- 男性でも経理に転職することはできる?
- 簿記2級は持っていないとダメ?
- 年齢は何歳まで可能?

男性が未経験で経理に転職って難しいですか?
簿記はまだ勉強を始めたばかりで、
年齢は20代後半なんですが…。
テレビドラマなどを見ていると、
「経理=女性」のイメージがありますよね。
経理は確かに女性スタッフの割合が多いです。
その一方で、経理課長など、経理の管理職となっていく人の多くは男性ですね。
女性の割合が高い職場であるのは確かですが、
男性でも経理として働いている人はたくさんいますよ。

また、経理は実務経験が重視される職種ですが、
「未経験者はぜったいに経理になれない」なんてことはありません。
もし経験者しか採用されないなら、経理という職業はとっくにこの世からなくなっているはずです(ありえないですね)
未経験の社会人男性でも、経理としてキャリアアップしていくことは可能ですよ。
この記事では、男性が未経験から経理に転職するための具体的な方法を解説します。
「経理の仕事に興味があるけど、どうすれば転職できるかわからない…」
とお悩みの男性は、ぜひ参考にしてみてください。
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この記事の目次
男性が未経験で経理へ転職する方法
男性が未経験で経理に転職するには、
↓以下のようなステップを踏んでいく必要があります。

- 経理求人が専門の転職サイトで情報収集する
- 未経験OKの求人を狙って応募する
- 同時進行で簿記資格を取得する
- 中小企業で経験を積んで大手企業へステップアップする
- 採用確率をあげたいなら転職エージェントを使う
それぞれの内容について、順番に解説していきますね。
経理求人が専門の転職サイトで情報収集する
まずは応募先の求人を見つけないことには何も始まりませんので、
転職サイトを使って経理の求人を検索してみましょう。
その際、どの転職サイトで情報収集するか?が大切です。
なぜかというと、サイトごとに「得意な求人(重点的に扱っている職種や業界)」というものがあるからです。

↓転職サイトには、大きく分けて以下の2種類があります。
- 一般向けの転職サイト
ありとあらゆる職種・業界の求人を扱うサイト(代表例はリクルート)
とにかくたくさんの求人がありますから「まだ志望職種が決まっていないので、とりあえずいろんな選択肢を検討したい」という人が使うのに最適です。 - 専門職向けの転職サイト
経理専門・MR専門といったように、特定の職種のみを扱っている転職サイトです。
経理専門の求人サイトとして有名なのは例えばこちらです。
求人数は一般向けサイトに比べて少ないですが、一つ一つの求人の質が高いという特徴があります。
経理の仕事を探すなら、経理求人を専門で扱っている転職サイトを使うようにしましょう。
>>経理はブラックに間違えて入社すると、こんな悲惨なことになります…。
未経験OKの求人を狙って応募する

(未経験者OKの求人を狙って転職活動しましょう)
経理の求人には「実務経験者向け」のものと、「未経験者OK」のものがあります。
未経験者が実務経験者向けの求人に応募しても、採用されるのは非常に難しいのが実際のところです。
まだ経理として働いた経験がない人は、未経験者OKの求人を狙って応募しましょう。
経理で「実務経験者」とみなされるためには、3年以上の実務経験があるのが相場とされます。
「社会人経験はあるけど、経理の仕事はまだしたことがない人」も「未経験者」に含まれます。

↓※未経験者向けの経理求人例
経理は一種の専門職種ですので、
実務経験のありなしで採用の入り口が違います。注意してください。
>>このブログを読んでくださる方にお伝えしたい事
(謝罪ふくみます。申し訳ありません…)
求人には「公開求人」と「非公開求人」の2種類がある
なお、転職サイトに登録されている求人には、
「公開求人」と「非公開求人」の2種類があることも知っておいてください。
- 公開求人
ネットにつながっていれば誰でもみられる求人 - 非公開求人
サイト内で職歴や希望年収などを登録しないとみられない求人
なぜ企業側がサイト内で求人を「非公開」にしているかというと、
特に条件が良い求人には応募者が殺到してしまうからです。
企業側にとって、応募人数が多いことは嬉しいことです。
しかし、あまりにも応募が増えすぎると採用の事務負担が多くなりすぎてしまうのです。
(うれしい悲鳴ではありますが)
そのため、サイト内で求人を「非公開」にして、
あらかじめ就業意欲が高い人(プロフィールなどをきちんと入力している人)だけが応募できるかたちにすることがあるのです。
公開求人と非公開求人では、求人の質がかなり違います。
ほぼ同じ規模の会社で、同じ種類の仕事なのに、
年収が100万円違うなんてケースもざらにありますよ。

どうせ働くなら給料は多いに越したことはないですよね。
同時進行で簿記資格を取得する
経理の仕事では、簿記の知識がとても重要です。
今後もずっと経理の仕事をやっていくつもりなら、簿記2級までは取得しておきたいところですね。
もっとも、未経験者採用の場合は、
入社時点ですでに資格を取得済みでなくても問題ないケースが大半です。
↓面接では以下のように受け答えしておけば問題ありません。
「まだ簿記試験に合格していませんが、勉強は進めています。
次回●月の検定試験で2級を取得する予定です」
未経験入社の場合、入社後6ヶ月ぐらいは見習い扱いになりますから、
その期間中に簿記資格を取得すれば問題ないからです。
(簿記は2級までなら、半年間の勉強期間があれば十分に合格できる試験です)
中小企業で経験を積んで大手企業へステップアップする

(未経験で転職するなら中小企業の経理求人を狙いましょう)
大手企業の経理採用は、未経験者は新卒採用が基本になります。
中途採用で大手企業の経理に転職するには、実務経験が必須と考えておきましょう。
一方で、中小企業では既卒者の未経験採用を行っている会社はたくさんありますよ。

すでに社会人となっている人が、中途採用で大手企業の経理に転職するなら、
まずは中小企業で実務経験を積み、その後に大手企業に転職する
というステップをふむ必要があります。
現在未経験者で既卒の方は、まずは中小企業の未経験者向け求人を狙いましょう。
>>経理はブラックに間違えて入社すると、こんな悲惨なことになります…。
男性の経理転職に関するよくある質問と回答
男性の経理転職について、よくある質問と回答をまとめました。
参考にしてみてください(↓青文字をクリックでジャンプできます)

経理部の男女比率は?
経理部の男女比率は、女性の方が多くなっている会社が多いでしょう。
ただし、経理の管理職(経理課長など)となっている人の多くは男性です。
女性の経理管理職というのはあまり多くないというのが実情ですね。
経理として出世するには?
一つの会社でキャリアアップしていく場合、
↓以下のようなかたちで出世していくケースが多いでしょう。
未経験の経理スタッフとして入社
↓
経験10年ほどで経理課長などの管理職になる
↓
部長クラスになる(経験15年〜)
↓
役員クラスになる(経験20年〜)
経理の仕事は、日常業務・決算業務・給与計算(年末調整を含む)などに分かれますが、
経理としてキャリアを重ねていくためには、これらすべての業務を経験する必要があります。
なお、5年〜10年以上の実務経験があり、チームリーダーなどの経験があれば、
最初から経理の管理職候補として転職することも可能になります。
簿記2級は応募前に合格していないとダメですか?
ネットの口コミでは「簿記2級ぐらいは持っていないと、経理には採用されない」という極端な主張をする人がいますが、現実にはそんなにハードルは高くないです。
求人情報に「簿記2級以上が必須条件」と書いてあるのは、あくまでも目安です。

簿記2級なんて、いってしまえば「ちょっと勉強すれば誰でも受かる試験」です。
採用側もそれはよくわかっています。
簿記検定は、税理士試験や公認会計士試験のように「特別優秀な人でないと受からない試験」ではないです。
まったくのゼロから勉強スタートしても、早ければ3ヶ月、平均で6ヶ月程度あれば合格できるでしょう。
逆に言えば、簿記2級を持っているからといって、絶対に優秀かというとそうではありません。
なので、簿記2級に合格しているかどうか?を採用の絶対条件にするようなことは、企業側は普通しません。
例えば、やる気もあってコミュニケーション能力も高い、
とても魅力的な人材がいたとしましょう。
その人が応募時点で簿記2級を持っていないからと言って、
「絶対に採用しない!」なんてことは企業は普通しません。

簿記なんて入社してから勉強しても十分間に合います。
実務をやりながら勉強する方が理解も進みますしね。
現時点で簿記2級を持っていなくても、経理への転職に挑戦することは可能ですよ。
経理部は男性と女性で仕事内容が違うんですか?
男性と女性で、仕事内容に基本的に違いはありません。
残業や休日出勤の扱いについて、性別で差を設けることはコンプライアンス違反ですので、そういうことをやっている会社はほぼないでしょう。
ただし、課長級以上の管理職は男性が多いのが実情です。
管理職となった場合、スタッフのとりまとめ業務のほか、
決算業務や税務申告の責任者として仕事をすることになります。
税務調査の対応や、融資を受けている金融機関とやりとりをするのも経理管理職の仕事です。
そういった意味で、現実に男性と女性とで仕事内容に違いが生じている会社はあるでしょう。
同じ役職(階級)のスタッフどうしなら、男女で仕事内容に差はないということですね。
経理男性はどんな職歴の人が多いですか?
「スキルアップのために簿記の勉強をしてみたら、とても面白く感じたので経理の仕事に興味をもった」というきっかけで経理を目指す人が多いですね。
また、プログラマーなどの仕事をしてきた人には、経理への転職を目指す人が多いように思います。
プログラマーも経理も「論理(ロジック)」がとても重要な仕事ですから、共通しているものがあるのかもしれませんね。
経理部で働く男性の性格的な特徴は?
私自身、「経理で働いているぐらいだから、性格的は几帳面なんでしょ?」
なんてふうにいわれることも多いんですが、実際はそんなことはないですね(笑)
私に限らず、経理でもおおざっぱな性格の人は結構多いですよ。
また、女性が多い職場であるのに加えて、基本的に同じメンバーで仕事をしていますので、
社内でのコミュニケーションをしっかりやっていける社交性は大切です。
もっとも、営業のように「陽キャ」でないとできない仕事ではありません(私もどっちかというと陰キャです…)
重要なのは仕事のスキルですから、社会人として普通のコミュ力があれば問題なくやれる仕事ですよ。
経理男性の平均年収はどのぐらい?
経理の年収は、企業規模と実務経験の有無によって決まります。
基本的に大手企業の方が経理の仕事の難易度は上がりますので、その分だけ年収も高くなります。
↓経理の平均年収については、こちらの記事でくわしく書きましたので参考にしてみてください。
-
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【経理の平均年収】女性と男性で格差はある?給料安いって本当?
経理を目指している男性は少なくないと思いますが、日本では「経理は女性の仕事」というイメージもまだまだ根強いですよね(実際のところまったくそんなことはないんですが…)
ここでは男性が経理職として転職した場合には平均でどのぐらいのお給料がもらえるものなのか?について解説させていただきます。続きを見る
経理男子って合コンでモテますか?
経理だから特別モテるということはまずないですが、
「几帳面なイメージ」を持たれることが多いですね。
(いわゆる「ただしイケメンに限る」というやつかもしれませんが…)
よく言えば「まじめ・安心感がある」という感じですが、
悪く取られれば「金にうるさい・神経質」という印象を持たれることもあります。
まちがっても会計時に電卓を取り出して割り勘計算する…なんてことはやめましょう。
男性で経理って出世コースですか?
経理という仕事は、会社の中の「機密情報」が集まってくる部署です。
↓例えば、経理の仕事をしていると以下のような情報を日常的に扱うことになります。
経理が扱う「会社の機密情報」
- 会社がちゃんと儲かっているのか
- 会社の銀行口座にあといくらのお金があるのか
- 役員を含む全社員の給料の金額
- 会社がどこの誰からいくら借金をしているのか
- 会社がどれだけの税金を納めているのか
- 会社がどこの部署にどれだけの投資をする予定なのか
- 会社がどんな資産を持っているのか(ゴルフ会員権その他も…)
- 役員がどういう暮らしをしているか(社宅の家賃など)
- だれがどんなお店で接待をしているか
- だれがどれだけの住宅ローンを組んでいくらの家を買ったかなど…
特に中小企業では、経理責任者は「社長の右腕」や「金庫番」的な存在になることも多いです。
経理に配属されたから確実に出世コースとまではいえませんが、
経理に配属された時点で、「会社の重要な情報を扱わせてOKな人材」という評価を受けていることはまちがいないでしょう。
30代でも採用されますか?
経理に限らず、未経験の職種に転職する場合、34歳までが年齢的な限界と言われます。
(35歳転職限界説なんて言葉があるぐらいです)
逆にいうと、34歳までであれば男女問わず未経験から経理になることは可能だと思いますよ。
もしあなたが今20代なら、未経験から挑戦できる経理求人はたくさんあります。
ぜひチャレンジしてみてください。

もっとも、どんな職場でも、年齢は若ければ若いほど歓迎されやすいのも事実ですね。
あなたがあなたの人生で「もっとも若い」のは、今この時点です。
異業種への転職を目指している方はできるだけ早いタイミングで行動を起こすことをおすすめします。
未経験の場合の志望動機の書き方は?
志望動機は、採用の可否に影響する重要なものです。
特に、未経験で転職する場合には「なぜ今の職をやめて、あえて経理を目指すのか?」を明確にしないといけません。
経理に未経験で転職する場合の志望動機の書き方については、
↓下記の記事で例文つきでまとめています。参考にしてみてください。
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【経理の志望動機例文】未経験/実務経験者別に自己PRのコツを解説
経理の志望動機はどう書くのが正解?未経験者と実務経験者では書き方のポイントが違う?この記事では、経理への転職を目指す方向けに志望動機や自己PRの作成のコツを解説しています。アレンジして使える例文も紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
続きを見る
ブラックな働き方をしたくない経理が絶対に知っておくべきこと

(ブラックな働き方をしたくない経理志望者へ)
すでに経理として働いている人も、これから働く人も、
ブラックでしんどい働き方をしたくないなら、
入社する企業選びにはこだわってください。
経理は会社の大きさや業界によって働き方がまったく違う職種です。
どんなに優秀な人でも入社する企業をまちがえてしまうと、
低年収でブラックな働き方になってしまうので注意が必要です。
特に経理未経験の人は、
最初の1社目でどういう仕事の経験をするか?によって、
その後のキャリアに大きな影響が出るので注意してください。

「先輩の背中を見ながら仕事を覚えろ!」
みたいな昭和体質な会社に入ると最悪です。
ろくな教育もなくいきなり現場に放り込まれ、
訳もわからない状態で疲弊していく経理未経験者はものすごく多いです。
経理の給料はこうやって決まる

(経理は「どう言う会社に入るか?」でほぼ給料が決まります)
↓同じ経理でも、残念ながら以下の2種類の人に別れてしまいます。
- 入社当初から年収高めで働ける人と、
- いつまで経っても低年収…で苦しんでいる人
これは経験者・未経験者問わずです。
未経験者なら能力的にはみんな同じスタートのはずなのに、
なぜこんなふうに差がついてしまうのでしょうか?
理由は経理という職種の特徴にあります。
↓経理のお給料ってこれでほぼ決まります。
- 利益をちゃんと出している会社で働いているか?
- 利益を社員に還元する社風があるか?
- 社内でキャリアアップしていく仕組みが整っているか?
経理は営業マンのように個人の成績で給料が決まる職種ではありません。
経理の給料は「自分の会社がもうかっている会社か?」でほぼ決まることを知っておいてください。
あなたが入社する会社がまったく利益の出てない衰退斜陽産業だったり、
社長が利益をすべて自分のものにしているワンマン体質な会社であったりしたら、
あなたがどれだけ優秀な人であったとしても、
低年収でしんどい働き方になってしまうんです。
若くてやる気もあって優秀なのに、
なぜか給料がめっちゃ安い…
みたいな働き方をしている経理ってものすごく多いです。
同じ働くならお給料は高いにこしたことはないですよね。
なお、大手企業に入社すればOK!というわけではないので注意してください。
大手勤務でも安月給で酷使されている経理なんていくらでもいますからね…。
経理は営業マンみたいに「個人のノルマや営業成績」で給料が決まる職種ではありません。
あらかじめ担当範囲が決められた仕事を、
期限までにしっかりとこなすことが重要な仕事です。
「今月は営業ノルマ達成したからボーナスが出る」
みたいな働き方ではないんですね。
同じ未経験入社でもこんなにお給料が違う…
具体例として、
実際に募集されている経理求人を見てみましょう。
↓例えばこの2つはどちらも未経験者向けの求人ですが、
入社時の給料の額がまったく違います。

↑2つ目の低年収でしんどそうな求人…に、
あえて好んで応募する人はまずいないと思います。
経理は実務経験がとても重要視される仕事なので、
当然ながら未経験者はみんなゼロからの評価スタートになります。
ですが、同じ未経験者でも「入社する会社の体質」によって、
お給料の金額がまったく違ってくるのが現実です。
くりかえしになりますが、
経理の給料は入社する会社の良し悪しでほぼ決まります。
やる気もスキルもあるのに「転職活動のときに選ぶ会社をまちがえたこと」が原因で、ブラックな働き方になってしまうケースは本当に多いんです。
↑これ、めちゃくちゃ損なので注意してください。
ブラック企業で働く経理はこんなに悲惨…

(経理はブラック企業に入ると悲惨です)
あなたがどんなに優秀でやる気のある人だったとしても、
入社する会社がブラックだと悲惨な働き方になってしまいます。
↓例えばこんな感じですね…。
- 低年収なのに長時間労働を強制される…。
- ろくな新人教育もなくいきなり現場に放り込まれ、教わっていないことでミスして罵倒される…。
- 頑張ってるのに仕事を評価されず「経理は売上に貢献しない部署だからお荷物」みたいな扱いをされる。
- 決算前など繁忙期は日付が変わるまでサービス残業…。
実は私自身も経験があるんですが、
ブラック企業に搾取されたくない人は、
入社する会社選びには絶対にこだわるようにしてください。
↑これは未経験者も実務経験者もまったく同じですので、
くれぐれも注意してくださいね。
ホワイトな経理求人はこういうところで探すべし

(ホワイトな経理求人は「経理専門の転職サイト」で探すと見つかります)
ブラックでしんどい働き方を絶対にしたくない人は、
求人を探す場所を間違えないことが大切です。
ハローワークとかはブラック求人も多いんで避けてください。
経理は一種の専門職なので、
リクナビなどの「一般向けの転職サイト」も避けた方が良いですね。
↓具体的には、こちらのような
経理専門の転職サイトで求人を探すようにしましょう。

\ ホワイトな経理求人多数あり!/
↑転職サイトは完全無料で使えます。
無料アカウント登録で条件をしぼりこんで求人検索をかけられますよ。
年収額や未経験簿記資格なしOK・残業なしなど、
希望する条件に合った求人だけを検索できるのでとても便利です。
今すぐは転職する気がない人もやっとかないと後で後悔すること

(今すぐは転職活動できない人もやっておくべきこと)
今すぐは転職する気がない人も、
転職サイトへの無料登録だけは早めにやっておいた方が良いです。
なぜかというと、日常のストレスや疲れが限界までたまってくると、
転職サイトに登録するというかんたんな作業すらやる気なくなるんですね(実体験談)
そうなるとさらに今の職場への依存度が高まって、
「この仕事やめたいのにやめられない…。出口がない…」
みたいな精神状態になりがちなんです。
私も経験あるんですがこれめっちゃつらいですよ。
転職サイトで無料アカウントを作って、
年収や残業有無などの希望条件を入力しておくと、
自分にマッチする求人が出るたびに自動通知してもらえます。
気になった求人がきたらブックマーク保存しておきましょう。
↑日常的にこれやっとくだけでも、
「どうしても今の状況がつらくなったら転職もある」
という選択肢を持つことができます。
ホワイト求人に出会えるかどうかってそのときどきの運もありますから、
日常的に情報が自動でスマホに入ってくるようにしておくことが大切です。
忙しくて今すぐは転職活動できない人も、
無料登録だけはやっておきましょう。
↓1分でできる作業ですよ。

まとめ
今回は、未経験で経理に転職したい男性向けに、転職活動の具体的な進め方を解説しました。
↓おさらいすると、以下のポイントを押さえておくことが大切です。
- 経理求人が専門の転職サイトで情報収集する
- 未経験OKの求人を狙って応募する
- 同時進行で簿記資格を取得する
- 中小企業で経験を積んで大手企業へステップアップする
- 採用確率をあげたいなら転職エージェントを使う(無料)
ネットの口コミでは、「男性は未経験だと経理になれない」というデマを流す人がいますが、そんなことはまったくないです。
男性でも経理として活躍している人はたくさんいますよ。

経理は日本国内で活動するすべての企業がやらないといけない仕事ですから、これから先もなくなるなんてことはあり得ません。ちゃんと将来性のある仕事です。
男性でも経理としてキャリアアップしていくことはちゃんとできますので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
最後の最後にお伝えしたいこと
この記事を最後まで読んでいただきありがとうございました。
ここまで時間をかけて読んでくれたあなたに、
↓どうしてもお伝えしたいことがあります。
それは、世の中には「ちょっとした情報を知っているか、知らないか」で、ものすごく大きな差がついてしまうことがあることです。
なんか説教くさくなってしまってごめんなさい。
でもこれマジなんです。
(このシンプルな事実を知らない人は人生めっちゃ損します)
今回の内容で言えば、
経理は「求人を探す場所」をまちがえると、
ものすごく損をしてしまうケースがあることとかですね。

経理の求人を探すなら、
リクナビとかハロワではなく経理専門の転職サイトを使ってください。
どれも無料で使えるものですが、見つかる求人の質がまったく違います。
何度もくりかえしになり本当に恐縮なのですが、
経理は「入社する会社」によって給料や仕事内容がガラッと変わる職種です。
どんなに優秀でやる気のある人だったとしても、
経理という職種をちゃんと評価する気がないワンマン社長が経営している会社や、
業績の悪く将来性もない斜陽産業の会社に入ってしまうと、
どんなにがんばっても安月給でブラックなしんどい働き方になってしまうんです。
逆に言えば、いま現在の実務経験やスキルに自信がない人であっても、
ホワイトな求人を上手に見つけて入社することさえできれば、
年収で同年代のライバルに差をつけられるってことですね。
世の中にはこの「2種類の経理」がいる

(世の中には「2種類の経理」がいます)
リアルな話ですが、世の中には以下の2種類の働き方をしている経理がいます。
↓あなたは、今から5年後にどちらの経理になっていたいでしょうか。
- ホワイト企業で快適に働く経理
未経験ならしっかりとした新人研修をしてもらい、ある程度仕事に自信が持てるようになってから現場に入る。相場と比較して高めの年収で働き、「将来の幹部候補」としてまわりから期待され受け入れられながら楽しく働く環境 - ブラックでしんどい働き方をする経理…
わけもわからない状態でいきなり現場に放り込まれ、先輩にお荷物扱いされながら仕事をイヤイヤ覚え、ようやく慣れてきても給料が恥ずかしいぐらい安くて同窓会にも出られない…。
↑私はこの2つの働き方の両方を実際に経験しました。
今でこそ比較的ホワイトな職場で働けてますが、
最初はブラックで地獄のような働き方だったんです。
(ブラックな会社は1年ぐらい働いてスパッと辞めました)

注意してほしいのはブラック時代の私と、
ホワイトに転職してからの私とで、
能力はたいして変化していないことです。
(1年程度でスキルが身につくほど経理の仕事は甘くないですからね)
違いは「入社した会社がブラックだったか、ホワイトだったか」の違いだけです。
そして、探す場所さえまちがえなければ、
未経験でも応募できるホワイトな経理求人はたくさん見つかるんです。
転職活動のときに情報を探す場所をまちがえてしまった人は、
入社5年以上のベテランになっても、
ブラックな働き方をさせられてしまうケースもあります。
(私は最初ハロワとか、リクナビとかを使って求人を探して応募したので、結果的にブラックに入ってしまいました)
どうせ働くならホワイト企業でしっかりと新人からスタートし、
相場より高い年収を稼ぎながら経理として着実にキャリアアップしましょう。
求人を探す場所をまちがえない(経理専門の転職サイトで情報リサーチする)
↑というたった1つのポイントさえ外さなければ、
まちがえてブラック企業に応募するリスクはほぼゼロにできますよ。
-
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経理の求人探しにおすすめ!転職サイトランキング(厳選3社)
経理におすすめな転職サイトってどこ?この記事では、経理の求人を探している人におすすめの転職サイトをランキングで紹介しています。未経験・簿記なしOKの求人が多数見つかる転職サイト〜実務経験者や管理職候補者限定のハイクラス求人サイトまで紹介しますので、参考にしてみてください。
続きを見る
転職活動で結局いちばん重要なのはこれ

(転職活動でもっとも重要なのは「情報の探し方=求人を探す場所」です)
転職活動でもっとも重要なのは、情報の探し方(求人を探す場所)です。
ブラックな経理になりたくない人は、
絶対に経理専門の転職サイトで求人を探すようにしてください。
なお、転職サイトはお金とられるとかありえませんし、
スマホで3分あれば終わる簡単な作業です。
気に入らなければいつでも解除できて、
求人の自動メール通知すら来なくなるので、
リスクなんて何もないです。

ただ、それがわかっていても、
↓残念ながらこの2種類の行動パターンをとる人に分かれてしまうんですよね。
- とりあえず今すぐ登録作業だけでも済ませておく人
- なんだかんだ理由をつけて結局なにも行動しない人
↑お気づきの方も多いかと思いますが、
これって転職活動も普段の生活も同じです。
絶対にやった方がプラスになる、
メリットしかないのはわかっているのになぜか行動できない人…。
↑あなたのまわりにも、こういう人っていませんか??
正直、以前の私もまさにこれでした。
(本来、私はものすごくクズな人間なんです)

でも、現実にブラック企業からホワイト企業に転職して、
「世の中にはちょっとした行動を起こすだけで結果に大きな差が出ることがある」を実感してからは、
行動しないことのデメリットがデカすぎるように感じるようになりました。
転職サイトの登録なんて、誰でもできるちょっとしたことです。
でもこういう「地味なわりに重要な作業」を今すぐやれる人とやれない人とでは大きな差が出るんです。
↑これをやっておくだけで、
マッチするホワイト求人がでるたびにスマホに自動通知してもらえます。
良さげな求人が出たらブックマークして保存しておいてください。
日常的にスマホに届く求人情報を見るクセをつけるだけで、
「いざとなったときの転職」という選択肢を確保できます。
今の仕事がどうしても辛くなったら転職もあるという気持ちで普段の仕事をこなせますし、
いざ転職が必要となったときに、
応募するホワイト求人の選択肢を手元にたくさん持った状態でスタートできるので、ライバルに大きな差をつけられますよ。
せっかく経理という魅力的な職業を見つけたのですから、
ホワイト企業でしっかりお給料を稼ぎ、
やりがいを感じながら楽しく働きましょう。

↓今すぐは転職活動できない人も、
初めは情報リサーチからスタートです。