上場準備の経理作業は、まさに山あり谷ありの大冒険です。
企業が公開市場に参入するためには、膨大な書類作成や厳しい審査を乗り越えなければなりません。
しかし、その過程で得られる知見や成長は計り知れないでしょう。
本記事では、実際に上場準備を経験した筆者が苦労話と共にその光るメリットについて語ります。
この道のりは決して平坦ではありませんが、
終わりには大きな達成感と会社にとっての価値向上が待っています。
上場準備の経理作業が一体どんなものなのか、実体験をもとに深掘りしていきましょう。
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この記事の目次
上場準備経理の大変さとは?
上場準備経理は大変だと耳にしたことがある方は多いはずです。
上場準備企業の経理業務について興味があるけれど、何が大変なのか知りたいという方もいるでしょう。
実際どのようなことが大変なのかを見ていきましょう。
- 上場準備経理のプロセス
- IPO準備の概要と経理が直面する変化
- 経理業務が激変する理由
上場準備経理のプロセスやIPO準備による経理の変化などを順に解説していきますね。
上場準備経理のプロセス
上場準備経理は、企業が株式市場に上場するために必要な準備をしたり、
経理業務に関わる課題をクリアしていかなければなりません。
財務諸表の整合性を確保するための厳密な監査や、株主や投資家向けの情報開示が求められます。
さらに、法的規制や規制当局との調整や内部統制の整備など、
多岐にわたる業務が必要になるのです。
上場を目指す企業は、これらの作業を通じて組織の透明性や信頼性を高め、
市場での評価を向上させることが期待されています。
IPO準備の概要と経理が直面する変化
IPO(株式公開)の準備をする場合、経理業務は一層大変になります。
財務諸表の作成や監査、内部統制の整備など、
経理部門は大きな責任を担わなければなりません。
さらに、株式公開に伴う情報開示の義務もあります。
これらの変化に対応するため、
経理部門は業務プロセスの見直しや内部統制の強化が必要です。
また、株主や投資家とのコミュニケーションも重要になります。
経理部門は、これらの変化に柔軟に対応し企業価値向上に貢献することが求められるのです。
経理業務が激変する理由
最近では、上場準備経理がますます大変になってきています。
企業が上場を目指す際に財務報告書や監査業務などの経理業務が増加し、複雑化しているためです。
特に、株式公開を目指す企業は財務データの精度や透明性が求められるため、
経理部門にはより高度なスキルや専門知識が必要になります。
さらに、規制や法律の変更にも迅速に対応する必要があり、
経理業務はますます時間と労力を要するものになっているのです。
これらの理由から、経理業務は激変し上場準備経理はますます大変になってきています。
経理担当者が直面する主な課題
現在、経理担当者はどのような課題に直面しているのでしょうか。
上場準備経理担当者への転職を考えている場合は、経理担当者の課題や経理担当者に求められることなどを知るのが大切です。
- 経理担当者の課題
- 経理実務の変化とその対応
- 社内との調整とコミュニケーションの重要性
- 新たな仕事の種類と準備のポイント
経理担当者の課題や仕事の準備ポイントなどについて順番に見ていきましょう。
経理担当者の課題
経理担当者が直面する主な課題には、上場準備や経理業務の複雑化があります。
上場を目指す企業では、財務報告書の作成や監査、法令順守などが必要です。
業務量の増加により日常業務の効率化も課題となります。
さらに、税務や会計基準の変更に迅速に対応しなければなりません。
経理担当者はこれらの課題に対応しながら、企業の財務健全性を確保する役割を果たしています。
経理実務の変化とその対応
経理実務が変化する中で、上場準備における経理業務はますます複雑化しています。
これに対応するためには、データの正確性や適時性を確保することが重要です。
また、会計基準や税務法規の変更にも迅速に対応する必要があります。
経理部門はITツールの活用やデータ解析能力の向上など、新しいスキルの習得が求められています。
さらに、コミュニケーション能力やリーダーシップも必要とされるようになっているのです。
経理実務の変化に適応するためには、経験や知識の幅を広げることが不可欠でしょう。
社内との調整とコミュニケーションの重要性
会社が上場を目指す場合、社内との調整やコミュニケーションが非常に重要です。
社内の各部署と円滑に連携し、情報共有や意思疎通を図ることで、
上場に向けた準備をスムーズに進められるでしょう。
特に経理部門は財務データの整合性や正確性が求められるため、
他部署との調整や情報共有が欠かせません。
また、社内でのコミュニケーションが円滑に行われることで、
問題や課題を早期に発見し適切に対処できます。
上場準備においては、社内との調整とコミュニケーションの重要性を理解し、
適切な対応をするのが成功につながるポイントです。
新たな仕事の種類と準備のポイント
上場準備の仕事では、株式市場や財務諸表に関する知識が必要とされます。
一方、経理の仕事では、数字に強いだけでなく、正確性や細部への注意が必要です。
準備のポイントとしては、関連する資格取得や実務経験の積み重ねが役立ちます。
また、業界の動向や最新の情報にも常にアンテナを張っておくことが重要でしょう。
新たな仕事に挑む際には、しっかりと準備して自信を持って臨むことが成功への第一歩となりますよ。
上場準備の進め方
企業は、実際どのように上場準備を進めていくのでしょうか。
上場に向けた経理業務の準備内容やスケジュールなどを知れば、実際どのような仕事が必要になるのかが見えてくるはずです。
- 経理業務の上場に向けた準備内容
- 上場準備の具体的な流れとスケジュール
- デジタルツールの活用とリモートワークの導入
- 経理代行サービスの導入とそのメリット
上場に向けた経理業務の準備内容やスケジュールなどを紹介していきますね。
経理業務の上場に向けた準備内容
上場を目指す企業は、財務データの整合性や透明性を確保する必要があります。
そのため、経理は財務諸表の作成や監査、内部統制の整備などをしなければなりません。
特に、監査法人との連携は不可欠です。
また、会計基準の遵守や税務申告の適切な実施も必要となります。
経理部門はこれらの業務を適切に管理し、上場に向けた準備を進めることが求められます。
上場を成功させるためには、経理業務に徹底的に取り組むことが重要です。
上場準備の具体的な流れとスケジュール
上場準備の具体的な流れとスケジュールについて、紹介します。
上場を目指す企業は、まず財務諸表を整備し、
監査法人による監査を受ける必要があります。
その際、過去の財務データを精査し適切な記録を整えることが求められるのです。
さらに、内部統制の整備や法務デューデリジェンスも欠かせません。
これらの作業は、スケジュールを考慮して着実に進めることが重要です。
上場準備を成功させるためには、経理業務にしっかりと取り組むことが欠かせません。
デジタルツールの活用とリモートワークの導入
デジタルツールを駆使すれば会社の経理業務を効率化し、上場準備をスムーズに進めることが可能です。
リモートワークの導入により、従業員は自宅や外出先からでも業務を遂行でき柔軟な働き方が実現できます。
デジタルツールとリモートワークを組み合わせれば、効率的かつ効果的に業務を遂行することができるのです。
企業はこれらの取り組みを積極的に導入し、競争力を高めることが求められています。
経理代行サービスの導入とそのメリット
経理代行サービスを導入すると、上場準備や経理業務が大幅に楽になるでしょう。
専門家から的確なアドバイスや適切な支援を受ければ、経理業務の効率化やミスの軽減が期待できます。
さらに、経理代行サービスを利用すれば、
専門的な知識や経験を持つプロフェッショナルのサポートを受けることが可能です。
経営戦略の立案や資金の適切な管理など、経営における重要な判断を的確に行えます。
経理代行サービスの導入は、企業の成長や安定した経営を目指す上で重要な要素となるでしょう。
経理部門の体制強化
上場企業は、公開企業としての財務情報の透明性や信頼性が求められるため経理部門の体制強化は不可欠です。
経理部門の体制強化には、適切な内部統制の確立や専門知識を持ったスタッフの配置が欠かせません。
また、業務効率化やデータの正確性を確保するためのシステム導入も重要です。
これらの取り組みは、上場準備においてスムーズな運営を支えるだけでなく、
投資家や株主からの信頼を得るためにも必要不可欠です。
経理部門の体制強化により、経営陣や株主に対して財務情報の信頼性を高められます。
上場企業としての責任と信頼を果たすためには、経理部門の体制強化は欠かせない取り組みと言えるでしょう。
上場準備においては、経理部門の役割を正しく理解し、適切な体制強化をすることが成功への鍵となります。
アウトソーシングで捻出した時間の活用法
アウトソーシングを活用して捻出した時間を有効活用する方法について考えてみましょう。
上場準備や経理業務は非常に大変な作業ですが、時間を有効活用することで効率的に業務を進められます。
まずは、時間管理を徹底しましょう。
日々の業務をスケジュールに組み込み、優先順位をつけて取り組むことで無駄な時間を減らせます。
また、アウトソーシング先とのコミュニケーションを密にし、
業務の進捗状況を把握することも重要です。
さらに、業務の自動化や効率化を図れば、
作業時間を短縮できます。
これらの方法を活用すれば、上場準備や経理業務を効率的に進められるでしょう。
まとめと次のステップ
上場準備や経理業務は、企業にとって非常に重要な業務です。
上場を目指す企業は、
財務諸表の整備や監査、法務の確認など多くの準備作業が必要です。
特に経理部門では、日々の取引の記録や財務報告書の作成など大変な作業が求められます。
このような業務を円滑に進めるためには、経理ソフトウェアの活用や専門家の助言を受けることが重要です。
次のステップとしては、会計監査や税務申告などさらに専門的な業務に取り組むことが必要になります。
しっかりとした準備をし経理業務を適切に遂行すれば、企業の成長を支える重要な役割を果たせるでしょう。
ブラックな働き方をしたくない経理が絶対に知っておくべきこと
すでに経理として働いている人も、これから働く人も、
ブラックでしんどい働き方をしたくないなら、
入社する企業選びにはこだわってください。
経理は会社の大きさや業界によって働き方がまったく違う職種です。
どんなに優秀な人でも入社する企業をまちがえてしまうと、
低年収でブラックな働き方になってしまうので注意が必要です。
特に経理未経験の人は、
最初の1社目でどういう仕事の経験をするか?によって、
その後のキャリアに大きな影響が出るので注意してください。
「先輩の背中を見ながら仕事を覚えろ!」
みたいな昭和体質な会社に入ると最悪です。
ろくな教育もなくいきなり現場に放り込まれ、
訳もわからない状態で疲弊していく経理未経験者はものすごく多いです。
経理の給料はこうやって決まる
↓同じ経理でも、残念ながら以下の2種類の人に別れてしまいます。
- 入社当初から年収高めで働ける人と、
- いつまで経っても低年収…で苦しんでいる人
これは経験者・未経験者問わずです。
未経験者なら能力的にはみんな同じスタートのはずなのに、
なぜこんなふうに差がついてしまうのでしょうか?
理由は経理という職種の特徴にあります。
↓経理のお給料ってこれでほぼ決まります。
- 利益をちゃんと出している会社で働いているか?
- 利益を社員に還元する社風があるか?
- 社内でキャリアアップしていく仕組みが整っているか?
経理は営業マンのように個人の成績で給料が決まる職種ではありません。
経理の給料は「自分の会社がもうかっている会社か?」でほぼ決まることを知っておいてください。
あなたが入社する会社がまったく利益の出てない衰退斜陽産業だったり、
社長が利益をすべて自分のものにしているワンマン体質な会社であったりしたら、
あなたがどれだけ優秀な人であったとしても、
低年収でしんどい働き方になってしまうんです。
若くてやる気もあって優秀なのに、
なぜか給料がめっちゃ安い…
みたいな働き方をしている経理ってものすごく多いです。
同じ働くならお給料は高いにこしたことはないですよね。
なお、大手企業に入社すればOK!というわけではないので注意してください。
大手勤務でも安月給で酷使されている経理なんていくらでもいますからね…。
経理は営業マンみたいに「個人のノルマや営業成績」で給料が決まる職種ではありません。
あらかじめ担当範囲が決められた仕事を、
期限までにしっかりとこなすことが重要な仕事です。
「今月は営業ノルマ達成したからボーナスが出る」
みたいな働き方ではないんですね。
同じ未経験入社でもこんなにお給料が違う…
具体例として、
実際に募集されている経理求人を見てみましょう。
↓例えばこの2つはどちらも未経験者向けの求人ですが、
入社時の給料の額がまったく違います。
↑2つ目の低年収でしんどそうな求人…に、
あえて好んで応募する人はまずいないと思います。
経理は実務経験がとても重要視される仕事なので、
当然ながら未経験者はみんなゼロからの評価スタートになります。
ですが、同じ未経験者でも「入社する会社の体質」によって、
お給料の金額がまったく違ってくるのが現実です。
くりかえしになりますが、
経理の給料は入社する会社の良し悪しでほぼ決まります。
やる気もスキルもあるのに「転職活動のときに選ぶ会社をまちがえたこと」が原因で、ブラックな働き方になってしまうケースは本当に多いんです。
↑これ、めちゃくちゃ損なので注意してください。
ブラック企業で働く経理はこんなに悲惨…
あなたがどんなに優秀でやる気のある人だったとしても、
入社する会社がブラックだと悲惨な働き方になってしまいます。
↓例えばこんな感じですね…。
- 低年収なのに長時間労働を強制される…。
- ろくな新人教育もなくいきなり現場に放り込まれ、教わっていないことでミスして罵倒される…。
- 頑張ってるのに仕事を評価されず「経理は売上に貢献しない部署だからお荷物」みたいな扱いをされる。
- 決算前など繁忙期は日付が変わるまでサービス残業…。
実は私自身も経験があるんですが、
ブラック企業に搾取されたくない人は、
入社する会社選びには絶対にこだわるようにしてください。
↑これは未経験者も実務経験者もまったく同じですので、
くれぐれも注意してくださいね。
ホワイトな経理求人はこういうところで探すべし
ブラックでしんどい働き方を絶対にしたくない人は、
求人を探す場所を間違えないことが大切です。
ハローワークとかはブラック求人も多いんで避けてください。
経理は一種の専門職なので、
リクナビなどの「一般向けの転職サイト」も避けた方が良いですね。
↓具体的には、こちらのような
経理専門の転職サイトで求人を探すようにしましょう。
\ ホワイトな経理求人多数あり!/
↑転職サイトは完全無料で使えます。
無料アカウント登録で条件をしぼりこんで求人検索をかけられますよ。
年収額や未経験簿記資格なしOK・残業なしなど、
希望する条件に合った求人だけを検索できるのでとても便利です。
今すぐは転職する気がない人もやっとかないと後で後悔すること
今すぐは転職する気がない人も、
転職サイトへの無料登録だけは早めにやっておいた方が良いです。
なぜかというと、日常のストレスや疲れが限界までたまってくると、
転職サイトに登録するというかんたんな作業すらやる気なくなるんですね(実体験談)
そうなるとさらに今の職場への依存度が高まって、
「この仕事やめたいのにやめられない…。出口がない…」
みたいな精神状態になりがちなんです。
私も経験あるんですがこれめっちゃつらいですよ。
転職サイトで無料アカウントを作って、
年収や残業有無などの希望条件を入力しておくと、
自分にマッチする求人が出るたびに自動通知してもらえます。
気になった求人がきたらブックマーク保存しておきましょう。
↑日常的にこれやっとくだけでも、
「どうしても今の状況がつらくなったら転職もある」
という選択肢を持つことができます。
ホワイト求人に出会えるかどうかってそのときどきの運もありますから、
日常的に情報が自動でスマホに入ってくるようにしておくことが大切です。
忙しくて今すぐは転職活動できない人も、
無料登録だけはやっておきましょう。
↓1分でできる作業ですよ。
最後の最後にお伝えしたいこと
この記事を最後まで読んでいただきありがとうございました。
ここまで時間をかけて読んでくれたあなたに、
↓どうしてもお伝えしたいことがあります。
それは、経理という職種は「どういう会社で働くか?」によって、
お給料や仕事のしんどさに大きな違いが生じてしまうことです。
ノルマ達成率で評価される営業マンなどとは違って、
経理は「個人のパフォーマンス」が評価されにくい仕事です。
(逆にいうと、個人成績でプレッシャーをかけられることも少ない仕事です)
↓必然的に、経理のお給料は以下のようなことで決まることになります。
- 所属する会社が儲かっている会社か?利益を出せている会社か?
- 出した利益をちゃんと社員に分配している会社か?
- 仕事量が増えてきたら、きちんと人材確保に投資する会社か?
あなたがどんなに優秀で、やる気のある人だったとしても、
経理という職種をちゃんと評価する気がない愚かなワンマン社長が経営している会社や、
業績の悪く将来性もない斜陽産業の会社に入ってしまうと、
どんなにがんばっても安月給でブラックなしんどい働き方になってしまうんです。
入社の時点、というか転職活動の時点で、
経理のお給料や働き方は差がついてしまうということですね。
入社後にどれだけ交渉したとしても、
お給料を大幅に上げてもらうことは難しいので注意して下さい。
経理は上でも見たように「個人のパフォーマンスが評価されにくい職種」だからです。
ブラック企業みたいな会社にまちがえて入社しないようにするには?
このブログの中では、すでにくりかえしお伝えしていることかと思いますが、
ブラック企業にまちがえて入社したくない人は、
「求人を探す場所」をまちがえないようにすることが大切です。
経理は「どういう会社に入社するか?」によって、
給料や仕事内容がガラッと変わる職種です。
逆に言えば、いま現在の実務経験やスキルに自信がない人であっても、
ホワイトな求人を上手に見つけて入社することさえできれば、
年収で同年代のライバルに差をつけられるということでもありますね。
世の中にはこの「2種類の経理」がいる
リアルな話ですが、世の中には以下の2種類の働き方をしている経理がいます。
↓あなたは、今から5年後にどちらの経理になっていたいでしょうか。
- ホワイト企業で快適に働く経理
未経験ならしっかりとした新人研修をしてもらい、
ある程度仕事に自信が持てるようになってから現場に入る。
相場と比較して高めの年収で働き、
将来の幹部候補としてまわりから期待され受け入れられながら楽しく働く環境 - ブラックでしんどい働き方をする経理…
わけもわからない状態でいきなり現場に放り込まれ、
先輩にお荷物扱いされながら仕事をイヤイヤ覚え、
ようやく慣れてきても給料が恥ずかしいぐらい安くて同窓会にも出られない…。
↑私はこの2つの働き方の両方を実際に経験しました。
今でこそ比較的ホワイトな職場で働けてますが、
最初はブラックで地獄のような働き方だったんです。
(ブラックな会社は1年ぐらい働いてスパッと辞めました)
注意してほしいのはブラック時代の私と、
ホワイトに転職してからの私とで、
能力はたいして変化していないことです。
(1年程度でスキルが身につくほど経理の仕事は甘くないですからね)
違いは「入社した会社がブラックだったか、ホワイトだったか」の違いだけです。
そして、探す場所さえまちがえなければ、
未経験でも応募できるホワイトな経理求人はたくさん見つかるんです。
転職活動のときに情報を探す場所をまちがえてしまった人は、
入社5年以上のベテランになっても、
ブラックな働き方をさせられてしまうケースもあります。
(私は最初ハロワとか、リクナビとかを使って求人を探して応募したので、結果的にブラックに入ってしまいました)
どうせ働くならホワイト企業でしっかりと新人からスタートし、
相場より高い年収を稼ぎながら経理として着実にキャリアアップしましょう。
求人を探す場所をまちがえない(経理専門の転職サイトで情報リサーチする)
↑というたった1つのポイントさえ外さなければ、
まちがえてブラック企業に応募するリスクはほぼゼロにできますよ。
転職活動で「結局いちばん重要なこと」はこれ
転職活動でもっとも重要なのは、情報の探し方(求人を探す場所)です。
ブラックな経理になりたくない人は、
絶対に経理専門の転職サイトで求人を探すようにしてください。
なお、転職サイトはお金とられるとかありえませんし、
スマホで3分あれば終わる簡単な作業です。
気に入らなければいつでも解除できて、
求人の自動メール通知すら来なくなるので、
リスクなんて何もないです。
ただ、それがわかっていても、
↓残念ながらこの2種類の行動パターンをとる人に分かれてしまうんですよね。
- とりあえず今すぐ登録作業だけでも済ませておく人
- なんだかんだ理由をつけて結局なにも行動しない人
↑お気づきの方も多いかと思いますが、
これって転職活動も普段の生活も同じです。
絶対にやった方がプラスになる、
メリットしかないのはわかっているのになぜか行動できない人…。
↑あなたのまわりにも、こういう人っていませんか??
正直、以前の私もまさにこれでした。
(本来、私はものすごくクズな人間なんです)
でも、現実にブラック企業からホワイト企業に転職して、
「世の中にはちょっとした行動を起こすだけで結果に大きな差が出ることがある」を実感してからは、
行動しないことのデメリットがデカすぎるように感じるようになりました。
転職サイトの登録なんて、誰でもできるちょっとしたことです。
でもこういう「地味なわりに重要な作業」を今すぐやれる人とやれない人とでは大きな差が出るんです。
↑これをやっておくだけで、
マッチするホワイト求人がでるたびにスマホに自動通知してもらえます。
良さげな求人が出たらブックマークして保存しておいてください。
日常的にスマホに届く求人情報を見るクセをつけるだけで、
「いざとなったときの転職」という選択肢を確保できます。
今の仕事がどうしても辛くなったら転職もあるという気持ちで普段の仕事をこなせますし、
いざ転職が必要となったときに、
応募するホワイト求人の選択肢を手元にたくさん持った状態でスタートできるので、ライバルに大きな差をつけられますよ。
せっかく経理という魅力的な職業を見つけたのですから、
ホワイト企業でしっかりお給料を稼ぎ、
やりがいを感じながら楽しく働きましょう。
↓今すぐは転職活動できない人も、
初めは情報リサーチからスタートです。