経理の仕事に携わる人なら誰もが、時には「やりがいがない」「つまらない」と感じる瞬間があるはずです。
数字とにらめっこする日々が続いたり、
報告書の締め切りに追われ、時には昼夜を問わず働いたりすることもあるでしょう。
そんな状況で、やりがいを見出すのは簡単ではありませんよね。
しかし、その一方で経理業務は会社経営における重要な役割を担っているのも事実です。
この記事では、経理の仕事で「あるある」と感じるやりがいのなさや退屈さをどう乗り越えていくかを考えていきます。
こちらの記事もおすすめ
この記事の目次
経理の仕事をしていて「やりがいがない」「つまらない」と感じる瞬間
経理の仕事をしている方の中には、仕事にやりがいがない・つまらないと感じ、
悩んでいる方も少なくないでしょう。
仕事にやりがいがない・つまらないと感じる具体的な理由や、その対策を知れば悩みを解消するヒントになるかもしれません。
経理の仕事をしていてやりがいがない・つまらないと感じる理由には、以下のようなことがあります。
- 地味な日々のルーティンワークに埋もれてしまっているとき
- 繁忙期の仕事量に圧倒されているとき
- デスクワークで孤独感を感じるとき
- 自分の性格に合っていないと感じるとき
経理の仕事をしていてやりがいがない・つまらないと感じる理由を順番に解説していきますね。
地味な日々のルーティンワークに埋もれてしまっているとき
日々のルーティンワークに埋もれてしまい、経理の仕事にやりがいのなさを感じている方も多くいます。
経理の仕事は、日々同じ作業の繰り返しです。
毎日同じ業務を繰り返しているだけでは、新しい刺激ややりがいを見出すことが難しくなってしまいますよね。
しかし、経理の仕事には自分自身の成長や専門的な力の向上が期待できるメリットも多くありますよ。
経理業務を通じて、会社の経営を理解し専門的な分析スキルを磨けます。
また、経理は会社の中核部門であり経営陣の意思決定にも関わる重要なポジションです。
日々の業務に埋もれることなく、自分のキャリアを見つめ直すことで新たなやりがいを見つけられるでしょう。
繁忙期の仕事量に圧倒されているとき
繁忙期の仕事量に圧倒され、経理の仕事が難しい・つまらないと感じる場合もあります。
しかし、繁忙期こそ専門知識が試されるチャンスとも言えます。
繁忙期には、経理業務の効率化や精度向上が求められるためです。
「繁忙期の仕事量に圧倒される」と感じたときこそ、自身のスキルを磨く絶好の機会と捉えましょう。
その結果、経理のやりがいを再発見できるはずです。
デスクワークで孤独感を感じるとき
デスクワーク中に感じる孤独感も、経理の仕事がつまらないと感じる要因です。
経理の仕事は、他の部署と比べて自分ひとりで作業することが多くあります。
そのため、コミュニケーション不足から孤立感を覚えることも少なくありません。
孤立感を感じている場合は、同じ業務に携わる仲間と情報交換を行うのがおすすめです。
職場の仲間と定期的に会話をしコミュニケーションをとれば、孤独感を解消できるのではないでしょうか。
また、専門的なスキルや知識を磨けば自信を持って仕事ができるため、
孤独感を軽減することができるはずです。
自分の専門性を高められれば、やりがいや充実感を得られます。
そうすることで、日々の孤独感を感じることも少なくなるでしょう。
自分の性格に合っていないと感じるとき
自分の性格と経理の仕事が合わないという思いから、つまらなさを感じている方もいます。
経理の仕事はアシスタント的な仕事のため、主役に立って仕事をしたいという方には物足りなく感じてしまうかもしれません。
また、毎日同じ仕事をコツコツとするため、
もっとクリエイティブな仕事をしたいと感じる方もいます。
しかし、経理の仕事には魅力やキャリア上のメリットがたくさんありますよ。
会社の数値を通して経営を理解し、経営陣の意思決定に関わる経験を積めます。
また、専門的な力が身につき分析スキルが向上することで、
転職市場でも強みとなるのもメリットです。
新たなキャリアを模索したり、転職を考えることも経理の仕事を面白くする一つの方法ですよ。
主役感がないアシスタント的な仕事も、自分の成長やキャリアにつながる重要な経験と捉えれば楽しくなるでしょう。
経理の仕事を面白くする方法・コツ
経理の仕事にやりがいのなさやつまらなさを感じている場合は、仕事を面白くする方法やコツを考えるのが大切です。
仕事をする環境を変えたり、仕事に必要な知識を増やしたりすれば仕事がグッと楽しくなるでしょう。
経理の仕事を面白くする方法・コツとしては、以下のようなことがあります。
- デスク周りを自分好みにアレンジする
- 効率的な作業スキルを身につける
- 導入している会計システムを理解する
- 仕事以外の生活に価値を見出す
経理の仕事を面白くする方法・コツをご紹介しますね。
デスク周りを自分好みにアレンジする
デスク周りを自分好みにアレンジすれば、経理の仕事がもっと楽しくなるでしょう。
文房具の収納方法や書類の保管の仕方などを工夫すれば、仕事の効率が上がり作業時間のロスが減らせます。
また、自分好みのインテリアやグリーンを取り入れれば、
リラックスした雰囲気を作り出せますよ。
デスク周りに、自分のモチベーションをアップさせる要素を取り入れるのもおすすめです。
自分の目標や夢を思い出させるポスターや写真を飾る、好きな音楽を流すなど自分らしさを表現できる工夫をするとよいでしょう。
仕事へのやる気を高めることができますよ。
自分の好みやこだわりを取り入れながら、仕事を楽しむ工夫をしてみてくださいね。
効率的な作業スキルを身につける
効率的な作業スキルを身につけるのも、仕事を面白くする1つの方法です。
例えば、経理の仕事ではエクセルを使う場面が多くあります。
関数やマクロを使った自動化・効率化を、日々の経理作業に生かせないか考えてみるのはどうでしょうか。
実際に導入できるかはさておき、そうしたプログラミング的な思考をもって経理業務に携わることは大切ですよ。
作業スキルを向上させることで業務効率が向上し、やりがいを見出しやすくなるのです。
経理の仕事に対するモチベーションを高めるためには、効率的な作業スキルを身につけることが大切です。
導入している会計システムを理解する
経理部署で導入している会計システムを徹底的に理解すれば、経理業務におけるやりがいを見つけられるでしょう。
システムを理解すれば効率的な作業が可能となり、自分の専門知識を活かす場面が増えますよ。
また、システムを活用すればデータの分析や経営陣への報告がスムーズに行えるようになります。
経理業務におけるシステムの理解は、キャリアの成長にも繋がる重要な要素と言えるでしょう。
仕事以外の生活に価値を見出す
仕事を楽しく行うためには、仕事以外の生活にも価値を見出すことが重要です。
趣味や興味を追求すれば仕事のストレスが緩和し、心のバランスが取れますよ。
また、新たなキャリアを模索することや転職を考えることも、
仕事に対するモチベーションを高める一環となるでしょう。
新たなキャリアを考える場合には、自分の興味や能力に合った職種を探すことや転職エージェントを活用することが重要です。
仕事以外の生活を充実させることが、仕事に対する価値観ややりがいを見つける手助けとなるでしょう。
経理の仕事の魅力やキャリア上のメリット
やりがいがない・つまらないと感じる方も多い経理の仕事ですが、実際には多くの魅力やキャリア上のメリットがあります。
経理の仕事の具体的な魅力やメリットを知れば、経理の仕事の良さが理解できるはずです。
経理の仕事の魅力やキャリア上のメリットとしては、以下のようなことがあります。
- 会社の数値を通して経営を理解できるようになる
- 専門的な力が身につく
- 社内の様々な部門との関わりがある
経理の仕事の魅力やキャリア上のメリットを具体的に見ていきましょう。
会社の数値を通して経営を理解できるようになる
経理の仕事には会社の数値を通して経営を理解できるようになるという魅力があります。
経理業務を通じて経営陣の意思決定に関わり、専門的な力を身につけることで分析スキルが向上しますよ。
また、社内の様々な部門と関わる機会が増えるのもメリットです。
これらの経験は転職市場でも強みとなりますよ。
経理の仕事は単なる数字の入力や集計だけではなく、
会社の健全な経営を支え、成長に貢献する重要な役割を果たしているのです。
そのため、経理の仕事にはやりがいや魅力がたくさん詰まっていると言えます。
また、経営陣の意思決定に関わる経験を積める可能性があるのもメリットです。
例えば、月次決算や年次決算の後に作成する試算表や決算書の内容を経営陣の前で説明したりといった業務を経験できるでしょう。
専門的な力が身につく
経理の仕事を通じて、専門的な力が身につけられるのも魅力の1つです。
経理業務において、データ分析や予測能力を高めることで業務の幅が広がります。
また、経理部門と他の部署とのコミュニケーションを通じて、
企業全体のビジョンを理解し経営に貢献する機会も増えるでしょう。
専門性の高いスキルを身につければ、転職市場での競争力も高まりますよ。
社内の様々な部門との関わりがある
経理部門は社内の様々な部門との関わりがあるため、関わりを通じて新たな価値や楽しみを見つけられますよ。
会社の数値を通して経営を理解し、経営陣の意思決定にも関われます。
さらに、他の部門との連携を図ることで会社全体の課題や目標に貢献することも可能です。
経理部門が他の部門と連携し情報を共有すれば、会社全体の業績向上にもつながるのです。
経理の専門知識を活かしながら、他の部門と協力して問題を解決すれば自身のスキルや経験をさらに高められるでしょう。
経理の仕事はやりがいがないと感じる瞬間もあるかもしれません。
しかし、他の部門との連携を通じて新たな価値を見つければ、
経理の仕事に新たな魅力を見出すことができるでしょう。
まとめ
転職や退職は人生の大きな転機です。
不安や疑問を感じることも多いでしょう。
まずは、自分のキャリアプランをしっかり考えましょう。
次に、希望する業界や職種について調べ、自己分析を行います。
履歴書や職務経歴書は丁寧に作成し、面接では自分の強みをアピールできるよう準備しましょう。
退職手続きについては、会社の規定を確認し、
円滑に進められるよう心がけてください。
転職活動は時にストレスを感じるかもしれませんが、自分を信じて前向きに取り組みましょう。
ブラックな働き方をしたくない経理が絶対に知っておくべきこと
すでに経理として働いている人も、これから働く人も、
ブラックでしんどい働き方をしたくないなら、
入社する企業選びにはこだわってください。
経理は会社の大きさや業界によって働き方がまったく違う職種です。
どんなに優秀な人でも入社する企業をまちがえてしまうと、
低年収でブラックな働き方になってしまうので注意が必要です。
特に経理未経験の人は、
最初の1社目でどういう仕事の経験をするか?によって、
その後のキャリアに大きな影響が出るので注意してください。
「先輩の背中を見ながら仕事を覚えろ!」
みたいな昭和体質な会社に入ると最悪です。
ろくな教育もなくいきなり現場に放り込まれ、
訳もわからない状態で疲弊していく経理未経験者はものすごく多いです。
経理の給料はこうやって決まる
↓同じ経理でも、残念ながら以下の2種類の人に別れてしまいます。
- 入社当初から年収高めで働ける人と、
- いつまで経っても低年収…で苦しんでいる人
これは経験者・未経験者問わずです。
未経験者なら能力的にはみんな同じスタートのはずなのに、
なぜこんなふうに差がついてしまうのでしょうか?
理由は経理という職種の特徴にあります。
↓経理のお給料ってこれでほぼ決まります。
- 利益をちゃんと出している会社で働いているか?
- 利益を社員に還元する社風があるか?
- 社内でキャリアアップしていく仕組みが整っているか?
経理は営業マンのように個人の成績で給料が決まる職種ではありません。
経理の給料は「自分の会社がもうかっている会社か?」でほぼ決まることを知っておいてください。
あなたが入社する会社がまったく利益の出てない衰退斜陽産業だったり、
社長が利益をすべて自分のものにしているワンマン体質な会社であったりしたら、
あなたがどれだけ優秀な人であったとしても、
低年収でしんどい働き方になってしまうんです。
若くてやる気もあって優秀なのに、
なぜか給料がめっちゃ安い…
みたいな働き方をしている経理ってものすごく多いです。
同じ働くならお給料は高いにこしたことはないですよね。
なお、大手企業に入社すればOK!というわけではないので注意してください。
大手勤務でも安月給で酷使されている経理なんていくらでもいますからね…。
経理は営業マンみたいに「個人のノルマや営業成績」で給料が決まる職種ではありません。
あらかじめ担当範囲が決められた仕事を、
期限までにしっかりとこなすことが重要な仕事です。
「今月は営業ノルマ達成したからボーナスが出る」
みたいな働き方ではないんですね。
同じ未経験入社でもこんなにお給料が違う…
具体例として、
実際に募集されている経理求人を見てみましょう。
↓例えばこの2つはどちらも未経験者向けの求人ですが、
入社時の給料の額がまったく違います。
↑2つ目の低年収でしんどそうな求人…に、
あえて好んで応募する人はまずいないと思います。
経理は実務経験がとても重要視される仕事なので、
当然ながら未経験者はみんなゼロからの評価スタートになります。
ですが、同じ未経験者でも「入社する会社の体質」によって、
お給料の金額がまったく違ってくるのが現実です。
くりかえしになりますが、
経理の給料は入社する会社の良し悪しでほぼ決まります。
やる気もスキルもあるのに「転職活動のときに選ぶ会社をまちがえたこと」が原因で、ブラックな働き方になってしまうケースは本当に多いんです。
↑これ、めちゃくちゃ損なので注意してください。
ブラック企業で働く経理はこんなに悲惨…
あなたがどんなに優秀でやる気のある人だったとしても、
入社する会社がブラックだと悲惨な働き方になってしまいます。
↓例えばこんな感じですね…。
- 低年収なのに長時間労働を強制される…。
- ろくな新人教育もなくいきなり現場に放り込まれ、教わっていないことでミスして罵倒される…。
- 頑張ってるのに仕事を評価されず「経理は売上に貢献しない部署だからお荷物」みたいな扱いをされる。
- 決算前など繁忙期は日付が変わるまでサービス残業…。
実は私自身も経験があるんですが、
ブラック企業に搾取されたくない人は、
入社する会社選びには絶対にこだわるようにしてください。
↑これは未経験者も実務経験者もまったく同じですので、
くれぐれも注意してくださいね。
ホワイトな経理求人はこういうところで探すべし
ブラックでしんどい働き方を絶対にしたくない人は、
求人を探す場所を間違えないことが大切です。
ハローワークとかはブラック求人も多いんで避けてください。
経理は一種の専門職なので、
リクナビなどの「一般向けの転職サイト」も避けた方が良いですね。
↓具体的には、こちらのような
経理専門の転職サイトで求人を探すようにしましょう。
\ ホワイトな経理求人多数あり!/
↑転職サイトは完全無料で使えます。
無料アカウント登録で条件をしぼりこんで求人検索をかけられますよ。
年収額や未経験簿記資格なしOK・残業なしなど、
希望する条件に合った求人だけを検索できるのでとても便利です。
今すぐは転職する気がない人もやっとかないと後で後悔すること
今すぐは転職する気がない人も、
転職サイトへの無料登録だけは早めにやっておいた方が良いです。
なぜかというと、日常のストレスや疲れが限界までたまってくると、
転職サイトに登録するというかんたんな作業すらやる気なくなるんですね(実体験談)
そうなるとさらに今の職場への依存度が高まって、
「この仕事やめたいのにやめられない…。出口がない…」
みたいな精神状態になりがちなんです。
私も経験あるんですがこれめっちゃつらいですよ。
転職サイトで無料アカウントを作って、
年収や残業有無などの希望条件を入力しておくと、
自分にマッチする求人が出るたびに自動通知してもらえます。
気になった求人がきたらブックマーク保存しておきましょう。
↑日常的にこれやっとくだけでも、
「どうしても今の状況がつらくなったら転職もある」
という選択肢を持つことができます。
ホワイト求人に出会えるかどうかってそのときどきの運もありますから、
日常的に情報が自動でスマホに入ってくるようにしておくことが大切です。
忙しくて今すぐは転職活動できない人も、
無料登録だけはやっておきましょう。
↓1分でできる作業ですよ。
最後の最後にお伝えしたいこと
この記事を最後まで読んでいただきありがとうございました。
ここまで時間をかけて読んでくれたあなたに、
↓どうしてもお伝えしたいことがあります。
それは、経理という職種は「どういう会社で働くか?」によって、
お給料や仕事のしんどさに大きな違いが生じてしまうことです。
ノルマ達成率で評価される営業マンなどとは違って、
経理は「個人のパフォーマンス」が評価されにくい仕事です。
(逆にいうと、個人成績でプレッシャーをかけられることも少ない仕事です)
↓必然的に、経理のお給料は以下のようなことで決まることになります。
- 所属する会社が儲かっている会社か?利益を出せている会社か?
- 出した利益をちゃんと社員に分配している会社か?
- 仕事量が増えてきたら、きちんと人材確保に投資する会社か?
あなたがどんなに優秀で、やる気のある人だったとしても、
経理という職種をちゃんと評価する気がない愚かなワンマン社長が経営している会社や、
業績の悪く将来性もない斜陽産業の会社に入ってしまうと、
どんなにがんばっても安月給でブラックなしんどい働き方になってしまうんです。
入社の時点、というか転職活動の時点で、
経理のお給料や働き方は差がついてしまうということですね。
入社後にどれだけ交渉したとしても、
お給料を大幅に上げてもらうことは難しいので注意して下さい。
経理は上でも見たように「個人のパフォーマンスが評価されにくい職種」だからです。
ブラック企業みたいな会社にまちがえて入社しないようにするには?
このブログの中では、すでにくりかえしお伝えしていることかと思いますが、
ブラック企業にまちがえて入社したくない人は、
「求人を探す場所」をまちがえないようにすることが大切です。
経理は「どういう会社に入社するか?」によって、
給料や仕事内容がガラッと変わる職種です。
逆に言えば、いま現在の実務経験やスキルに自信がない人であっても、
ホワイトな求人を上手に見つけて入社することさえできれば、
年収で同年代のライバルに差をつけられるということでもありますね。
世の中にはこの「2種類の経理」がいる
リアルな話ですが、世の中には以下の2種類の働き方をしている経理がいます。
↓あなたは、今から5年後にどちらの経理になっていたいでしょうか。
- ホワイト企業で快適に働く経理
未経験ならしっかりとした新人研修をしてもらい、
ある程度仕事に自信が持てるようになってから現場に入る。
相場と比較して高めの年収で働き、
将来の幹部候補としてまわりから期待され受け入れられながら楽しく働く環境 - ブラックでしんどい働き方をする経理…
わけもわからない状態でいきなり現場に放り込まれ、
先輩にお荷物扱いされながら仕事をイヤイヤ覚え、
ようやく慣れてきても給料が恥ずかしいぐらい安くて同窓会にも出られない…。
↑私はこの2つの働き方の両方を実際に経験しました。
今でこそ比較的ホワイトな職場で働けてますが、
最初はブラックで地獄のような働き方だったんです。
(ブラックな会社は1年ぐらい働いてスパッと辞めました)
注意してほしいのはブラック時代の私と、
ホワイトに転職してからの私とで、
能力はたいして変化していないことです。
(1年程度でスキルが身につくほど経理の仕事は甘くないですからね)
違いは「入社した会社がブラックだったか、ホワイトだったか」の違いだけです。
そして、探す場所さえまちがえなければ、
未経験でも応募できるホワイトな経理求人はたくさん見つかるんです。
転職活動のときに情報を探す場所をまちがえてしまった人は、
入社5年以上のベテランになっても、
ブラックな働き方をさせられてしまうケースもあります。
(私は最初ハロワとか、リクナビとかを使って求人を探して応募したので、結果的にブラックに入ってしまいました)
どうせ働くならホワイト企業でしっかりと新人からスタートし、
相場より高い年収を稼ぎながら経理として着実にキャリアアップしましょう。
求人を探す場所をまちがえない(経理専門の転職サイトで情報リサーチする)
↑というたった1つのポイントさえ外さなければ、
まちがえてブラック企業に応募するリスクはほぼゼロにできますよ。
転職活動で「結局いちばん重要なこと」はこれ
転職活動でもっとも重要なのは、情報の探し方(求人を探す場所)です。
ブラックな経理になりたくない人は、
絶対に経理専門の転職サイトで求人を探すようにしてください。
なお、転職サイトはお金とられるとかありえませんし、
スマホで3分あれば終わる簡単な作業です。
気に入らなければいつでも解除できて、
求人の自動メール通知すら来なくなるので、
リスクなんて何もないです。
ただ、それがわかっていても、
↓残念ながらこの2種類の行動パターンをとる人に分かれてしまうんですよね。
- とりあえず今すぐ登録作業だけでも済ませておく人
- なんだかんだ理由をつけて結局なにも行動しない人
↑お気づきの方も多いかと思いますが、
これって転職活動も普段の生活も同じです。
絶対にやった方がプラスになる、
メリットしかないのはわかっているのになぜか行動できない人…。
↑あなたのまわりにも、こういう人っていませんか??
正直、以前の私もまさにこれでした。
(本来、私はものすごくクズな人間なんです)
でも、現実にブラック企業からホワイト企業に転職して、
「世の中にはちょっとした行動を起こすだけで結果に大きな差が出ることがある」を実感してからは、
行動しないことのデメリットがデカすぎるように感じるようになりました。
転職サイトの登録なんて、誰でもできるちょっとしたことです。
でもこういう「地味なわりに重要な作業」を今すぐやれる人とやれない人とでは大きな差が出るんです。
↑これをやっておくだけで、
マッチするホワイト求人がでるたびにスマホに自動通知してもらえます。
良さげな求人が出たらブックマークして保存しておいてください。
日常的にスマホに届く求人情報を見るクセをつけるだけで、
「いざとなったときの転職」という選択肢を確保できます。
今の仕事がどうしても辛くなったら転職もあるという気持ちで普段の仕事をこなせますし、
いざ転職が必要となったときに、
応募するホワイト求人の選択肢を手元にたくさん持った状態でスタートできるので、ライバルに大きな差をつけられますよ。
せっかく経理という魅力的な職業を見つけたのですから、
ホワイト企業でしっかりお給料を稼ぎ、
やりがいを感じながら楽しく働きましょう。
↓今すぐは転職活動できない人も、
初めは情報リサーチからスタートです。