経理未経験者の転職活動

経理事務は未経験だと難しい?ゼロから会計キャリアをスタートする方法

2020年1月21日

経理事務 未経験 難しい

(未経験から経理キャリアをスタートするには?)

経理事務への転職は「未経験者には難しい」とよく言われますね。

確かに経理という仕事は実務経験がとても重要視されるお仕事なのですが、

当然だれもが最初は未経験で仕事を始めるわけですので、「未経験者だから絶対にダメ」なんてことはありません。

以下では、未経験者がゼロからスタートで経理キャリアを積んでいくにはどうしたらいいのか?を具体的に解説します。

↓結論から先に言うと、未経験者は以下の順番でキャリアを積んでいけば、無理なく経理職としてステップアップしていくことが可能です。

  1. まず「実務経験者とみなしてもらうための最低限の経験」を積む
  2. 中小企業の経理に正社員として採用される(年収350万円〜)
  3. 中小企業の経理として5年〜10年程度経験を積む(管理職になる)
  4. 大手企業の経理職に幹部として転職する(年収700万円〜)

この記事の目次

まず「実務経験者とみなしてもらうための最低限の経験」を積む

経理事務という仕事は、実務経験者でないと正社員として採用されるのがとても難しい職種です。

ただし、「未経験者→経験者」になるためのハードルはそれほど高くはありません。

↓具体的には、以下のいずれかの方法によって「経理の経験者」になることが可能です。

未経験者が実務経験を積む選択肢

  1. 経理事務派遣として実務経験を積む(1年ぐらい)
  2. 会計事務所で実務経験を積む(正社員)
  3. ベンチャー企業の経理で実務経験を積む(正社員)

おすすめは1.の経理事務派遣か、2.の会計事務所(正社員)です。

「今さら派遣社員は絶対に嫌だ、正社員以外は考えていない」という人は2.の会計事務所を選んでください。

3.は経理といいつつも実質的に雑用スタッフ(電話取りやお茶汲みなど)と変わらない仕事内容のこともありますから、注意が必要です。

それぞれの選択肢について、順番に見ていきましょう。

選択肢①:経理事務派遣として実務経験を積む(年収300万円〜)

未経験者の方が経理の実務経験者となるためのもっとも確実で手っ取り早い方法は、この経理事務派遣です。

派遣スタッフなのでボーナスがないのは痛いですが、それでも時給は高いので年収300万円ぐらいは普通に稼げます。

経理分野で未経験からキャリアを積んでいこうと考えている人は、まずは経理事務派遣として1年程度働き、そこから正社員に転職するという形でステップアップしていくのが良いでしょう。

場合によっては、派遣社員として働いていた派遣先の企業で、そのまま正社員として登用される可能性もあります(紹介予定派遣の場合です。後で詳しく説明します)

経理事務派遣の場合、経理実務未経験の人であっても応募可能となっているケースがほとんどです。

ただし、最低限の簿記の知識はあった方が良いので、簿記3級のテキストは読んでおくと良いでしょう(必ずしも合格済みでなくても問題ありません)

↓経理事務の派遣社員として働くことには、以下のようなメリットがあります。

経理事務は時給が高い

まず、経理事務は通常の事務派遣と比べて、時給が高く設定されています。

相場としては時給1600円~1700円程度になります。

一般事務や総務的な事務の派遣は、1200円~1300円が多いです。

時給が400円違えば、1日8時間働いたとして、1日あたりのお給料が3200円も違います。

1ヶ月で20日勤務とすると、6万円以上もの差になります。

派遣は実務経験を積むための修行期間と考えたとしても、少しでも受け取れるお給料は高いに越したことはありませんよね。

↓経理事務スタッフの求人はこちらに無料登録すると求人検索できますので、探してみてください。

経理事務派遣の求人を見る

経理事務派遣なら必ず経理の実務経験を積める

経理事務派遣として採用された場合、確実に経理部署への配属としてもらうことができます。

これは派遣会社と派遣先の会社の契約で決まっていることですので、必ずこうなります。

そのため、経理事務派遣は純粋に経理としての実務経験を積めるのがメリットです。

この点、通常の事務派遣(経理事務以外の派遣)の場合には、

採用後の配属部署や業務などは会社が自由に決めますので、経理以外の業務も担当とされてしまう可能性があります。

経理の実務経験を積むために派遣として働くのに、実際に担当する業務が経理でない…では、

何のためにあえて派遣を選択するのかわかりません。この点は注意してください。

あくまでも経理の実務経験者になるために派遣として働くのであれば、通常の派遣スタッフではなく、経理事務派遣を選択するようにしましょう。

紹介予定派遣の求人も多くある

経理事務派遣専門のサイトでは、いわゆる「紹介予定派遣」の求人も多く登録されています。

紹介予定派遣とは、一定期間経過後の正社員採用を前提で、派遣社員として働くことをいいます。

具体的には、3か月〜6か月の期間は派遣社員として働き、あなたと会社の双方の同意のもとで派遣社員から正社員に切り替えるというシステムのことです。

もちろん、100%の確率で正社員登用されるというわけではありませんが、もともと正社員を採用したいと考えている企業がこの制度を利用しますので、極めて高い確率で正社員になることができます。

派遣社員の期間中は経理事務の経験を積みながら働くことができ、しかも派遣期間が完了したタイミングで正社員になるチャンスが与えられるというメリットがあります。

もちろん、派遣スタッフとして入った会社が気に入らないのであれば、正社員になるのは断ることも可能です。

紹介予定派遣は非常にメリットの大きい採用のされ方ですので、ぜひ検討してみてください。

>>経理はブラックに間違えて入社すると地獄…。

選択肢②:会計事務所で正社員として実務経験を積む(年収350万円〜)

会計事務所というのは税理士が開業している個人事務所のことです。

従業員数人〜10人ぐらいの規模で運営されている小さな組織が多く、アットホームな雰囲気で働くことができます。

会計事務所の正社員採用では、20代後半〜30代前半の人でも男女問わず採用を積極的に行っています。

会計事務所では、税理士補助スタッフとして経理実務を経験できます。

具体的には、税理士が顧問契約をしている顧問先企業の、経理や税務申告を代行するという形の仕事になります。

経理実務だけでなく、税務申告についても短期間で非常に濃い経験をすることができますので、会計事務所から経理に転職することは難しくありません。

選択肢③:ベンチャー企業の経理で正社員として実務経験を積む(年収350万円〜)

3つ目の選択肢として、ベンチャー企業の経理募集に応募するという方法もあります。

ここでいうベンチャー企業というのは、簡単に言えば起業してまだまもない会社のことです。

こういった企業は非常に人員不足になっていますので、通常は実務経験が必須になる経理の正社員採用でも、未経験OKで採用される可能性があるのです。

ただし、人員不足で採用するだけあって、こうした企業では経理以外の仕事についても担当しなくてはならない可能性が高いです。

名刺の肩書では「経理」となっていたとしても、実際にやっている仕事は総務事務…ということも考えられます。

純粋に経理としてキャリアアップしていきたい方は注意してください。

新しい会社は良くも悪くも社内ルールがまだきちんと決まっていないのが特徴です。

チャレンジ精神が豊富な方は楽しみながら働けるかもしれませんが、落ち着いた環境で働きたい方は避けておくのが無難かもしれません。

経理事務の正社員採用の実態

経理事務の正社員採用は「実務経験者の採用」が基本になります。

具体的には、「決算業務を何回ぐらい経験しているか?」を元に実務経験が判断されることが多いです。

特に、男性向けの経理求人は実務経験者の採用がほとんどですね。

なので、正社員として経理に採用されたいのであれば、上で見た経理事務派遣会計事務所正社員ベンチャー企業経理正社員の3つのうちどれかをまず経験する必要があります。

まずは簿記1級に受かってから…はまちがい!

「経理になりたいので簿記検定の勉強からやっている」という方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、採用で重要視されるのはなんと言っても実務経験であることを理解しておきましょう。

たとえば20代前半で簿記1級を持っているような優秀な人であっても、正社員採用で実務経験者に勝つのは至難の技です。

なぜかというと、特に中小企業の経理ではそこまで高度な会計知識は求められていないからです。

簿記1級で求められる会計学や原価計算の理論を、中小企業の経理担当者が実務で使うか?というとほぼあり得ません。

こうした「勉強の知識」よりも、↓以下のような「実務知識」の方が、中小企業経理では評価の対象になるのです。

中小企業で求められる実務経験

  • 会計ソフトの操作に慣れているか
  • 決算業務の経験があるか
  • 簡単な法人税や消費税の計算ができるか
  • 法人口座の銀行振り込み業務ができるか(総合振り込みなど)
  • 証ひょう書類の整理の意味がわかるか
  • 税務調査の対応をしたことがあるか
  • 給与計算や年末調整ができるか

未経験から経理になりたい人の多くが、「まずは履歴書に簿記1級合格と書けるようにして、そこから転職活動して…」という間違ったやり方をしてしまいます。

これでは圧倒的に道のりは遠のいてしまいます。

簿記1級の合格自体がかなり難しいですし、合格したとしても、簿記1級を持っている人は世の中にごまんといます。

未経験から経理としてキャリアを積んでいくなら、「まずは実務経験を積むこと」からスタートするのが重要なのです。

経理の「実務経験者」になるのは簡単!

経理職で求められる「実務経験」というのは、実際には非常にハードルが低いです。

つまり、「実務経験者でないと経理は採用されないが、実務経験者とみなされることは実はそんなに難しいことではない」ということですね。

なので、未経験者は「まずは未経験者でも採用される可能性がある転職先に採用され、少しでも良いので経理としての実務経験を積むこと」が重要です。

上で紹介した経理事務派遣・会計事務所正社員・ベンチャー企業経理の3つのうちのどれかであれば、未経験者であっても実務経験を積むことが可能です。

この3つで最低限の実務経験を積んだら、そこから経理の実務経験者として転職することが可能となります。

>>経理はブラックに間違えて入社すると地獄…。

経理のキャリアアップの流れ(未経験スタートの場合)

↓あらためて、経理未経験者がゼロからキャリアアップしていくための道筋をまとめると、以下のようになります。

経理のキャリアアップの流れ

  1. まず「実務経験者とみなしてもらうための最低限の経験」を積む
  2. 中小企業の経理に正社員として採用される(年収350万円〜)
  3. 中小企業の経理として5年〜10年程度経験を積む(管理職になる)
  4. 大手企業の経理職に幹部として転職する(年収700万円〜)

こうしたキャリアアップが本当に可能か?と感じる方は、ぜひ実際の経理求人の内容を見てみてください。

↓私のいっていることが嘘ではないことが実感できるかと思います。

>>実際の経理求人の一覧を見てみる

未経験者にとってファーストステップとなるのは、1.の「まず実務経験者とみなしてもらうための最低限の経験を積むこと」です。

↓上でも見たように、未経験者でも採用される以下の3つの転職先のどれかを選択しましょう。

  1. 経理事務派遣として実務経験を積む(1年ぐらい)
  2. 会計事務所で実務経験を積む(正社員)
  3. ベンチャー企業の経理で実務経験を積む(正社員)

↓1.経理事務派遣の求人は下記のどちらかのサイトで見つけることができます(個人的には1.のジャスネットスタッフがおすすめです)

↓2.会計事務所の正社員採用には、以下の転職サイトが使えます。

経理キャリアのゴールをどこに設定するかはあなたしだい

なお、上の1.〜4.のステップでは最終的なゴールを「大手企業の経理職に幹部として転職する」に設定していますが、もちろんゴール地点を別のところに設定しても構いません。

具体的には、経理財務分野でのコンサルファームなども経理のコントローラーレベルの人材を積極採用しています。

また、中小企業の経理として働きながら税理士試験に挑戦し、試験合格後に税理士として独立するという選択肢もあります。

(ただし、この場合は税理士事務所で税理士実務の経験を積む期間も必要になるでしょう)

税理士試験は「科目合格制度」というルールになっていますので、働きながら挑戦する人がほとんどです。

なお、科目合格制度というのは、「1回合格した科目は一生有効」というルールのことです。

税理士試験は最終的に試験科目5科目に合格しないといけないので、例えば、「1年に1科目ずつ、5年かけて合格する」という試験の受け方が可能なのです。

中小企業で経理の実務経験を5年〜10年積み、大手企業の経理幹部になる

中小企業の経理として採用され、実務経験を5年〜10年程度積めば、大手企業の経理幹部候補としてのキャリアが見えてきます。

「まず中小企業で経理の実務経験を積んでから、大手企業の経理職にステップアップする」というのは、経理財務分野でキャリアアップ方法としてもっとも典型的なものです。

経理は大きな企業規模の仕事に対応できる人ほど、人材としての価値が高くなる仕事だからです。

例えば、上場企業の経理と、非上場企業の経理とでは業務に求められるレベルに雲泥の差があります。

また、一つの経理チームをリーダーとして管理した経験がある人は、大手企業の経理幹部職にも採用される可能性があります。

具体的なイメージとしては、スタッフ数人〜10人ぐらいの人を指揮しながら決算を締められるぐらいの業務レベルですね。

このクラスになると、年収は700万円〜というハイクラス求人に応募できるようになります。

※実際の経理求人を見てみる(1705件あり)

これから未経験で経理に転職したい方は、まずは中小企業の経理職に正社員として採用されることを目指すところからスタートしましょう。

大手企業の経理未経験採用=「新卒または第二新卒のみ」

大手企業の場合には、経理未経験者の採用は「新卒採用が基本」です。

大手企業では、経理財務職の人材は「新卒で採用して、一から教育する」というスタイルをとっている企業が多いのです。

ただし、最近では第二新卒者を採用するケースも増えていますので、「新卒時の就活に失敗した」という人も挑戦してみる価値はあるでしょう。

(※第二新卒者とは、大学を卒業をしてからおおむね3年以内の人で、転職や再就職を検討している人のことをいいます。企業側としては最低限の社会人としてのマナーを身につけている人を採用できるというメリットがあります)

>>第二新卒で経理を目指すならこちらがおすすめ(無料)

大手企業経理の中途採用は幹部候補の採用に限られる

上で見たように、大手企業の経理未経験者採用は、新卒または第二新卒の人だけが挑戦可能なのが実情です。

一方で、幹部候補となる経理担当者の採用にあたっては、他社で実務経験を豊富に積んだ人が採用されるケースは多いです。

実際、中小企業で経理としての実務経験を積んで、大手企業の経理間無職としてステップアップしていくという道を目指している人は非常にたくさんいます。

大手企業の経理職というのは専門知識が求められる分、非常に高待遇(高年収)になるからです。

ブラックな働き方をしたくない経理が絶対に知っておくべきこと

(ブラックな働き方をしたくない経理志望者へ)

すでに経理として働いている人も、これから働く人も、

ブラックでしんどい働き方をしたくないなら、

入社する企業選びにはこだわってください。

経理は会社の大きさや業界によって働き方がまったく違う職種です。

どんなに優秀な人でも入社する企業をまちがえてしまうと、

低年収でブラックな働き方になってしまうので注意が必要です。

特に経理未経験の人は、

最初の1社目でどういう仕事の経験をするか?によって、

その後のキャリアに大きな影響が出るので注意してください。

管理人

「先輩の背中を見ながら仕事を覚えろ!」

みたいな昭和体質な会社に入ると最悪です。

ろくな教育もなくいきなり現場に放り込まれ、

訳もわからない状態で疲弊していく経理未経験者はものすごく多いです。

>>ホワイトな経理求人はどこで探せば見つかる?

経理の給料はこうやって決まる

(経理は「どう言う会社に入るか?」でほぼ給料が決まります)

 

↓同じ経理でも、残念ながら以下の2種類の人に別れてしまいます。

  1. 入社当初から年収高めで働ける人と、
  2. いつまで経っても低年収…で苦しんでいる人

これは経験者・未経験者問わずです。

未経験者なら能力的にはみんな同じスタートのはずなのに、

なぜこんなふうに差がついてしまうのでしょうか?

理由は経理という職種の特徴にあります。

↓経理のお給料ってこれでほぼ決まります。

  • 利益をちゃんと出している会社で働いているか?
  • 利益を社員に還元する社風があるか?
  • 社内でキャリアアップしていく仕組みが整っているか?

経理は営業マンのように個人の成績で給料が決まる職種ではありません。

経理の給料は「自分の会社がもうかっている会社か?」でほぼ決まることを知っておいてください。

あなたが入社する会社がまったく利益の出てない衰退斜陽産業だったり、

社長が利益をすべて自分のものにしているワンマン体質な会社であったりしたら、

あなたがどれだけ優秀な人であったとしても、

低年収でしんどい働き方になってしまうんです。

若くてやる気もあって優秀なのに、

なぜか給料がめっちゃ安い…

みたいな働き方をしている経理ってものすごく多いです。

同じ働くならお給料は高いにこしたことはないですよね。

なお、大手企業に入社すればOK!というわけではないので注意してください。

大手勤務でも安月給で酷使されている経理なんていくらでもいますからね…。

経理は営業マンみたいに「個人のノルマや営業成績」で給料が決まる職種ではありません。

あらかじめ担当範囲が決められた仕事を、

期限までにしっかりとこなすことが重要な仕事です。

「今月は営業ノルマ達成したからボーナスが出る」

みたいな働き方ではないんですね。

 

同じ未経験入社でもこんなにお給料が違う…

具体例として、

実際に募集されている経理求人を見てみましょう。

↓例えばこの2つはどちらも未経験者向けの求人ですが、

入社時の給料の額がまったく違います。

管理人

(未経験OKの経理求人例)

(未経験OKの経理求人例)

>>実際の経理求人で年収を見てみる

↑2つ目の低年収でしんどそうな求人…に、

あえて好んで応募する人はまずいないと思います。

経理は実務経験がとても重要視される仕事なので、

当然ながら未経験者はみんなゼロからの評価スタートになります。

ですが、同じ未経験者でも「入社する会社の体質」によって、

お給料の金額がまったく違ってくるのが現実です。

くりかえしになりますが、

経理の給料は入社する会社の良し悪しでほぼ決まります。

やる気もスキルもあるのに「転職活動のときに選ぶ会社をまちがえたこと」が原因で、ブラックな働き方になってしまうケースは本当に多いんです。

↑これ、めちゃくちゃ損なので注意してください。

>>募集中の経理求人で年収を比較してみる

ブラック企業で働く経理はこんなに悲惨…

(経理はブラック企業に入ると悲惨です)

 

あなたがどんなに優秀でやる気のある人だったとしても、

入社する会社がブラックだと悲惨な働き方になってしまいます。

↓例えばこんな感じですね…。

  • 低年収なのに長時間労働を強制される…。
  • ろくな新人教育もなくいきなり現場に放り込まれ、教わっていないことでミスして罵倒される…。
  • 頑張ってるのに仕事を評価されず「経理は売上に貢献しない部署だからお荷物」みたいな扱いをされる。
  • 決算前など繁忙期は日付が変わるまでサービス残業…。

実は私自身も経験があるんですが、

ブラック企業に搾取されたくない人は、

入社する会社選びには絶対にこだわるようにしてください。

↑これは未経験者も実務経験者もまったく同じですので、

くれぐれも注意してくださいね。

ホワイトな経理求人はこういうところで探すべし

(ホワイトな経理求人は「経理専門の転職サイト」で探すと見つかります)

 

ブラックでしんどい働き方を絶対にしたくない人は、

求人を探す場所を間違えないことが大切です。

ハローワークとかはブラック求人も多いんで避けてください。

経理は一種の専門職なので、

リクナビなどの「一般向けの転職サイト」も避けた方が良いですね。

↓具体的には、こちらのような

経理専門の転職サイトで求人を探すようにしましょう。

管理人

(ヒュープロは経理求人専門の無料転職サイトです)

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無料登録して求人を見てみる

↑転職サイトは完全無料で使えます。

無料アカウント登録で条件をしぼりこんで求人検索をかけられますよ。

年収額や未経験簿記資格なしOK・残業なしなど、

希望する条件に合った求人だけを検索できるのでとても便利です。

 

今すぐは転職する気がない人もやっとかないと後で後悔すること

(今すぐは転職活動できない人もやっておくべきこと)

 

今すぐは転職する気がない人も、

転職サイトへの無料登録だけは早めにやっておいた方が良いです。

なぜかというと、日常のストレスや疲れが限界までたまってくると、

転職サイトに登録するというかんたんな作業すらやる気なくなるんですね(実体験談)

そうなるとさらに今の職場への依存度が高まって、

「この仕事やめたいのにやめられない…。出口がない…

みたいな精神状態になりがちなんです。

私も経験あるんですがこれめっちゃつらいですよ。

転職サイトで無料アカウントを作って、

年収や残業有無などの希望条件を入力しておくと、

自分にマッチする求人が出るたびに自動通知してもらえます。

気になった求人がきたらブックマーク保存しておきましょう。

↑日常的にこれやっとくだけでも、

「どうしても今の状況がつらくなったら転職もある」

という選択肢を持つことができます。

ホワイト求人に出会えるかどうかってそのときどきの運もありますから、

日常的に情報が自動でスマホに入ってくるようにしておくことが大切です。

忙しくて今すぐは転職活動できない人も、

無料登録だけはやっておきましょう。

↓1分でできる作業ですよ。

管理人

>>経理専門の転職サイトで年収を見てみる

最後の最後にお伝えしたいこと

 

この記事を最後まで読んでいただきありがとうございました。

ここまで時間をかけて読んでくれたあなたに、

↓どうしてもお伝えしたいことがあります。

それは、経理という職種は「どういう会社で働くか?」によって、

お給料や仕事のしんどさに大きな違いが生じてしまうことです。

ノルマ達成率で評価される営業マンなどとは違って、

経理は「個人のパフォーマンス」が評価されにくい仕事です。

(逆にいうと、個人成績でプレッシャーをかけられることも少ない仕事です)

↓必然的に、経理のお給料は以下のようなことで決まることになります。

  • 所属する会社が儲かっている会社か?利益を出せている会社か?
  • 出した利益をちゃんと社員に分配している会社か?
  • 仕事量が増えてきたら、きちんと人材確保に投資する会社か?

あなたがどんなに優秀で、やる気のある人だったとしても、

経理という職種をちゃんと評価する気がない愚かなンマン社長が経営している会社や、

業績の悪く将来性もない斜陽産業の会社に入ってしまうと、

どんなにがんばっても安月給でブラックなしんどい働き方になってしまうんです。

入社の時点、というか転職活動の時点で、

経理のお給料や働き方は差がついてしまうということですね。

管理人

入社後にどれだけ交渉したとしても、

お給料を大幅に上げてもらうことは難しいので注意して下さい。

経理は上でも見たように「個人のパフォーマンスが評価されにくい職種」だからです。

 

ブラック企業みたいな会社にまちがえて入社しないようにするには?

このブログの中では、すでにくりかえしお伝えしていることかと思いますが、

ブラック企業にまちがえて入社したくない人は、

「求人を探す場所」をまちがえないようにすることが大切です。

経理の求人を探すなら、リクナビとかハロワではなく、

必ず経理専門の転職サイトを使うようにしましょう。

会計分野の求人だけを専門で集めている転職サイトなので、

見つかる求人の質がまったく違います。

経理は「どういう会社に入社するか?」によって、

給料や仕事内容がガラッと変わる職種です。

逆に言えば、いま現在の実務経験やスキルに自信がない人であっても、

ホワイトな求人を上手に見つけて入社することさえできれば、

年収で同年代のライバルに差をつけられるということでもありますね。

>>経理専門の転職サイトでホワイト経理の求人を見てみる

世の中にはこの「2種類の経理」がいる

(世の中には「2種類の経理」がいます)

 

リアルな話ですが、世の中には以下の2種類の働き方をしている経理がいます。

↓あなたは、今から5年後にどちらの経理になっていたいでしょうか。

  • ホワイト企業で快適に働く経理
    未経験ならしっかりとした新人研修をしてもらい、
    ある程度仕事に自信が持てるようになってから現場に入る。
    相場と比較して高めの年収で働き、
    将来の幹部候補としてまわりから期待され受け入れられながら楽しく働く環境
  • ブラックでしんどい働き方をする経理…
    わけもわからない状態でいきなり現場に放り込まれ、
    先輩にお荷物扱いされながら仕事をイヤイヤ覚え、
    ようやく慣れてきても給料が恥ずかしいぐらい安くて同窓会にも出られない…。

↑私はこの2つの働き方の両方を実際に経験しました。

今でこそ比較的ホワイトな職場で働けてますが、

最初はブラックで地獄のような働き方だったんです。

(ブラックな会社は1年ぐらい働いてスパッと辞めました)

管理人

注意してほしいのはブラック時代の私と、

ホワイトに転職してからの私とで、

能力はたいして変化していないことです。

(1年程度でスキルが身につくほど経理の仕事は甘くないですからね)

違いは「入社した会社がブラックだったか、ホワイトだったか」の違いだけです。

そして、探す場所さえまちがえなければ、

未経験でも応募できるホワイトな経理求人はたくさん見つかるんです。

転職活動のときに情報を探す場所をまちがえてしまった人は、

入社5年以上のベテランになっても、

ブラックな働き方をさせられてしまうケースもあります。

(私は最初ハロワとか、リクナビとかを使って求人を探して応募したので、結果的にブラックに入ってしまいました)

どうせ働くならホワイト企業でしっかりと新人からスタートし、

相場より高い年収を稼ぎながら経理として着実にキャリアアップしましょう。

求人を探す場所をまちがえない(経理専門の転職サイトで情報リサーチする)

↑というたった1つのポイントさえ外さなければ、

まちがえてブラック企業に応募するリスクはほぼゼロにできますよ。

 

転職活動で「結局いちばん重要なこと」はこれ

(転職活動でもっとも重要なのは「情報の探し方=求人を探す場所」です)

 

転職活動でもっとも重要なのは、情報の探し方(求人を探す場所)です。

ブラックな経理になりたくない人は、

絶対に経理専門の転職サイトで求人を探すようにしてください。

なお、転職サイトはお金とられるとかありえませんし、

スマホで3分あれば終わる簡単な作業です。

気に入らなければいつでも解除できて、

求人の自動メール通知すら来なくなるので、

リスクなんて何もないです。

管理人

ただ、それがわかっていても、

↓残念ながらこの2種類の行動パターンをとる人に分かれてしまうんですよね。

  1. とりあえず今すぐ登録作業だけでも済ませておく人
  2. なんだかんだ理由をつけて結局なにも行動しない人

↑お気づきの方も多いかと思いますが、

これって転職活動も普段の生活も同じです。

絶対にやった方がプラスになる、

メリットしかないのはわかっているのになぜか行動できない人…。

↑あなたのまわりにも、こういう人っていませんか??

正直、以前の私もまさにこれでした。

(本来、私はものすごくクズな人間なんです)

管理人

でも、現実にブラック企業からホワイト企業に転職して、

「世の中にはちょっとした行動を起こすだけで結果に大きな差が出ることがある」を実感してからは、

行動しないことのデメリットがデカすぎるように感じるようになりました。

転職サイトの登録なんて、誰でもできるちょっとしたことです。

でもこういう「地味なわりに重要な作業」を今すぐやれる人とやれない人とでは大きな差が出るんです。

経理専門の転職サイトで無料アカウントを作っておき、

転職先に希望する年収条件や、

残業の有無などをサイト内で入力しておきましょう。

↑これをやっておくだけで、

マッチするホワイト求人がでるたびにスマホに自動通知してもらえます。

良さげな求人が出たらブックマークして保存しておいてください。

日常的にスマホに届く求人情報を見るクセをつけるだけで、

「いざとなったときの転職」という選択肢を確保できます。

今の仕事がどうしても辛くなったら転職もあるという気持ちで普段の仕事をこなせますし、

いざ転職が必要となったときに、

応募するホワイト求人の選択肢を手元にたくさん持った状態でスタートできるので、ライバルに大きな差をつけられますよ。

せっかく経理という魅力的な職業を見つけたのですから、

ホワイト企業でしっかりお給料を稼ぎ、

やりがいを感じながら楽しく働きましょう。

まずは無料アカウント作成で使える経理求人の検索機能を使って、

いろいろ条件しぼって求人検索してみてください。

こんなに条件の良い求人がたくさんあるのか…!

とびっくりされると思いますよ。

管理人

↓今すぐは転職活動できない人も、

初めは情報リサーチからスタートです。

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