「未経験から経理事務に転職したいけど、残業が多いんじゃ…」
ブラック企業が社会問題化しており、残業の有無を気にする方も多いのではないでしょうか。
企業によって違いはありますが、経理事務の仕事は繁忙期と、通常期の業務負担の差が激しいのが特徴です。
- 繁忙期:忙しい
- 通常期:普通
繁忙期には残業になる会社が多く、残業代が支給されるのかも気になるところです。
今回は、未経験から経理転職を目指す方向けに、経理事務の残業の実態について説明させていただきます。
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この記事の目次
経理事務は忙しい時期が決まっている
経理事務の仕事は「忙しい時期」というのが決まっています(この時期を繁忙期と呼びます)
企業によって違いはあるものの、繁忙期には残業が多くなる傾向にあります。
忙しいのは月末と決算期
経理事務の仕事で忙しいのは毎月末と、年に一度の決算期です。
普段は定時で終われても、月末や決算期は残業が多くなる傾向にあります。
月末は売上や支払の締日になることが多く、決算期は通常業務に加えて決算整理などの対応があるため、忙しくなるのです。
担当する仕事内容によって違いはあるものの、月末と決算期は残業が多くなり、決算担当者なら休日出勤の可能性もあります。
私が企業経理で決算担当だったときは、決算ができる人材が不足していたこともあり、連日残業、休日出勤をしたこともありました。
繁忙期以外はあまり残業はない
繁忙期は忙しいですが、普段は残業が必要になるほど忙しくはなく、定時で仕事を終える日が多いと思います。
というのも、経理の仕事というのは基本的に同じ作業をやっていますから、業務の時間配分やスケジュールを立てるということが比較的やりやすい仕事だからなんです。
忙しい日や時期は事前に予測できるので、休みなどの計画を立てやすいメリットもあります。
繁忙期はあるものの、経理事務はワークライフバランスが実現しやすい仕事だといえるでしょう。
残業代はちゃんと出るの?
経理事務への転職を考えたときに、残業代がちゃんと出るのかも気になるところです。
ここでは法律上の残業代に関するルールを知っておくとともに、「転職して会社に入社する前に残業代の実際ついて調べる方法」をお教えしましょう。
企業によって残業代のルールは異なる
残業すれば残業代が支給されるのは、法律上は当然のルールです。
大手企業などでは残業代を支給していない、なんてことになると大ニュースにされてしまいますから、できる限り法律のルールを厳密に守ることを目指しているといえます。
近年は「働き方改革」が問題視されていることもあり、多くの企業で残業をしない、減らす取り組みが行われています
一方で、中小企業や親族経営の個人事業主などでは、この手の取り組みが遅れている会社が少なくありません。
なので、残業代がきちんと支給される会社か?はなんとか入社前に確認したいところですね。
私が勤務していた親族経営の会社は、一般職の社員には残業をさせず、残業代が出ない管理職が残業を引き受けているということもありました。
入社前には「うちは残業代はきっちり支給するから」という説明を受けていたので、とてもショックを受けた経験があります。
転職前に残業代の実際の扱いをチェックするには?
では、転職前に残業が出るかをチェックする方法はあるのでしょうか。
面接で遠回しに聞くことはできても、なかなかストレートに「残業代はきtんとでますか?」なんて質問するのは難しいですよね。
個人的におすすめの方法は、転職エージェントを活用することです。
転職エージェントというのは、転職サイトに登録することで利用できるお仕事紹介のサービスのことですね。
(転職サイトにお金を払っているのは採用を行う企業側なので、私たち転職希望者は完全無料で使えます)
彼らは日常的に企業の人事部をまわって、企業の内部情報を持っているので、「この会社は残業が多い」「この会社は人間関係が閉鎖的…」といったような裏情報をたくさん知っているんです。
他にはインターネットで調べる、夜に転職先企業に行ってみるなどの方法もありますが、生の情報を知ることができるか?というとなかなか難しい面もあります。
入社前に会社の内部情報を細かく知る方法としては転職エージェントを使うのがもっともお手軽で確実だと思いますよ。
経理事務の仕事は繁忙期と通常期がはっきりしており、計画が立てやすい仕事です。
繁忙期は残業があるものの、ワークライフバランスが実現しやすい仕事ではあります。
ただし、残業代がちゃんと出るかは企業によって異なるのも現実です。
転職エージェントなどを活用し、転職前に情報収集することをおすすめします。
経理転職のステップアップ順序
派遣社員として経理事務の仕事をしているけれど、なかなか正社員にしてくれない…。
正社員で経理スタッフとして仕事をしているけれど、同じ仕事の繰り返しで最近マンネリ…。
このような悩みをお持ちの方にとって、経理分野でステップアップしていくためには具体的にどういうことをすればいいのか?は仕事をしていく上で常に気になるポイントだと思います。
経理の仕事というのは基本的に毎年同じことの繰り返しですから、一度企業に採用されると仕事のマンネリに悩むという人は少なくありません。
もちろん、順調に経理の管理職などに昇進することができれば、決算業務の取りまとめや、金融機関との交渉担当など、面白い仕事ができるようになることもあります。
しかし、規模の小さい企業では長年勤めている経理管理職が固定していたり、管理職はマネジメントの経験者を中途採用で外部から入れるという慣習がある企業も少なくありません。
ここでは経理としてある程度の経験を積んだ人が、次のステップアップを考えるときに身につけておくべき実務知識について解説させていただきます。
これらの知識を身につけるためにはどうしたら良いか?を考えながら普段の業務にあたることをおすすめします。
【経理の転職】ステップアップにつながる知識6つ
経理スタッフとしてある程度の実務経験を積んだら、ステップアップのために身につけておくべき知識や、実務経験がいくつかあります。
ここでは経理の上級職(経理部の管理職など)を目指す方が身につけておくべき知識について6つピックアップしてみましたので、参考にしてみてください。
①管理会計の知識を身に着ける
経理職の基本は決算を組めるということです(つまり財務会計の実務知識があるということ)
一方で、決算が組めるというだけでなく、管理会計(財務分析や経営分析)もできるということは大きな強みになります。
経営者が知りたい今の会社の情報を、的確に把握ができその内容の話ができる経理担当者を目指す必要があります。
損益分岐点など、会社で使う数字のほとんどは管理会計の知識が前提になっています。
これを身に着ける方法は、セミナーや研修に参加する、本や資格講座で勉強するなどの方法があります。
また、日々の業務の中で「この商品の原価はこれくらいだから、いくらで何個販売すれば、会社は設けることができるのか」という意識を持つことだけでも、大きく変わってきます。
②財務会計の知識をさらに深めよう
決算業務はできても、法人税の計算は実はよくわかっていない…という方は意外に多いものです。
かなり大きな規模の企業の経理管理職の人でも、税金計算については顧問税理士に丸投げ状態…ということは少なくありません。
また、決算業務については「自分がリーダーシップをとって決算を組んだ経験がある」というのと、「スタッフとして決算業務に従事したことがある」というのでは評価が大きく異なります。
もちろん、前者の方が評価が高くなりますから、日頃から自分のセクションの中でリーダーシップをとって業務にあたるチャンスをつかむ努力をしましょう。
日頃から自分の上長などに対して、「期中の処理ではこうしておきますが、決算ではこういう形に振り替える形になりますよね」
「今年の決算の数字は前期と比べるとこの項目が伸びそうですね」などなど、「決算業務に強い関心があって、イニシアティブをもって取り組む覚悟がありますよ」ということをさりげなくアピールしておくのがおすすめです(こういうことは日頃から行うのが大切です)
③まずは会計ソフト入力の意味を考えることから
上ではちょっと先走った話をしてしまいましたが、まだ経理として働き始めてまもない…という方の場合は、会計ソフトへの入力作業が、決算にどのようにつながっていくのか?を理解しながら日頃の業務にあたることから始めましょう。
会計ソフトの入力時には、それぞれの取引の状況を後から見たときに詳しく把握できるように、メモを残しておくのがおすすめです(適用欄に簡単にメモしておくだけでもかなり違います)
日々の経理の仕事では、ミスなく行うことが必要です。
会計ソフトへの入力は、日々の積み重ね、会社の努力の結晶だといえます。
毎日入力していて、そのミスに気が付いたのが3か月後、などとなってしまっては、会社の数字が大きく変わってしまうことがあります。
それでは、経営者は正しい数字を把握することができないので、会社の経営に困ってしまいます。
もちろん、今期は黒字で何か対策をしなければ、と経営者が決算対策を考えていたとしても、その考え自体が違う方向へ変わってしまう可能性があります。
④税務の知識に磨きをかける
上でも少し開設しましたが、中小企業の経理として働いているという方の場合、実際に最終の税務申告を行うのは税理士まかせということも多いでしょう。
しかし税理士と相談しながら、内容を理解しつつ、税務申告まで完結できると、会社の状態を数字だけで管理するのとは違う角度から把握することができます。
毎月の月次監査などのときには税理士にも積極的に疑問点について質問してみましょう。
顧問税理士は、知識の宝庫です。
その会社に必要な税務や、コンサルティングの知識を持っています。
税理士との会話を通じて、自分の知識を深めていくのも大切です。
また、日頃の経理の仕事よりも、少し中身の濃いものにしたいと思ったときには、税理士事務所への転職も、選択肢の一つかもしれません。
⑤簿記検定は1級を持っておこう
一般的に会社の経理は簿記3級でまかなうことができるといわれています。
しかし簿記1級の知識があると、税務に近い内容までの理解を深めることができるので、経理職の中でもリーダーシップを発揮できます。
その他、海外と取引があるような企業であれば、国際会計検定の資格を持っておくのもおすすめです。
しかし実務の現場では、知識だけでは対応できないことも多くあります。
ですから、実務経験の豊富さの方が、より仕事上での武器になることは、言うまでもありません。
⑥金融機関との交渉ができる経理を目指す
経営者は、常に資金繰りをどのように行えば円滑に会社を経営できるのか、ということで悩んでいます。
そういった資金繰りをフォローしてくれるのは、主に金融機関(中小企業の場合には地方銀行や信用金庫、信用組合など)です。
その金融機関から、融資をしてもらえるかどうかのカギを握っているのは、その会社のお金を管理している第一線に立っている経理職です。
金融機関は、「今後どのように会社を運営していきたいか」という計画面も経営者に尋ねてきます。
その時に、迷わず答えられるような数字の管理を行うことが、経理には求められています。
ブラックな働き方をしたくない経理が絶対に知っておくべきこと
すでに経理として働いている人も、これから働く人も、
ブラックでしんどい働き方をしたくないなら、
入社する企業選びにはこだわってください。
経理は会社の大きさや業界によって働き方がまったく違う職種です。
どんなに優秀な人でも入社する企業をまちがえてしまうと、
低年収でブラックな働き方になってしまうので注意が必要です。
特に経理未経験の人は、
最初の1社目でどういう仕事の経験をするか?によって、
その後のキャリアに大きな影響が出るので注意してください。
「先輩の背中を見ながら仕事を覚えろ!」
みたいな昭和体質な会社に入ると最悪です。
ろくな教育もなくいきなり現場に放り込まれ、
訳もわからない状態で疲弊していく経理未経験者はものすごく多いです。
経理の給料はこうやって決まる
↓同じ経理でも、残念ながら以下の2種類の人に別れてしまいます。
- 入社当初から年収高めで働ける人と、
- いつまで経っても低年収…で苦しんでいる人
これは経験者・未経験者問わずです。
未経験者なら能力的にはみんな同じスタートのはずなのに、
なぜこんなふうに差がついてしまうのでしょうか?
理由は経理という職種の特徴にあります。
↓経理のお給料ってこれでほぼ決まります。
- 利益をちゃんと出している会社で働いているか?
- 利益を社員に還元する社風があるか?
- 社内でキャリアアップしていく仕組みが整っているか?
経理は営業マンのように個人の成績で給料が決まる職種ではありません。
経理の給料は「自分の会社がもうかっている会社か?」でほぼ決まることを知っておいてください。
あなたが入社する会社がまったく利益の出てない衰退斜陽産業だったり、
社長が利益をすべて自分のものにしているワンマン体質な会社であったりしたら、
あなたがどれだけ優秀な人であったとしても、
低年収でしんどい働き方になってしまうんです。
若くてやる気もあって優秀なのに、
なぜか給料がめっちゃ安い…
みたいな働き方をしている経理ってものすごく多いです。
同じ働くならお給料は高いにこしたことはないですよね。
なお、大手企業に入社すればOK!というわけではないので注意してください。
大手勤務でも安月給で酷使されている経理なんていくらでもいますからね…。
経理は営業マンみたいに「個人のノルマや営業成績」で給料が決まる職種ではありません。
あらかじめ担当範囲が決められた仕事を、
期限までにしっかりとこなすことが重要な仕事です。
「今月は営業ノルマ達成したからボーナスが出る」
みたいな働き方ではないんですね。
同じ未経験入社でもこんなにお給料が違う…
具体例として、
実際に募集されている経理求人を見てみましょう。
↓例えばこの2つはどちらも未経験者向けの求人ですが、
入社時の給料の額がまったく違います。
↑2つ目の低年収でしんどそうな求人…に、
あえて好んで応募する人はまずいないと思います。
経理は実務経験がとても重要視される仕事なので、
当然ながら未経験者はみんなゼロからの評価スタートになります。
ですが、同じ未経験者でも「入社する会社の体質」によって、
お給料の金額がまったく違ってくるのが現実です。
くりかえしになりますが、
経理の給料は入社する会社の良し悪しでほぼ決まります。
やる気もスキルもあるのに「転職活動のときに選ぶ会社をまちがえたこと」が原因で、ブラックな働き方になってしまうケースは本当に多いんです。
↑これ、めちゃくちゃ損なので注意してください。
ブラック企業で働く経理はこんなに悲惨…
あなたがどんなに優秀でやる気のある人だったとしても、
入社する会社がブラックだと悲惨な働き方になってしまいます。
↓例えばこんな感じですね…。
- 低年収なのに長時間労働を強制される…。
- ろくな新人教育もなくいきなり現場に放り込まれ、教わっていないことでミスして罵倒される…。
- 頑張ってるのに仕事を評価されず「経理は売上に貢献しない部署だからお荷物」みたいな扱いをされる。
- 決算前など繁忙期は日付が変わるまでサービス残業…。
実は私自身も経験があるんですが、
ブラック企業に搾取されたくない人は、
入社する会社選びには絶対にこだわるようにしてください。
↑これは未経験者も実務経験者もまったく同じですので、
くれぐれも注意してくださいね。
ホワイトな経理求人はこういうところで探すべし
ブラックでしんどい働き方を絶対にしたくない人は、
求人を探す場所を間違えないことが大切です。
ハローワークとかはブラック求人も多いんで避けてください。
経理は一種の専門職なので、
リクナビなどの「一般向けの転職サイト」も避けた方が良いですね。
↓具体的には、こちらのような
経理専門の転職サイトで求人を探すようにしましょう。
\ ホワイトな経理求人多数あり!/
↑転職サイトは完全無料で使えます。
無料アカウント登録で条件をしぼりこんで求人検索をかけられますよ。
年収額や未経験簿記資格なしOK・残業なしなど、
希望する条件に合った求人だけを検索できるのでとても便利です。
今すぐは転職する気がない人もやっとかないと後で後悔すること
今すぐは転職する気がない人も、
転職サイトへの無料登録だけは早めにやっておいた方が良いです。
なぜかというと、日常のストレスや疲れが限界までたまってくると、
転職サイトに登録するというかんたんな作業すらやる気なくなるんですね(実体験談)
そうなるとさらに今の職場への依存度が高まって、
「この仕事やめたいのにやめられない…。出口がない…」
みたいな精神状態になりがちなんです。
私も経験あるんですがこれめっちゃつらいですよ。
転職サイトで無料アカウントを作って、
年収や残業有無などの希望条件を入力しておくと、
自分にマッチする求人が出るたびに自動通知してもらえます。
気になった求人がきたらブックマーク保存しておきましょう。
↑日常的にこれやっとくだけでも、
「どうしても今の状況がつらくなったら転職もある」
という選択肢を持つことができます。
ホワイト求人に出会えるかどうかってそのときどきの運もありますから、
日常的に情報が自動でスマホに入ってくるようにしておくことが大切です。
忙しくて今すぐは転職活動できない人も、
無料登録だけはやっておきましょう。
↓1分でできる作業ですよ。
最後の最後にお伝えしたいこと
この記事を最後まで読んでいただきありがとうございました。
ここまで時間をかけて読んでくれたあなたに、
↓どうしてもお伝えしたいことがあります。
それは、経理という職種は「どういう会社で働くか?」によって、
お給料や仕事のしんどさに大きな違いが生じてしまうことです。
ノルマ達成率で評価される営業マンなどとは違って、
経理は「個人のパフォーマンス」が評価されにくい仕事です。
(逆にいうと、個人成績でプレッシャーをかけられることも少ない仕事です)
↓必然的に、経理のお給料は以下のようなことで決まることになります。
- 所属する会社が儲かっている会社か?利益を出せている会社か?
- 出した利益をちゃんと社員に分配している会社か?
- 仕事量が増えてきたら、きちんと人材確保に投資する会社か?
あなたがどんなに優秀で、やる気のある人だったとしても、
経理という職種をちゃんと評価する気がない愚かなワンマン社長が経営している会社や、
業績の悪く将来性もない斜陽産業の会社に入ってしまうと、
どんなにがんばっても安月給でブラックなしんどい働き方になってしまうんです。
入社の時点、というか転職活動の時点で、
経理のお給料や働き方は差がついてしまうということですね。
入社後にどれだけ交渉したとしても、
お給料を大幅に上げてもらうことは難しいので注意して下さい。
経理は上でも見たように「個人のパフォーマンスが評価されにくい職種」だからです。
ブラック企業みたいな会社にまちがえて入社しないようにするには?
このブログの中では、すでにくりかえしお伝えしていることかと思いますが、
ブラック企業にまちがえて入社したくない人は、
「求人を探す場所」をまちがえないようにすることが大切です。
経理は「どういう会社に入社するか?」によって、
給料や仕事内容がガラッと変わる職種です。
逆に言えば、いま現在の実務経験やスキルに自信がない人であっても、
ホワイトな求人を上手に見つけて入社することさえできれば、
年収で同年代のライバルに差をつけられるということでもありますね。
世の中にはこの「2種類の経理」がいる
リアルな話ですが、世の中には以下の2種類の働き方をしている経理がいます。
↓あなたは、今から5年後にどちらの経理になっていたいでしょうか。
- ホワイト企業で快適に働く経理
未経験ならしっかりとした新人研修をしてもらい、
ある程度仕事に自信が持てるようになってから現場に入る。
相場と比較して高めの年収で働き、
将来の幹部候補としてまわりから期待され受け入れられながら楽しく働く環境 - ブラックでしんどい働き方をする経理…
わけもわからない状態でいきなり現場に放り込まれ、
先輩にお荷物扱いされながら仕事をイヤイヤ覚え、
ようやく慣れてきても給料が恥ずかしいぐらい安くて同窓会にも出られない…。
↑私はこの2つの働き方の両方を実際に経験しました。
今でこそ比較的ホワイトな職場で働けてますが、
最初はブラックで地獄のような働き方だったんです。
(ブラックな会社は1年ぐらい働いてスパッと辞めました)
注意してほしいのはブラック時代の私と、
ホワイトに転職してからの私とで、
能力はたいして変化していないことです。
(1年程度でスキルが身につくほど経理の仕事は甘くないですからね)
違いは「入社した会社がブラックだったか、ホワイトだったか」の違いだけです。
そして、探す場所さえまちがえなければ、
未経験でも応募できるホワイトな経理求人はたくさん見つかるんです。
転職活動のときに情報を探す場所をまちがえてしまった人は、
入社5年以上のベテランになっても、
ブラックな働き方をさせられてしまうケースもあります。
(私は最初ハロワとか、リクナビとかを使って求人を探して応募したので、結果的にブラックに入ってしまいました)
どうせ働くならホワイト企業でしっかりと新人からスタートし、
相場より高い年収を稼ぎながら経理として着実にキャリアアップしましょう。
求人を探す場所をまちがえない(経理専門の転職サイトで情報リサーチする)
↑というたった1つのポイントさえ外さなければ、
まちがえてブラック企業に応募するリスクはほぼゼロにできますよ。
転職活動で「結局いちばん重要なこと」はこれ
転職活動でもっとも重要なのは、情報の探し方(求人を探す場所)です。
ブラックな経理になりたくない人は、
絶対に経理専門の転職サイトで求人を探すようにしてください。
なお、転職サイトはお金とられるとかありえませんし、
スマホで3分あれば終わる簡単な作業です。
気に入らなければいつでも解除できて、
求人の自動メール通知すら来なくなるので、
リスクなんて何もないです。
ただ、それがわかっていても、
↓残念ながらこの2種類の行動パターンをとる人に分かれてしまうんですよね。
- とりあえず今すぐ登録作業だけでも済ませておく人
- なんだかんだ理由をつけて結局なにも行動しない人
↑お気づきの方も多いかと思いますが、
これって転職活動も普段の生活も同じです。
絶対にやった方がプラスになる、
メリットしかないのはわかっているのになぜか行動できない人…。
↑あなたのまわりにも、こういう人っていませんか??
正直、以前の私もまさにこれでした。
(本来、私はものすごくクズな人間なんです)
でも、現実にブラック企業からホワイト企業に転職して、
「世の中にはちょっとした行動を起こすだけで結果に大きな差が出ることがある」を実感してからは、
行動しないことのデメリットがデカすぎるように感じるようになりました。
転職サイトの登録なんて、誰でもできるちょっとしたことです。
でもこういう「地味なわりに重要な作業」を今すぐやれる人とやれない人とでは大きな差が出るんです。
↑これをやっておくだけで、
マッチするホワイト求人がでるたびにスマホに自動通知してもらえます。
良さげな求人が出たらブックマークして保存しておいてください。
日常的にスマホに届く求人情報を見るクセをつけるだけで、
「いざとなったときの転職」という選択肢を確保できます。
今の仕事がどうしても辛くなったら転職もあるという気持ちで普段の仕事をこなせますし、
いざ転職が必要となったときに、
応募するホワイト求人の選択肢を手元にたくさん持った状態でスタートできるので、ライバルに大きな差をつけられますよ。
せっかく経理という魅力的な職業を見つけたのですから、
ホワイト企業でしっかりお給料を稼ぎ、
やりがいを感じながら楽しく働きましょう。
↓今すぐは転職活動できない人も、
初めは情報リサーチからスタートです。
まとめ
以上、現在経理スタッフとして働いている方がステップアップのために転職を考える場合に、身につけておくとプラスになる実務知識について解説させていただきました。
これらの知識があるのとないのとでは、実際に転職活動をしたときに企業側から提示される年収条件や役職などに大きな差が出ます。
いずれの知識も実務と関連させて理解しておくことが大切ですから、日頃の業務を行う上で意識しておくと良いでしょう。