経営企画部や財務部でのお仕事について、多くの方が「辛い」「激務」というイメージをお持ちかもしれません。
実際、数字を追いかける日々は心身ともに負担が大きいことがあります。
しかし、会社の未来を左右する重要な役割を担っていることに変わりはありません。
この記事では経営企画部や財務部の実態と、そこで働くことの魅力や苦労について分かりやすくお話しします。
「ブラック」と呼ばれることもあるその仕事内容は実際のところどうなのか、一緒に見ていきましょう。
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この記事の目次
経営企画(財務)は激務ブラック?リアルな仕事内容
経営企画の仕事は、さまざまな制約条件やプレッシャーがかかります。
- 日々の業務での厳しい数字や予算
- 計画の策定や実行
- 上層部との調整など
その中で自身のアイデアや戦略を活かし、チームと協力して目標達成に向けて努力することが求められます。
経営企画の仕事内容について1つずつ解説します。
経営企画職が直面する厳しい現実
経営企画職の現実は厳しいです。
- 様々な課題に直面し、解決策を模索しなければならない
- 競争が激しく、市場の変化に迅速に対応する必要がある
- 数字やデータを分析し、正確な予測を立てる能力も求められる
- 経営陣や社内各部署とのコミュニケーションも必要
さまざまな要素を考慮しながら、組織全体の方向性を示す役割を果たすことが求められます。
経営企画職はその重要性が高まる一方で、その責任も大きくなっています。
残業が多い理由とその影響
経営企画の仕事は多くのデータや情報を分析して計画を練る必要があるので、
残業が増えることが珍しくありません。
経営企画は企業の将来を見据えた戦略を立てる重要な役割を果たしています。
残業が増えると従業員のストレスが蓄積され、健康面や家庭とのバランスが崩れることもあります。
過度の残業は生産性の低下やミスの増加にもつながり、
企業全体の業績にも悪影響を及ぼす可能性があります。
残業が多い状況は経営企画部門だけでなく、企業全体にとっても懸念すべき課題です。
重大な責任と精神的な負担
日々の業務やプレッシャーによって、精神的な負担を感じることも珍しくありません。
しかしその責任を果たすことで成長し、会社の発展に貢献することができるでしょう。
経営企画の仕事は辛い面もありますが、その中にはやりがいを感じることもあるはずです。
経営企画部門での仕事に取り組む際は自身の精神的な負担にも注意を払いながら、責任を果たすことが重要です。
社会のトレンドに常にアンテナを張る必要性
特に経営企画の現場では、急速に変化する環境に適応する必要があります。
時代のニーズや市場の動向を見極めることが、企業の成長に不可欠です。
経営企画の役割は重要でありながら、その中には辛い局面も存在します。
しかし、その辛さを乗り越えることができればより良い戦略を構築し、
企業の発展に貢献することができるでしょう。
経営企画の現場で成功を収めるためには、社会のトレンドに敏感であることが不可欠です。
AIの普及による経営企画の変化
AIの普及による経営企画の変化に伴い、経営者や企画担当者が直面する課題が増えてきています。
AIの導入により、新たなスキルや知識が求められるようになったのです。
データ分析や予測能力が求められるようになっており、これまで以上に厳しい環境での経営計画策定が必要とされています。
経営者や企画担当者が常に最新の知識やスキルを身につけることが大切です。
AIの技術を適切に活用して経営企画の変化に柔軟に対応することが、
企業の成長や競争力強化に不可欠な要素となっています。
経営企画に必要なスキル
経営企画に必要なスキルは、以下の通りです。
- 経営戦略の策定能力
- 市場分析のスキル
- リーダーシップ能力
- コミュニケーション能力
- 問題解決能力
これらのスキルを磨くことで、経営企画において成功を収めることができます。
経営企画は辛い時もありますが、適切なスキルを身につけることで乗り越えることができるでしょう。
経営企画では、経営企画の分野が非常に多岐にわたるため幅広い知識が求められます。
そのため、経営企画の仕事は常に学び続ける姿勢が求められるのです。
他部署との複雑な関係
経営企画部門は企業の将来の方向性を考える重要な部署であり、他部署との協力が欠かせません。
特に予算や目標設定などの決定において、他部署との調整が必要となります。
しかし、意見の相違や優先順位の違いなどから摩擦が生じることもあります。
そのため、円滑なコミュニケーションや妥協が求められることもあります。
経営企画部門と他部署との関係を円滑に保つためには、双方の立場やニーズを理解し合うことが重要です。
資料作成などの雑務の多さ
経営企画は多くの情報を集めて分析し、資料を作成するなどの雑務が多いです。
しかし、その雑務こそが経営企画の重要な役割を果たしています。
雑務に悩まずに効率的に取り組むためには、タスク管理のスキルを磨くことが重要です。
日々の作業を整理して優先順位をつけることで、効率的に業務を進めることができます。
定期的な振り返りや改善を行うことで、業務の効率化につながります。
忙しい時期と暇な時期の差
経営企画の仕事は忙しい時期と暇な時期の差が激しいことがありますが、
その違いを上手に活かすことが重要です。
経営企画の仕事は辛い時期もありますが、適切な対処法を見つけることで業務効率を向上させることができます。
忙しい時期と暇な時期のバランスをうまく取りながら、業務を遂行していくことが求められます。
経営陣と現場の間の軋轢
経営陣と現場の間で起きる葛藤は、経営企画の中でも特に辛い問題の1つです。
経営陣のビジョンと現場の実務が合わないことで、効率や目標達成に支障が出ることがあります。
このような状況では、コミュニケーションや調整が欠かせません。
経営陣と現場が一体となって協力し合うことで、経営企画の遂行がスムーズに進むでしょう。
経営企画(財務)が「仕事がつらい」を乗り越える方法
経営企画のつらさを乗り越えるには様々な方法があります。
- ストレス発散と自分の時間の確保
- 異動や転職を考えるべきタイミング
- 専門知識を身につけることの重要性
あなたに合う方法を見つけて、経営企画のつらさを乗り越えましょう。
ストレス発散と自分の時間の確保
ストレス解消と自分の時間を確保することは、経営企画の仕事において非常に重要です。
日々の業務の中でストレスがたまりやすい環境にいる場合、
適切なストレス発散方法を見つけることが必要です。
ストレスを抱えたまま業務に取り組むと思考力や判断力が低下し、
業務効率が悪化する可能性があります。
ストレスを解消するためには自分の時間を確保し、リフレッシュすることが大切です。
経営企画の仕事においてはストレスを溜め込まず、自分の時間を大切にすることが成功への近道です。
異動や転職を考えるべきタイミング
経営企画の仕事が苦痛に感じられる場合、自分のキャリアや将来の展望を真剣に考えるべきです。
職場環境や組織の方針に不満を感じる場合も、転職を考えるきっかけになるかもしれません。
異動や転職を検討する際には、自分の価値観や希望するキャリアパスをしっかりと考えることが重要です。
新たな挑戦を求める気持ちが強い場合は、異動や転職を積極的に検討してみましょう。
専門知識を身につけることの重要性
専門知識を身につけることは、経営企画において非常に重要です。
経営企画の現場では専門性の高い知識やスキルを持つことが求められるため、
専門知識を習得することは欠かせません。
経営企画において成功を収めるためには常に最新の情報やトレンドにアンテナを張り、専門知識を磨く努力が必要です。
経営企画においては専門知識を身につけることが、成功への近道となるでしょう。
経営企画(財務)の仕事のやりがいとは?
経営企画の仕事におけるやりがいは、自分のアイデアや提案が会社全体に影響を与えることができることです。
- 経営全体への貢献度
- 様々な課題に挑戦できる魅力
- 変化に富んだ環境での成長
1つずつ順に解説します。
経営全体への貢献度
経営企画は、経営全体への貢献度が高い部門の一つです。
経営企画は時には厳しい制約や課題に直面することもありますが、
その克服が経営全体への貢献度を高めるポイントとなります。
経営企画は組織の成長や発展に不可欠な存在であり、
その重要性はますます高まっています。
新しい戦略を考えて実行に移すことで、会社の成長や発展に貢献できる喜びを感じることができます。
様々な課題に挑戦できる魅力
経営企画の仕事は、様々な課題に挑戦できる魅力があります。
企業の方向性を決定して成長戦略を立てる重要な役割を果たす経営企画は、
時には困難な状況に直面することもあります。
しかし、その中で自らの能力を試すことができるので成長する機会が豊富です。
経営企画の仕事は辛い時もありますが、その中にある挑戦の魅力を感じながら自己成長を遂げることができるのです。
変化に富んだ環境での成長
経営企画は、変化に富んだ環境での成長を支援する重要な役割を果たしています。
新たな課題や機会に常に挑戦し、ビジネスの方向性を見極めることが求められます。
経営企画の仕事の多くの場合、不確実な要素や変化に満ちた状況下で行われます。
市場の変化や競合環境の激化など、予測困難な要素が日常茶飯事です。
そんな中で、柔軟性と洞察力を駆使して、組織の成長を支えています。
経営陣と協力して企業の将来を見据えることで、自分の考えが実際のビジネスに反映される達成感もあります。
経営企画(財務)のキャリアパス
経営企画職のキャリアパスは、多くの人にとって魅力的な職業です。
しかし、その一方で経営企画職には厳しい一面も存在します。
経営企画職のキャリアパスを歩む上で、辛いと感じることもあるかもしれません。
しかし、その辛さを乗り越えることができれば、より成長し、キャリアを築いていくことができるでしょう。
経営企画職からのキャリアアップの道
経営企画職からのキャリアアップの道は、決して容易な道ではありません。
しかし、諦めることなく努力を続けることで、確実に成長することができます。
経営企画職で感じる辛さやストレスは、新たなキャリアに転換するきっかけにもなります。
転職活動を通じて、自分の可能性を広げることができるでしょう。
新たな職場での挑戦は、自己成長の機会となるはずです。
他職種への転職事例とその理由
他職種から経営企画への転職事例とその理由について、具体的な成功事例を紹介します。
転職を考える方に参考になる情報を提供します。
未経験で経営企画に転職成功
銀行で法人営業をしていた20代が、中規模のベンチャー企業の経営企画候補で採用されました。
彼の場合は融資担当として何十人もの経営者を顧客に持ち、
各社の資金繰りまで把握していた経験がありました。
経営数字を立てる際に活かせるだろうと判断され、経営企画として採用されました。
未経験であっても努力次第で経営企画に転職することは可能ですよ。
中堅商社の経営企画から大手企業の経営企画へ転職
数百名規模の商社の経営企画から、数千名規模の企業の経営企画へ転職を果たしました。
募集要件に対し、経験・スキルが不足していたのですが、
成長意欲の高さや経営企画としてのキャリアビジョンをしっかり自己アピールしたそうです。
その結果、ポテンシャルに期待されて採用されました。
自己分析をしっかり行い、経営企画でも使える要素をしっかりアピールすることが大切です。
まとめと経営企画の将来性
経営企画の業務は多くの人にとっては辛いものと思われがちですが、実際にはその重要性が非常に高いです。
経営企画を通じて会社の将来を見据えることができるため、
組織全体の方向性を示す重要な役割を果たしています。
経営企画に携わることで自身のスキルや経験を活かしながら、
会社の成長に貢献することができるでしょう。
経営企画の仕事は辛いと感じることもあるかもしれませんが、
その先には大きなやりがいと成長が待っています。
ブラックな働き方をしたくない経理が絶対に知っておくべきこと
すでに経理として働いている人も、これから働く人も、
ブラックでしんどい働き方をしたくないなら、
入社する企業選びにはこだわってください。
経理は会社の大きさや業界によって働き方がまったく違う職種です。
どんなに優秀な人でも入社する企業をまちがえてしまうと、
低年収でブラックな働き方になってしまうので注意が必要です。
特に経理未経験の人は、
最初の1社目でどういう仕事の経験をするか?によって、
その後のキャリアに大きな影響が出るので注意してください。
「先輩の背中を見ながら仕事を覚えろ!」
みたいな昭和体質な会社に入ると最悪です。
ろくな教育もなくいきなり現場に放り込まれ、
訳もわからない状態で疲弊していく経理未経験者はものすごく多いです。
経理の給料はこうやって決まる
↓同じ経理でも、残念ながら以下の2種類の人に別れてしまいます。
- 入社当初から年収高めで働ける人と、
- いつまで経っても低年収…で苦しんでいる人
これは経験者・未経験者問わずです。
未経験者なら能力的にはみんな同じスタートのはずなのに、
なぜこんなふうに差がついてしまうのでしょうか?
理由は経理という職種の特徴にあります。
↓経理のお給料ってこれでほぼ決まります。
- 利益をちゃんと出している会社で働いているか?
- 利益を社員に還元する社風があるか?
- 社内でキャリアアップしていく仕組みが整っているか?
経理は営業マンのように個人の成績で給料が決まる職種ではありません。
経理の給料は「自分の会社がもうかっている会社か?」でほぼ決まることを知っておいてください。
あなたが入社する会社がまったく利益の出てない衰退斜陽産業だったり、
社長が利益をすべて自分のものにしているワンマン体質な会社であったりしたら、
あなたがどれだけ優秀な人であったとしても、
低年収でしんどい働き方になってしまうんです。
若くてやる気もあって優秀なのに、
なぜか給料がめっちゃ安い…
みたいな働き方をしている経理ってものすごく多いです。
同じ働くならお給料は高いにこしたことはないですよね。
なお、大手企業に入社すればOK!というわけではないので注意してください。
大手勤務でも安月給で酷使されている経理なんていくらでもいますからね…。
経理は営業マンみたいに「個人のノルマや営業成績」で給料が決まる職種ではありません。
あらかじめ担当範囲が決められた仕事を、
期限までにしっかりとこなすことが重要な仕事です。
「今月は営業ノルマ達成したからボーナスが出る」
みたいな働き方ではないんですね。
同じ未経験入社でもこんなにお給料が違う…
具体例として、
実際に募集されている経理求人を見てみましょう。
↓例えばこの2つはどちらも未経験者向けの求人ですが、
入社時の給料の額がまったく違います。
↑2つ目の低年収でしんどそうな求人…に、
あえて好んで応募する人はまずいないと思います。
経理は実務経験がとても重要視される仕事なので、
当然ながら未経験者はみんなゼロからの評価スタートになります。
ですが、同じ未経験者でも「入社する会社の体質」によって、
お給料の金額がまったく違ってくるのが現実です。
くりかえしになりますが、
経理の給料は入社する会社の良し悪しでほぼ決まります。
やる気もスキルもあるのに「転職活動のときに選ぶ会社をまちがえたこと」が原因で、ブラックな働き方になってしまうケースは本当に多いんです。
↑これ、めちゃくちゃ損なので注意してください。
ブラック企業で働く経理はこんなに悲惨…
あなたがどんなに優秀でやる気のある人だったとしても、
入社する会社がブラックだと悲惨な働き方になってしまいます。
↓例えばこんな感じですね…。
- 低年収なのに長時間労働を強制される…。
- ろくな新人教育もなくいきなり現場に放り込まれ、教わっていないことでミスして罵倒される…。
- 頑張ってるのに仕事を評価されず「経理は売上に貢献しない部署だからお荷物」みたいな扱いをされる。
- 決算前など繁忙期は日付が変わるまでサービス残業…。
実は私自身も経験があるんですが、
ブラック企業に搾取されたくない人は、
入社する会社選びには絶対にこだわるようにしてください。
↑これは未経験者も実務経験者もまったく同じですので、
くれぐれも注意してくださいね。
ホワイトな経理求人はこういうところで探すべし
ブラックでしんどい働き方を絶対にしたくない人は、
求人を探す場所を間違えないことが大切です。
ハローワークとかはブラック求人も多いんで避けてください。
経理は一種の専門職なので、
リクナビなどの「一般向けの転職サイト」も避けた方が良いですね。
↓具体的には、こちらのような
経理専門の転職サイトで求人を探すようにしましょう。
\ ホワイトな経理求人多数あり!/
↑転職サイトは完全無料で使えます。
無料アカウント登録で条件をしぼりこんで求人検索をかけられますよ。
年収額や未経験簿記資格なしOK・残業なしなど、
希望する条件に合った求人だけを検索できるのでとても便利です。
今すぐは転職する気がない人もやっとかないと後で後悔すること
今すぐは転職する気がない人も、
転職サイトへの無料登録だけは早めにやっておいた方が良いです。
なぜかというと、日常のストレスや疲れが限界までたまってくると、
転職サイトに登録するというかんたんな作業すらやる気なくなるんですね(実体験談)
そうなるとさらに今の職場への依存度が高まって、
「この仕事やめたいのにやめられない…。出口がない…」
みたいな精神状態になりがちなんです。
私も経験あるんですがこれめっちゃつらいですよ。
転職サイトで無料アカウントを作って、
年収や残業有無などの希望条件を入力しておくと、
自分にマッチする求人が出るたびに自動通知してもらえます。
気になった求人がきたらブックマーク保存しておきましょう。
↑日常的にこれやっとくだけでも、
「どうしても今の状況がつらくなったら転職もある」
という選択肢を持つことができます。
ホワイト求人に出会えるかどうかってそのときどきの運もありますから、
日常的に情報が自動でスマホに入ってくるようにしておくことが大切です。
忙しくて今すぐは転職活動できない人も、
無料登録だけはやっておきましょう。
↓1分でできる作業ですよ。
最後の最後にお伝えしたいこと
この記事を最後まで読んでいただきありがとうございました。
ここまで時間をかけて読んでくれたあなたに、
↓どうしてもお伝えしたいことがあります。
それは、経理という職種は「どういう会社で働くか?」によって、
お給料や仕事のしんどさに大きな違いが生じてしまうことです。
ノルマ達成率で評価される営業マンなどとは違って、
経理は「個人のパフォーマンス」が評価されにくい仕事です。
(逆にいうと、個人成績でプレッシャーをかけられることも少ない仕事です)
↓必然的に、経理のお給料は以下のようなことで決まることになります。
- 所属する会社が儲かっている会社か?利益を出せている会社か?
- 出した利益をちゃんと社員に分配している会社か?
- 仕事量が増えてきたら、きちんと人材確保に投資する会社か?
あなたがどんなに優秀で、やる気のある人だったとしても、
経理という職種をちゃんと評価する気がない愚かなワンマン社長が経営している会社や、
業績の悪く将来性もない斜陽産業の会社に入ってしまうと、
どんなにがんばっても安月給でブラックなしんどい働き方になってしまうんです。
入社の時点、というか転職活動の時点で、
経理のお給料や働き方は差がついてしまうということですね。
入社後にどれだけ交渉したとしても、
お給料を大幅に上げてもらうことは難しいので注意して下さい。
経理は上でも見たように「個人のパフォーマンスが評価されにくい職種」だからです。
ブラック企業みたいな会社にまちがえて入社しないようにするには?
このブログの中では、すでにくりかえしお伝えしていることかと思いますが、
ブラック企業にまちがえて入社したくない人は、
「求人を探す場所」をまちがえないようにすることが大切です。
経理は「どういう会社に入社するか?」によって、
給料や仕事内容がガラッと変わる職種です。
逆に言えば、いま現在の実務経験やスキルに自信がない人であっても、
ホワイトな求人を上手に見つけて入社することさえできれば、
年収で同年代のライバルに差をつけられるということでもありますね。
世の中にはこの「2種類の経理」がいる
リアルな話ですが、世の中には以下の2種類の働き方をしている経理がいます。
↓あなたは、今から5年後にどちらの経理になっていたいでしょうか。
- ホワイト企業で快適に働く経理
未経験ならしっかりとした新人研修をしてもらい、
ある程度仕事に自信が持てるようになってから現場に入る。
相場と比較して高めの年収で働き、
将来の幹部候補としてまわりから期待され受け入れられながら楽しく働く環境 - ブラックでしんどい働き方をする経理…
わけもわからない状態でいきなり現場に放り込まれ、
先輩にお荷物扱いされながら仕事をイヤイヤ覚え、
ようやく慣れてきても給料が恥ずかしいぐらい安くて同窓会にも出られない…。
↑私はこの2つの働き方の両方を実際に経験しました。
今でこそ比較的ホワイトな職場で働けてますが、
最初はブラックで地獄のような働き方だったんです。
(ブラックな会社は1年ぐらい働いてスパッと辞めました)
注意してほしいのはブラック時代の私と、
ホワイトに転職してからの私とで、
能力はたいして変化していないことです。
(1年程度でスキルが身につくほど経理の仕事は甘くないですからね)
違いは「入社した会社がブラックだったか、ホワイトだったか」の違いだけです。
そして、探す場所さえまちがえなければ、
未経験でも応募できるホワイトな経理求人はたくさん見つかるんです。
転職活動のときに情報を探す場所をまちがえてしまった人は、
入社5年以上のベテランになっても、
ブラックな働き方をさせられてしまうケースもあります。
(私は最初ハロワとか、リクナビとかを使って求人を探して応募したので、結果的にブラックに入ってしまいました)
どうせ働くならホワイト企業でしっかりと新人からスタートし、
相場より高い年収を稼ぎながら経理として着実にキャリアアップしましょう。
求人を探す場所をまちがえない(経理専門の転職サイトで情報リサーチする)
↑というたった1つのポイントさえ外さなければ、
まちがえてブラック企業に応募するリスクはほぼゼロにできますよ。
転職活動で「結局いちばん重要なこと」はこれ
転職活動でもっとも重要なのは、情報の探し方(求人を探す場所)です。
ブラックな経理になりたくない人は、
絶対に経理専門の転職サイトで求人を探すようにしてください。
なお、転職サイトはお金とられるとかありえませんし、
スマホで3分あれば終わる簡単な作業です。
気に入らなければいつでも解除できて、
求人の自動メール通知すら来なくなるので、
リスクなんて何もないです。
ただ、それがわかっていても、
↓残念ながらこの2種類の行動パターンをとる人に分かれてしまうんですよね。
- とりあえず今すぐ登録作業だけでも済ませておく人
- なんだかんだ理由をつけて結局なにも行動しない人
↑お気づきの方も多いかと思いますが、
これって転職活動も普段の生活も同じです。
絶対にやった方がプラスになる、
メリットしかないのはわかっているのになぜか行動できない人…。
↑あなたのまわりにも、こういう人っていませんか??
正直、以前の私もまさにこれでした。
(本来、私はものすごくクズな人間なんです)
でも、現実にブラック企業からホワイト企業に転職して、
「世の中にはちょっとした行動を起こすだけで結果に大きな差が出ることがある」を実感してからは、
行動しないことのデメリットがデカすぎるように感じるようになりました。
転職サイトの登録なんて、誰でもできるちょっとしたことです。
でもこういう「地味なわりに重要な作業」を今すぐやれる人とやれない人とでは大きな差が出るんです。
↑これをやっておくだけで、
マッチするホワイト求人がでるたびにスマホに自動通知してもらえます。
良さげな求人が出たらブックマークして保存しておいてください。
日常的にスマホに届く求人情報を見るクセをつけるだけで、
「いざとなったときの転職」という選択肢を確保できます。
今の仕事がどうしても辛くなったら転職もあるという気持ちで普段の仕事をこなせますし、
いざ転職が必要となったときに、
応募するホワイト求人の選択肢を手元にたくさん持った状態でスタートできるので、ライバルに大きな差をつけられますよ。
せっかく経理という魅力的な職業を見つけたのですから、
ホワイト企業でしっかりお給料を稼ぎ、
やりがいを感じながら楽しく働きましょう。
↓今すぐは転職活動できない人も、
初めは情報リサーチからスタートです。