなければ、

まちがえてブラック企業に応募するリスクはほぼゼロにできますよ。

 

転職活動で「結局いちばん重要なこと」はこれ

(転職活動でもっとも重要なのは「情報の探し方=求人を探す場所」です)

 

転職活動でもっとも重要なのは、情報の探し方(求人を探す場所)です。

ブラックな経理になりたくない人は、

絶対に経理専門の転職サイトで求人を探すようにしてください。

なお、転職サイトはお金とられるとかありえませんし、

スマホで3分あれば終わる簡単な作業です。

気に入らなければいつでも解除できて、

求人の自動メール通知すら来なくなるので、

リスクなんて何もないです。

管理人

ただ、それがわかっていても、

↓残念ながらこの2種類の行動パターンをとる人に分かれてしまうんですよね。

  1. とりあえず今すぐ登録作業だけでも済ませておく人
  2. なんだかんだ理由をつけて結局なにも行動しない人

↑お気づきの方も多いかと思いますが、

これって転職活動も普段の生活も同じです。

絶対にやった方がプラスになる、

メリットしかないのはわかっているのになぜか行動できない人…。

↑あなたのまわりにも、こういう人っていませんか??

正直、以前の私もまさにこれでした。

(本来、私はものすごくクズな人間なんです)

管理人

でも、現実にブラック企業からホワイト企業に転職して、

「世の中にはちょっとした行動を起こすだけで結果に大きな差が出ることがある」を実感してからは、

行動しないことのデメリットがデカすぎるように感じるようになりました。

転職サイトの登録なんて、誰でもできるちょっとしたことです。

でもこういう「地味なわりに重要な作業」を今すぐやれる人とやれない人とでは大きな差が出るんです。

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転職先に希望する年収条件や、

残業の有無などをサイト内で入力しておきましょう。

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良さげな求人が出たらブックマークして保存しておいてください。

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いざ転職が必要となったときに、

応募するホワイト求人の選択肢を手元にたくさん持った状態でスタートできるので、ライバルに大きな差をつけられますよ。

せっかく経理という魅力的な職業を見つけたのですから、

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やりがいを感じながら楽しく働きましょう。

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いろいろ条件しぼって求人検索してみてください。

こんなに条件の良い求人がたくさんあるのか…!

とびっくりされると思いますよ。

管理人

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